いつもブログをご覧いただきありがとうございます!中学受験の保護者の皆さま、こんにちは!😊



昨日の記事のとおり、

私立高校無償化をめぐる報道は、私たちに「志望校選びの本当の意味」を問いかけています。




​大阪府のような手厚い補助(最大約63万円)を始め、神奈川県や奈良県など全国的に無償化の流れがあることは確かです。しかし、この補助制度が「国の政治の風向き」や「自治体の財政」という不安定な土台の上にあるという現実を、今回の報道は突きつけています。


​今回は、この補助の不確実性と地域格差を前提に、親としての「ブレない軸」「教育への覚悟」を再構築する方法を考えます。



​1. 補助の不確実性が問う「親の覚悟」


​「無償化があるから私立へ」という選択は、経済的に合理的な判断でした。しかし、その根拠が政治的な政策(例:連立与党の政策影響や国の財源確保)に依存している以上、「費用メリット」を軸に置くと、そのメリットが崩れた瞬間に、志望校の魅力全体が崩壊してしまうリスクがあるのです。


​今回の報道は、「政策が変わっても、この学校に通わせたい」と思えるほどの強い志望理由があるか、親の覚悟を試しています。


​2. 志望校選びを再考する「ブレない軸」の作り方


補助の行方に動揺せず、後悔のない選択をするために、教育の本質に立ち返った「ブレない軸」を再構築しましょう。





なぜ譲れないのか?



教育理念・校風



お子様の6年間の成長を支える根幹。費用は変動しても、ここで育む人間性や学習姿勢は一生ものです。



進学実績・指導体制



目指す大学や将来の夢に直結するサポートがあるか。単なる偏差値だけでなく、きめ細やかな指導があるか。



子どもの適性



子どもの興味や性格が、その学校の教育スタイル(自由か管理か)と合っているか。





この「ブレない軸」を満たしている学校こそが、補助の有無に関わらず、お子様にとって本当に価値のある学び舎です。



​3. 補助の行方を見つめる中で親が持つべき覚悟



  • 教育投資の優先順位を見直す: 私立中学の6年間は、お子様の将来の土台を築くための「投資」です。この投資の優先順位を、補助がなくなっても維持できるか、親の覚悟を再確認しましょう。

  • 結果ではなくプロセスを肯定する: この期間の努力は、お子様の「学習習慣」や「困難に立ち向かう力」として必ず将来の糧になります。親は、補助の有無や合否に関わらず、この努力のプロセスを褒め続けることに集中しましょう。


​不安な時こそ、親が「何のために中学受験をするのか」という原点に立ち返るチャンスです。

我が家も高校無償化前提で、家計を考えていましたので考えさせられるきっかけとなりました。


​この試練を乗り越え、ご家庭にとって最良の選択ができるよう、心から応援しています!頑張りましょうね!💪✨