水玉
友人に誘ってもらって、やっと新美の草間彌生展に行ってきた。
今まで行こう行こうと思いながらも、なんだかんだで行けてなかった。
行動力がもっと欲しい。
金曜夜の19時から20時という時間帯だったからか、思っていたよりずっと混んでいた。
草間彌生の人気、すごいな。
入ってすぐのわが永遠の魂という連作なのだが、
一つ一つ題がついているのに、私がその題から連想するものと実際の草間彌生の作品があまりにイメージが違う。
どういうことなんだろう。
きっと、草間彌生なりの捉え方なんだろうな。
作品を通じて伝わってきたのは、
この人は私は人生の浮き沈みの中で一日たりとも自分が自分であることをやめなかった人なんだなあ
ということ。
私たちはどうしても周りの目を気にしたり、まあこれでもいいかと妥協したりしてしまって、
ここまで自分を貫くってなかなか難しいんじゃないかと思う。
時には自分の声が周りの雑音でかき消されていることにさえ気づけないこともある。
雑音というのは周りだけでなく、実は自分の心の中にもあると思う。
自分が自分でいること、自分の人生を生きることって、こういうものと闘う必要もあるはず。
草間彌生は、そういう点で、一日たりとも闘いを放棄したりしなかった人なんだろうな。
それを支えていたのは、自分は(前衛)芸術家である、という矜持。
私の場合は、なんだろう。