【終活】『看護の力』を読んで自分の生き方と向き合う | 資産運用と日常を愉しく生きる

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資産運用や日常の生活を綴っております。主に専門書を元に運用し、別途で生活防衛資金&自己投資のための学費を形成中。共働き夫婦2人暮らし。純金融資産はアッパーマス層世帯。40代で準富裕層世帯突入&住宅ローン完済予定。東京都在住。



画像 『看護の力』



今までは資産運用に関する専門書を

ブログでご紹介してきましたが、



今後は資産運用以外の分野にも乗り出し、

様々な分野の専門書をご紹介していきたいと

思ってます。



ただ私が年末まで(←だいぶ先)

多忙なので、以前よりも紹介件数は

減る可能性が高いです。それでも、

可能な範囲で投稿できればと思ってます。



さてさて、本題に入ります。

資産運用に関する専門書以外で、ブログに

登場するのが画像の『看護の力』です。



画像は、『看護の力』

川嶋みどり著、

2012年、岩波書店。



読む前はあまり期待してなかったのですが、

いざ読んでみると深みがあって面白く、

専門書は分野を狭めず幅広く読むのが良いと

改めて思えた作品でした。



人はそれぞれ生き方が異なります。

でも、いつか死が訪れることは変わらない。



『看護の力』83〜89頁には、

次のように述べております。



「医療の進歩と高度化した医療技術によって、

 これまで決して助からないとされていた

 人々が多く救われるようになりました。

 ・・・(略)・・・長年の看護師体験のなかで

 出会った多くの人々の生きる姿から、

 学んだことは、看護の立場からのその人の

 いのちへの向き合い方については、

 無条件でこれを肯定することに尽きます。

 ・・・(略)・・・したがって、この世に

 生まれた人間は、やがていつか死ぬこと

 (生命過程での死の必然性)を認めたうえで

 なお、"生命の積極的肯定"の立場を

 賢持したいと願っています」



今は元気でも、未来はわからない。

自分の死と向き合うことは、どう生き、

最期はどのような死を遂げるのか。と

向き合うことにも繋がります。



今できることは、自分の健康を維持し、

いずれ訪れる自分の死に方を模索したいと

思います。



自分の道を生き、自分の死も自分で決める。



『看護の力』は、それを改めて

思わせてくれた作品でした。



【追記】

以前投稿しました関連記事はこちらです↓



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