知ってる?
現代社会において男女平等は既に過去の産物であることを。
いろんな所で女性が力をつけてきている。
政治の世界でもそう。社会的にもそう。草食系男子だとか肉食系女子だとかよく聞く言葉である。
それはいい。
でも、うちの場合は少し違っていたようで・・・
元々、高校の同級生という立場から始まった恋愛があった。
世の中にはいろんな出会い方はあると思う。
今思えばあの時、行く高校を間違えたんじゃないかと思うほどの現状。
でもあの高校に行かなければ子供達には出会えてなかったわけで・・・・複雑な気持ちになる。
さて何から話そう。
そう、出会ったのは高校生でも付き合いだしのは卒業してからの話である。
高校を卒業したと当時に俺は上京した。
特にこれと言った理由はなかったが強いて言うなれば「自分を変えたかった」「知らない世界を見てみたかった」と言うのが本音。
当時の俺には彼女がいたが上京したことにより疎遠に近い状態になってしまった。
彼女も「遠くの彼氏より近くの友達」を取ったというありきたりな別れ方。
俺は当時の彼女にゾッコンだった。
なので上京しても毎晩欠かさず電話やメールをした。
知らない土地で「寂しい」「することがない」と言うのもあったのだろう。
でも彼女は違っていた。
彼氏が遠くに行って相談に乗ってくれる近しい存在が消えたことによってそれこそ目の前にいた男の手を取ったのだ。
なんとも情けない話だがどうすることも出来なかった。
電話をしても「仕事で疲れてる」「今忙しい」と言われ、遊びに帰ればそっけない態度を取られた。
彼女とは付き合って2年弱。初めてした遠距離恋愛は1ヶ月程度で終わりを迎えた。
そこに来たのが元嫁だった。
元嫁の元彼に振られたばかり、お互い傷の舐め合いのように付き合い出した。
付き合い出した当時、元嫁はとてもいい女性に見えた。
まぁこの年になると見えてくる「誰でも最初はそうだろう」的なものだ。
遠距離恋愛からスタートした俺たちはスタートが既に遠距離なだけにたいして苦にはならなかったのだろう。
元嫁は当時大学生、夏休みや冬休みを利用してよく上京した俺の家に遊びに来た。
俺は仕事があったので昼間はいなく、帰るのも19時を回った頃。
元嫁は俺が帰る頃に合わせてたくさんの手料理を作って待っていてくれる生活。
朝は俺より早く起きて朝ごはんと弁当を作り俺を起こしてくれる。
帰ると「今日も1日お疲れ様でした」と労い一緒に食事をした。
高校を卒業したばかりの二人にとって、まるでママゴトのような生活でも俺には感じたことのない幸せがあったのだと思う。
元嫁にはちょっとしたヒステリーな面もあった。
育った環境がそうさせたのかは分からないが、たまにぼーっとしてるかと思ったらいきなり泣き出したりするようなこともあった。
その症状がうつ病だと気付くのはまだ当分先の話である。
そんな生活が約4年ほど続き、俺は地元へ戻った。
紆余曲折あったのち24歳で結婚したのである。
結婚のきっかけは現在の言葉で言う「授かり婚」である。