【体験談】府中刑務所の面会に行ったら会えなかった日|「文通だけで…」と言われて感じたこと
※この記事は、私が体験した出来事を「私の受け止め方」として記録するものです。職員個人の特定や誹謗中傷を目的としません。
この記事で書くこと
- 府中刑務所で面会ができなかった経緯(私の体験)
- 「断り方(言葉)」が心に残った理由
- 次に同じ状況になったときの現実的な対処
面会に行った理由
受刑者の方にお世話になった経緯があり、今も文通を続けています。
文通だけでもありがたいのですが、可能なら一度、近況を直接確認し、必要な相談もしたいと思い、府中刑務所へ面会に行きました。
当日の状況(できるだけ事実ベースで)
面会受付で申込みをしたところ、「親族以外は原則会えない」趣旨の説明がありました。
ここまでは、制度上の運用として理解できます。施設の運用や状況によって難しいこともあると思います。
ただ、その後のやり取りで、私が強く引っかかったのは言い方でした。
「今後も文通だけでやり取りしてください」
(という趣旨の言葉を、突き放すように感じました)
「会えない」こと自体よりも、気持ちを置き去りにされるような言葉が残りました。
こちらはルールを破ろうとしているわけではなく、事情を説明して、可能な範囲で手続きを整えたいだけだったからです。
「会える/会えない」より、言葉が刺さる理由
面会の可否は、施設の運用や本人の状況など、こちらがコントロールできない部分も多いと思います。
だからこそ、断るなら断るで、せめて
- 「申し訳ないのですが、今日は難しいです」
- 「この場合はこういう手続きが必要です」
- 「可能なら次回こうしてみてください」
そんな一言があるだけで、受け止め方は大きく変わると思います。
“制度として無理”と“人として突き放された”は、同じ「不許可」でも全く違います。
東京拘置所での経験とのギャップ
私は過去に、東京拘置所で同様の相談をした際、丁寧に案内してもらい、問題なく面会できた経験があります。
同じ「矯正施設」でも、説明の仕方・接遇には差があるのだと痛感しました。
大切な注意
これは「どこが良い/悪い」と断定する話ではなく、あくまで私の体験と受け止め方です。施設にも職員にも様々な事情があることは理解しています。
次に同じ状況になったら、こう動く(自分用メモ)
感情的になってしまうと損をするので、次回は「事務的に」進めます。
- 事前確認:親族以外の面会に必要な要件(手続・必要書類・目的の書き方)を確認する
- 文通の実績:手紙など、関係性が分かるものを準備する(必要に応じて)
- 目的を具体化:「差し入れの可否/手続/必要書類」など、箇条書きで説明できるようにする
- 記録を残す:日時・窓口・やり取りの要点をメモしておく
同じ経験をした人へ
面会に行って会えなかったとき、きついのは「会えない」よりも、気持ちを踏みにじられたように感じる瞬間だと思います。
もし今モヤモヤしている人がいたら、「あなたが弱いわけじゃない」と言いたいです。
ルールは守る。だけど、言葉は大事。
“制度の壁”は仕方なくても、人としての配慮は、あっていい。
コメント歓迎(お願い)
経験談や対処法があればぜひ教えてください。
※職員個人の特定につながる情報、誹謗中傷、断定的な批判、プライバシーに関わる内容は控えてください(トラブル防止のため)。