強くなったと錯覚していたあの頃 | 斎藤社労士事務所

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代表のシャイとうさんが興味あることを記録しています。

その当時、岩ちゃんから良く言われたことに

次のような言葉があります。

 

 

ケンカしたって良いんだよ!

負けたって良いんだよ!

ボコボコにされたって、強い相手は

ケンカしたお前を認めてくれるから。

負けって口先だけの奴にはならないよ!

 

 

こんなことを平気な顔をして言う岩ちゃんと一緒にいれば

男の子なら誰だって強くなったような錯覚に陥ります。

また次のようなことも良く言っていました。

 

 

普段はハッタリでもいいよ。いざって時にやれば!

 

 

10代のちょっとやんちゃな男の子は

少し非行に憧れるところがあると思います。

地元で名前の通ったワルと知り合いになったとか自慢している人もいます。

 

僕も、岩ちゃんと知り合い、一緒にいることで

自分が誰よりも強い男になったと錯覚し始めていました。

 

 

岩ちゃん

・・

斉藤!腕相撲しよう!

 

 

斉藤

・・

岩ちゃん、めっちゃ強いですね!

 

 

岩ちゃん

・・

もっと鍛えなきゃ、悪い奴らに囲まれたらやられちゃうよ。

 

 

 

岩ちゃんと毎晩のように飲み歩いていた頃

僕は深夜のファミレスのアルバイトをしていまいた。

 

日中は何もすることがなかったので

プロテインを飲んでただひたすらに

めちゃくちゃ身体を鍛えるということをしていました。

 

岩ちゃんの言うように

いつケンカになっても負けないように

そして、岩ちゃんに腕相撲で勝ってやると思いながら身体を鍛えていました。

 

そんな毎日を過ごしていた僕ですが

特別そんな悪いことはして来なかったと思います。

 

僕はどちらかというと

こわおもてだったので不良グループにはよく絡まれました。

 

僕は、世間から不良と呼ばれているグループも好きだったし

そうじゃないグループも好きでした。

 

僕が通っていた学校にも

いじめのようなことはありましたが

僕は両方に顔が利いたので

いじめは見つけたら守っていました。

 

小学校、中学校、高校は学校に行き

友達と遊ぶのがただただ楽しい。

 

勉強なんかより、みんなと遊ぶほうが楽しい。

 

不良グループも、大人しいグループとも遊ぶ

自由きままなタイプだったと思います。

 

 

つづく