斎藤元彦知事が失職したのは、2024年10月30日です。 彼は兵庫県議会からの不信任決議を受け、自動失職しました。出直し知事選が11月に実施され、再当選しました。

 

兵庫県知事の斎藤元彦氏が悪いやつだという報道が全国的にされていました。兵庫県知事の斎藤元彦氏に関する「パワハラ」や「おねだり」の報道が全国的に最も加熱していたのは、2024年の初夏から秋にかけて(具体的には6月〜9月頃)です。

 

兵庫県知事選挙の投票権を持っているのは兵庫県民のみなのに、なぜ全国的に報道されたのか??

 

 

この謎が解けつつあります。斎藤知事も2021年の選挙では維新の会や自民党の一部議員の支援を受けて当選しました。また、県議会議員も国政政党に所属している人が多くいます。自民党、維新の会 公明党 日本共産党 兵庫県民連合(立憲民主党系)という具合にほとんどの人が国政政党に所属しており、無所属の議員は5人ほどです。

 

国政政党の党本部は東京にあります。維新の会だけは大阪に党本部があります。

 

この党本部の人たちは全国的な支持率を気にします。

 

ます、全国的に兵庫県知事は悪い奴だという報道をすることで、全国的に斎藤知事は辞めるべきだと思う人が増えます。

そうすると国政政党の人たちは斎藤知事を辞めさせようと動きます。なぜなら、斎藤知事に敵対する姿勢を全国の有権者にアピールしなければ、自分たちの支持率が下がるからです。

 

自民党や維新の会所属の県議会議員の中には、斎藤元彦知事を応援している人もいましたが、彼らは党議拘束にしばられて不信任決議に賛成するほかありませんでした。また、維新の会の吉村代表なんかは斎藤知事に電話をかけて辞職を勧めていたようですね。

 

兵庫維新の会に所属していた増山誠県議、白井孝明県議、岸口実県議の3名が処分を受け、新会派「躍動の会」を結成したのは2025年(昨年)の2月〜3月のことです。

具体的な流れは以下の通りです。

  • 2025年2月26日:百条委員会の非公開音声データや真偽不明の文書を、NHKから国民を守る党の立花孝志氏に提供していた問題などにより、兵庫維新の会から処分(岸口氏が「除名」、増山氏が「離党勧告」など)が下され、3人は維新を離れることになりました。

  • 2025年3月10日:無所属となった3人が、議会事務局に新会派「躍動の会」の結成届を提出しました。

 
兵庫県の事は大阪や東京にある国政政党の党本部が決めるのだから、全国的に斎藤知事は悪い奴だと報道すれば斎藤知事を失脚させることができる。
 
というのが答えだと思いました。
 
結果は斎藤元彦知事の再当選、そして躍動の会が誕生しました。NHK党という小さな元国政政党が斎藤知事の応援をしてくれましたが、それ以外は草の根市民の支持を得て、斎藤知事は当選しました。躍動の会は兵庫県における地域会派なので、兵庫県民に支持される事が大事なのであって、大阪や東京の党本部の顔色を伺う必要はありません。
 
東京や大阪に権力が集中するのは嫌だなあって思うので、兵庫県の事は兵庫県で決めたいです。