5月13日。
一般人には何の意味もなさない極々平凡な日である。
だがしかし。俺、ジョセフ・ジョースターにとってのこの日は大事な大事な親友の誕生日なのだ。
金髪碧眼、眉目秀麗、家族を愛し友を愛し、仕事に一生懸命な…っと、別の人物の紹介になるところだった。
奴を説明するにはこの一言でいい。スケコマシイタ公。
とにかく女好きで二人で出かけた先でも一人で歩く女には必ず声をかけるという徹底したスケコマシ魂を発揮する奴のため、俺はこの日をずっと待ち焦がれていた。
あんの野郎、何が誕生日を迎える瞬間には美しいものを見ていたいだ。
山ほど作った恋人のうちの一人に甘く囁く奴の声を思い出し再度腹が立った。
別に普段なら、奴が目の前でいつ誰と寝る予定を立てようがどうとも思わない、が。
あの日は妙に気にかかった。
多分物心ついてからずっと一緒にいる幼馴染兼親友が他の誰かと重要なイベントを過ごすということが気に食わなかったからだろう。
そんなわけで邪魔してやる。てめえが歳を一つを重ねる瞬間に視界にいるのは女の子じゃあねえ!このJOJOだ!!
なんて兄に日常的にちょっかいをかけているもう一方の金髪の口調を真似ながら俺は数軒離れた伊達男の家へ向かう。
よしよし、寝室の明かりは消えてやがるな。そのまましっぽりやってやがれ。窓叩いて縮み上がらせてやる。
そしたらどんな反応が返ってくるか、想像しただけで口元が緩む。
怒るだろうか、それとも呆れるだろうか。女の子を驚かすなど、そんなことだからお前はモテないんだ。そんな憎まれ口が返ってくるだろうか。
なんでもいい。その瞬間に、その瞳に俺だけ映してくれさえすれば。
(―――――0:00まで、あと…)
「…そろそろ来るか。JOJOのやつ。」
あれだけ目の前で焚きつけてやったんだ。来ないはずがない。
前世からちっとも変わらない負けず嫌いの子どもなんだ。
何をしに来るにしても、今年の誕生日は例年よりはずっといいプレゼントが届くだろう。
目の前の空っぽのシーツを見やってテキーラ酒を一杯煽る。
今夜は雲一つない満月だ。エア・サプレーナ島で見た夜空に負けずとも劣らない美しさ。
(だが一つだけ、足りないな。)
綺麗な女性でもなく、親しい友人でもない。195cmのガタイのいい青年。
それさえあれば、自分には何もいらない。
「…遅ぇよ、スカタン。」
5月13日午前0:00
シーザーちゃん、お誕生日おめでとうございます!!
スケコマシなあなたが大好きです!ぜひともコマしてくれ!
なんとも気持ちの悪い書き出しで始まってしまいました…
本来ならお祝い絵を描いてムホムホしたいところですが、
ザーシーちゃんが愛おしすぎて描けないという本末転倒な状況に陥っております嘘だろ花咲…!
その代わりと言ってはなんですが小話を書いてみました。。
特急で書いたもんで荒さが目立ちますが、おめでとうシーザー!ちなみに私はCJCが好きだ!←
追記:ピクシブに加筆修正したものを同タイトルで投稿させて頂きましたァん♪
そちらの方が見やすいかと思われますので宜しければぜひ!