長年、歯科衛生士として臨床に携わってきますと、患者さんにとって最良の治療を提案できているのか、そもそも正解があるのか、お口の中という複雑な環境下で最善最良とは?悩みます。


幸い、私の勤務先はゆったりと患者さんと向き合える時間が取れるので、全身の健康状態、生活習慣やブラッシング能力、今までの治療歴等から、ご希望になるべく沿えるようにしています。


昨今、ご相談の多い「化学物質過敏症」の方の歯科治療。どこにも行けないと言います。発症の原因は洗濯洗剤、柔軟剤という方が大半です。

これは、メーカーが売るのでみなさん買うので、本来はメーカー側が集団訴訟を受け、健康被害に対して補償すべきです。

匂いのキツイ患者さんには、声かけをしています。

ダウニーが日本に入ってきてからのように感じます、異常な香り残り。

実は、ひざ掛けや歯科用ユニット(治療チェア)、エアコン、観葉植物にまで香りが残ります。消毒用エタノールや次亜塩素酸、一般的な消毒薬でも香りは消えません。レモン水がいいとか、アロマ水ならとか色々試していますが、完全に消すことができないので、匂いの強い患者さんが来る前に、専用ビニールシートをチェアに被せることにしました。

その患者さんが帰られた後、窓を開けて風を通します。それでも残ります。

P&◯、花◯の製品は特に酷い。

今まで化学物質過敏症の患者さんで、一番酷い症状の方は、電車の吊り革はもちろん触れず、座ることもできない、香料の残るところに触れるだけで、指が痺れるとのことでした。


患者さんの中で、ナンバー1と言える程、匂いのキツイ方にじっくり話しをしたことがありました。

因みに、◯ノア使用。匂いがキツイ自覚は全くなく、逆に無臭に近いと思っていたとびっくり

柔軟剤の香りを変えても、一日目はわかるけど、翌日にはあまり匂わないから、香料強いなんて思ったことがないと。鼻神経が侵されてる証拠です。

その方は、無香料に変えてくれました。すると、強い香りに気付き始め、周りの方に無香料を勧めているそうです照れ


歯科治療は化学物質を使わずにはできません。

化学物質過敏症の方を積極的に治療していくことはできない現状です。

知らぬ間に普通の生活すらできないようにまでさせてしまっている、一般消費者が加害者になってしまっていることが問題です。

香害については、ネットでも調べられますので、是非知って欲しいです。


さて、最善最良の治療とは?

インプラントについても少し語らせて下さい。私の勤務先では、インプラントは入れません、勧めません。

歯を失った理由はなんでしょう?

事故?虫歯?歯周病?

厳しいようですが、事故以外は自己責任です。

虫歯にしてしまった、神経を取るまでになってしまった、歯周病が悪化した、そして、もうこの歯は使えないから、抜きましょう、であるならば、インプラントを入れて、ケアを今以上やれる自信がありますか?体に異物を入れます、覚悟はありますか?

チタンなら電波塔になります、電磁波は気になりませんか?特に上の歯は脳に近いので影響があると言われています。インプラント周辺が歯周病になって、抜くことになった場合、骨がかなり減ります。当然、入れ歯の安定が悪くなります。女性に多い骨粗鬆症になった場合、抜去は難しくなります。口腔外科での入院処置が必要になるかもしれません。

天然歯には歯根膜というクッションがありますが、インプラントには無いので、噛んだ衝撃は骨が直接受け止めます、響くわけです。

私の勤務先の院長がインプラントを入れたい患者さんに必ず言います、

「例えば、寿命が近い方がいるとします。

余生はしっかり噛んで死にたいというのであれば、インプラント適応症です。寿命がわからない、何年生きるかわからないなら、入れない方がいいです。」と。


ここ数年でインプラントを入れたのにやはり取りたいと言う患者さんが数人いるのです。

なんか調子が悪い、ずっと違和感がある、でも異常無しだと言われると。波動測定で診てもらったら、肺がんの原因はインプラントだと言われた等。

↑この患者さんは、インプラント取ったら、肺がん消えてしまいましたびっくり


私の前勤務先の院長はインプラント入れる派でしたので、最初は抵抗がありました。しかし、沢山の患者さんの話しを聞いて、実際お口の中を診てきまして、反対派になりました。

それでも、インプラントを入れたい患者さんは一定数いますので当院から他院へ転院していきました。

その選択をもちろん否定はしません、最善最良の治療の選択は患者さんがすることだからです。

ただ、知識は持って欲しいなと思います。


医科に比べると歯科は診療報酬が少なく、保険診療のみでは存続不可能とまで言われています。インプラントは自費診療で高額です、インプラント無しでは成り立たない歯科医院経営。数日間の講習会に参加するだけで施術できるのも事実。

もちろん、とことん勉強し追求し施術している先生もいます。何でも向き不向きがあるように、歯科医師にも向き不向きがあると思うのです。

どうやって敏腕歯科医師を見つけるのか、それはわかりませんショボーン歯科助手から歯科衛生士になった私は、実習時に歯科医師のアシストにつくと、このテクニックで歯科医師になっているんだ、、と愕然としたことがあります、何をしても不器用な歯科医師もいるのです。

歯を抜くのも上手で、難しい虫歯を手際よく綺麗に詰める先生もいました。本当に色々です。


まずは、治療で歯科にかからなくてもいいお口の中の管理をしていきましょう‼️治療が必要な場合は、きちんと説明を受けて納得して治療を受け、完了したら、予防をしていきましょう❗️

私は衛生士学校出てから、ほぼ治療をしていません。それまでは、治療してきました。知識を得てから変わったのです。

何でもよく食べます、更年期です、運動不足のぽっちゃり体型です笑

自慢は歯です、神経を取った歯は一本もなく、親知らずは4本抜きましたが、永久歯は全てあります。


あっ、インプラント入れない場合の治療法は?といいますと、、、

・ブリッジ

・入れ歯

ブリッジは、両隣りの歯を削らないといけません。歯は一本一本独立しています、それを固定し繋いでしまうのはお勧めしていません。そうなると、入れ歯一択です。保険診療ですと金属のワイヤーが見えてしまいますが、自費診療のノンクラスプデンチャーでしたら、見た目は普通の歯です。外せるので、お手入れしやすく、歯も自由でいられます。

入れ歯には抵抗がある方が多いですが、入れてしまうと意外と快適なようですウインク


無香料を勧めて、メタルフリー治療を勧めて、フッ素塗布はしない、ブリッジより入れ歯を勧める歯科、

ちょっと偏りがあるように思いますよね。でも、全身の健康を考えてこそなんです。なるほど‼️と思える理由もたくさん挙げることができますが、ここでは割愛します。

ちょっと変わった院長とそこで働く私も変わってるのかもしれませんが爆笑


今日のブログがどなたかの知識が深まることになれば幸いですにっこり