米利下げと思いきやここにきて利下げは延期というよりサマーズ元長官予想通り利上げせざるを得ない。先日併せて610億ドルの他国支援予算にバイデン大統領は署名した。しかしアメリカの赤字垂れ流し政策は続く。38兆ドルのFRB証券が利払いに重くのしかかる。約1兆ドルの利払いだそうだ。

 私の頭も酸欠で痛むが,利払いと債券発行でドル高にしないと米ドル現金が余ってしまう。ロシヤ制裁を続ければ続けるほどブーメランのようにその被害はアメリカと西側諸国及び日本に跳ね返ってくる。それでも日本人の多くは自民党・公明党支持なのであろうか。政治の話は止めるとしても今日の映像で榊原英資元財務官のお顔を拝した。彼曰く「1ドル=155円まで」。しかし昨年は160円と主張していなかったか。アメリカから独立しないと駄目だ。

 

 いろいろあらあああな。つまりアメリカの利上げは何のかんのと言って避けられない。故に日米金利差は大きくなり,円安にならざるを得ない。私は1ドル=○○円と予想しないことを誓ったので申し上げないが,170円まで円安になるだろうと見ている。SNSでは300円=1ドルという映像が流れているが,バイデンやトランプが赤字を垂れ流せばドル高はさらに進む。トランプがウクライナ支援を止めればしばらく米ドル高の流れは止まるだろうが,彼は中国いじめに走るからやはりブーメランのごとく米国に経済制裁による反動をもたらすだろう。

 ハワイが人気らしい。お得らしいが来年はもっとお得だろう。銀行預金は利子が0.02%になるので少しは貯まるが,円をもっていても価値は下がる一方。金塊とか銀に代えた方がいいかも。しかし米国株とかファンドに投資するのは止めた方がいい。なぜならアメリカ株やファンドを買わせることに依って日本円を米ドル買いに走らせるからである。つまり米日政府合同作戦で米ドルを日本人に買わせる作戦に乗ってはいけない。5%の金利は確かに魅力的だが,円転する時には目減りしているだろう。また死亡する時はその手続きが面倒。ならば銀行でドル紙幣を買っていつでも円転できる体制をとった方がいい。まああ,皆さんの自己責任と能力次第だが。ギャンバってください。

 

 ロシヤの国境線は長い。守りを固めるロシヤも大変である。またrt.comを引用しよう;

 火曜日にリトアニアで始まったグランド・クアドリガ2024訓練に3,000人以上のドイツ軍人が参加している。この演習は、1月下旬に始まったNATO演習の数か月にわたる大規模な「Steadfast Defender 24」シリーズの一部。

 リトアニアはロシアの飛び地カリーニングラードのほか、モスクワの最も近い同盟国であるベラルーシと国境を接している。今月初めの別の展開として、ベルリンはバルト三国に常駐する完全戦力の機甲旅団計画の一環として、先進軍事チームを同国に派遣した。ロシア政府は、この計画は「特別措置」が必要な脅威であると説明している

 グランド・クアドリガ2024演習は5月下旬に終了する予定で、レオパルト戦車やプーマ、ボクサー歩兵戦闘車などドイツ軍の装備品200台が参加する<引用終

 

 名誉教授と名辞が好きな教授連中は「軍事演習を中止せよ」とは言わない。象牙の塔にこもって軍事演習の際出るCO2や有害物質を批判しない。世界各地で引き起こされる災害地球温暖化の原因の一つが「軍事演習」であることを批判する人は誰かあるか。

 しかし今やミサイルの時代である。極超音速ミサイルの時代である。オスプレーの時代ではない。レオパルト戦車やプーマ、ボクサー歩兵戦闘車などドイツ軍の装備品200台が参加するそうだが,ドローンでやられることはウクライナ代理戦争を見れば分かる。ウクライナ東部戦線ではドローンでウクライナ軍が苦戦している。もちろんロシヤ軍も苦戦している。眼を中東に向ければ,イスラエルはイランからのドローン300機に悩まされてマッハ5程度のミサイルを撃ち込まれたらしい。つまり,イスラエルの鉄の守りが嘘だったということになる。

 

 陸戦それは政府予算の評価と連結する。戦闘車や戦車が有効に使われたかどうの評価が問題である。すでに指摘したようにドローンの前に戦車などは役に立たない。つまり陸上戦において役に立たない戦闘車両などは評価される前に軍事演習を行い,予算を消化してしまおうとする意図が見栄見栄である。おそらく戦車などの戦闘車両は今後姿を消していくであろう。残るのはトラックである。兵士を国境線に運ぶか食料=兵站を補うためにトラックが利用されるのが関の山であろう。レオパルト戦車など強力で安価な戦闘車だがドローンに弱い。したがって将来の予算はミサイル及びその開発に大きく割かれるだろう。その前に軍事演習をして滞貨一掃=兵器一掃を行う。それがケチなドイツ軍の考える合理的な予算消化である。

 

 膨大な長さの国境を守るためにはドローンと軍事衛星が必要で発電所や兵站基地がそれを補う。しかし陸軍とその装備の役割は重要でなくなったのがドローンの登場である。イランがイズラエルに撃ち込んだ超音速ミサイルだが,弾頭部分の火薬は抜かれていて被害が少なくなるようになっていたという。ダマスカスのイラン大使館攻撃によって高級将校数人が殺害されたことをイランは重要視していないようである。まあ,私のような素人には分からない何かがあるのだろうがドローン攻撃の後に超音速ミサイルが発射され誰にも邪魔されないで目標=イスラエルの軍事基地に到達したことは面白い。英米製のパトリオットは役に立たなかったことが明らかになった。

 それに付けてもお八つはカールではないが,台湾有事で琉球諸島に自衛隊基地がたくさん作られた。オスプレー基地もあるようだが,ドローンがたくさん飛んできて自衛隊のミサイルはほとんど役に立たないだろう。いくら地下倉庫にミサイルをたくさん持っていても偵察ドローンが察知してそこに超音速のミサイルが飛んでくるだろう。地下倉庫=シェルターの在り処(ありか)は現在工事が行われている箇所から明らかで,核弾頭を積んだ極超音速ミサイル(マッハ15以上)によって破壊されるだろう。宮古島や石垣島や馬げ島,屋久島,種子島などの基地は核で汚染されるだろう。

 

 ミサイル汚染であれ核ミサイル汚染であれ地球は汚染され大気は濁る。CO₂を削減したければ軍事演習を中止せよ。もし軍事演習を続けるならば,EUのオブラインよ。CO₂削減などとお題目を唱えるな。地球が温暖化してどこが悪い。

 

             

 

   

 ごみを捨てるとき,皆さんの家庭ではどうしますか。焚火も禁止されているのは不思議だが,道路で殺人兵器4輪自動車が許されてなぜ焚火(たきび)がダメなのか。火事が起こるから焚火が禁止だというなら交通事故が起きて人が毎日死んでいるから自動車も禁止とならないのか。そうではないだろう。菅元首相も言ったように「自己責任」だろう。火事が起きても自己責任。交通事故が起きても自己責任。日本国が外国に売り渡されても自己責任。

 

 花粉が問題にされなくなったが,花粉は顆粒である。煙に巻かれれば変質し花粉症を引き起こさない。それが道路のアサファルトに風が吹けば舞い上がり,人の口や目や鼻に入り込む。だから花粉症は酷くなる。それを防ぐ方法はマスクが一般的だがその効率は38%程度。コロナ流行も未だに収まらないがマスクをしてもコロナにかかった人はたくさんある。ないよりはましだが絶対的に安心できないのがマスクである。焚火も同じ。河川では肉が焼かれ焼き肉を味わう。しかし焼肉行為が火事の原因になることもある。大人が火の番をしていれば焚火は許されてもいいのではないかと考える。焚火の煙と熱は火事と裏腹だが,焼き芋の香ばしさはたまらない。しかしそれだけではない。火と煙が空中の花粉粒を抑える。

 

 そんなことを考えていたら,今日はサントリーから封筒が一通届いた。「今すぐ中をご確認ください」と書いてある。しかしその手間賃をくれないのはおかしい。封筒を開けるのは労働である。全家庭に配られているがなぜ一企業の封筒を開けねばならないのか。しかも読んだ後の封筒や紙類は誰が処理するのか。役場からのゴミを入れる袋代を払わなければならない。サントリーの空き缶ならかん袋に入れてまた金がかかる。新浪君。これは金がある大企業の仕事なのかい。フザケンナ。アビケンナ。

 

 サントリー不買運動を始めるか。昔々,国歌制定運動があった昭和30年代初頭。山鳥氏は先頭に立って君が代でない新しい国歌を造ろうと企てた。その詳細を知らないが,いつの間にか立ち消えになってしまった。CIAの手が回ったのであろう。あの運動をもう一度繰り返すことには賛成で応援したいが,全世帯に株価が高くなったからと言って封筒を無料で配るのはおごり高ぶりの代表だろう。国民をなめるなよ。