社労士試験に落ちたら今度はこう勉強しろ! | 斎藤社労士事務所

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代表のシャイとうさんが興味あることを記録しています。

社労士試験に合格したい方へのつづき

 

教科書の音読が3回終わったら、次はさっそく過去問に取組みました。

社労士試験は選択式がほとんどです。

過去問の設問も1つ1つ声に出して読み上げていきます。

 

 

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1問解き終わり、確か参考書のこの辺に書いてあったような気がするなぁ

と思ったらしめたものです。

そうなれば大体は覚えている証拠です。

そして「この辺にあったような気がするなぁ」という参考書の部分を再度また読みます。

もちろん声に出してです。

1問1問このように解いていきます。

 

声!声!声!に出す!

 

過去問はこれを3回繰り返しました。

どこに何がかいてあるのかわかれば良いのです。

 

教科書のどこに何が書いてあるのかが分かるということは

自分のあたまのなかで目次ができてくるということです。

 

目次ができてくると、教科書のなかでも全然試験に出ていないところ

反対によく出題されているところが分かってきます。

全然出題されていないところはまったくやる必要ないと思います。

 

社労士試験は理解できない問題がたくさんあります。

マクロ経済がどうのこうのとか…そういう問題は

理解できない問題がある、という認識だけしていれば十分です。

理解できない問題があるというもの勉強した知識の結果です。

どうせ試験は選択式なので

そういう理解できない問題が出題されても30%~50%くらいの確率で正解します。

 

僕は社労士試験に合格したあと

少しだけ資格の学校で社労士講座のサポートをしていたことがあります。

受講生の年齢は、20代から60代とさまざまな方がいました。

何年も受講している方、資格取得のため会社を辞めてまで頑張る方

就職活動に有利になるという変わった動機の学生がいました。

 

何年も頑張っている方を見ていると真面目すぎるのだと思いました。

1つ1つを理解しないと気がすまない。

1つ1つを覚えないと先に進めない。

そういったタイプの方が多かったです。

 

はっきりと申し上げておくと、これでは短期合格は難しいでしょう。

このような方は、試験に出ないところの社労士試験に関しては僕よりずっと詳しいのです。

 

社労士試験に関しては、深い理解はそれほど必要ありません。

教科書を読み込んで

過去問を読み込んで、また教科書を読み込んで、問題を解く。

問題を解くときは、教科書や過去問と同じ言葉のものを選べば良いのです。

 

講師というのは、大学受験も資格の先生も

曲りなりにそれでお金をもらっているので

また来年もウチで勉強してくれたら良い

と思っているのかとさえ思うことがあります。

 

講師という立場上、細かい論点は理解しなくて良いんだと

きっぱり言えないのが、教える側のつらい立場なのかもしれません。

 

とにかく音読すること!

 

 

つづく