三年に一度開催される世界バレエフェスティバルは
三年前は、コロナの影響で映像配信がされた。しかし
今年は6年ぶりの会場開催となり、おめでとう( ´艸`)
オリガ・スミルノワ ヴィクター・カイシェダ
「くるみ割り人形」
振付ジャン=クリストフ・マイヨ―
音楽ピュートル・チャイコフスキー
プティパ振付の古典版「くるみ~」のマイヨ―版。
金平糖の精とくるみ割り人形の王子の踊り
踊りと衣装が現代的な金平糖の精と王子だった
すっかり美しい大人の女性になった、真っすぐで誠実な
スミルノワとチャーミングで情熱的なカイシェダ。
キスから始まり、古典の振付に加えてふわふわした振付、ドラマティックな
リフトと大人な演出だった。
音楽はチャイコフスキーのままで、ファンタジックな音楽はやっぱり
いい。音楽のラッパがパパパンと鳴り響き、
メロディが盛り上がっていき、二人のブランコが
とっても情熱的だった。
スミルノワの踊りは、観客の感情に訴えかける。
彼女は観客を愛している♡
そして、観客はスミルノワを愛している♡
両想い♡
大人の情熱的なラブファンタジーといった踊りで
すごくよかった( ´艸`)
スミルノワは、2016年「マラーホフの贈り物ファイナル」公園 大阪フェステバルホールに
まだ初々しい新人時代に参加してマラーホフ先輩と踊った時から、感情豊かで、
おそらく初めてスミルノワを見ただろう観客が、最初から大歓声だった。
スミルノワは、厳格でノーブルなマリンスキー・バレエから
華やかで感情的なボリショイ・バレエへ移った。
マリーヤ・アレクサンドロワ ウラディスラフ・ラントラートフ
「スペードの女王」
振付ローラン・プティ
音楽ピョ―トル・チャイコフスキー
「スペードの女王」はボリショイバレエのdvdを見たこと
あって、騎士が独裁者のスペードの女王に会いに行って
やっつけた?みたいな うろおぼえ
スペードの女王、アレクサンドロワ、黒衣のドレスで威厳があって
怖い。いつもどおり強い意志でガンガンいってgood
かっこいい
勇ましくキュートなラントーラートフは相変わらず
キレキレの踊り 騎士姿もかっこいい
ボリショイ・バレエの二人
二人とも息がぴったりのパートナーシップで
楽しんでた( ´艸`)楽しい☻
アレクサンドロワは 白髪に黒衣、厳格な姿とキャラが
エリザベス(二世)女王のような、役作りで
もしかして、モデル?
アレクサンドロワはキャラクターもスゴイΣ(・□・;)
ほんと今日のアレクサンドロワがノリノリで
ラントラートフも一緒でにこやかで、
よかった( ´艸`)
ジル・ロマン 小林十市
「空に浮かぶクジラの影」
振付ヨースト・フル―エンレイツ
音楽レナード・コーエン ルー・リード
アントニー・アンド・ザ・ジョンソン
ベジャール・バレエで一緒に踊っていたロマンと小林
今回はベジャール作品でないで、
でも、ユニークなテイストは似てる
不思議な感じ、キリアンの作品「ドリームタイム」みたいな
すっかりイケオジ♡の黒いスーツの二人
同窓会みたいなものだからね 楽しそうでいいなあ( ´艸`)
やっぱり ベジャールバレエだと、踊り、音楽、衣装、演出、舞台装置、照明が
いい 暗い舞台にほわほわとした白いドライアイスがたかれ、白い照明と
逆光の影も美しい 音楽もほわほわと踊りもクジラっぽく総合的なものとなって
いて良いなあ
クジラは異界とつながる動物である
二人は、クジラの巫女?なんだと思う・・(´・ω`・)エッ?
クジラを呼び出して異界行きたい二人
しかしクジラの象徴である風船をわって
しまったのを、ロマンは落ち込む
そのロマンの、悲しい表情の演技がgoodさすがっ
ベジャール・バレエでは演技もやってる(`・ω・´)
ブルーなロマンを優しく励ます小林
勇気を取り戻したロマンは、巫女であるから
巫女化粧をして・・・(´・ω`・)エッ?
また風船を取り出して、空に浮かぶクジラの影を
捕まえるぞっと決起するっ( ー`дー´)キリッ
と以上、自由な解釈でした~
ロマンと小林はこんな
不思議な話が好きなんだ~
いや私も好きですわー////
ディアナ・ビシニョーワ マルセロ・ゴメス
「シナトラ組曲」
振付トワイラ・サープ
音楽フランク・シナトラ
ゴメスはブラジル出身 ビシニョーワはボリショイ・バレエ
二人はアメリカン・バレエ・シアターで一緒に
踊っていた
精悍な黒髪のゴメスは黒スーツ姿がキマッテいて、カッコよかったです♡
季節がら、日焼けされてて、それがよりりりしさがましていて、、
よりワイルドかっこよかった♡
ビシニョーワは美しい黒髪にすっかり大人かわいい女性になって
いて、黒ドレス姿が似合ってシックだった
暗い舞台に、パーティ帰りのカップルが、シナトラのジャズソングで
軽快に踊る、洒脱なアメリカンダンスがおしゃれだった
前半はシナトラの軽妙な歌で、軽快に踊る二人の息がぴったりで
笑顔が眩しい
後半は、一転代わってしっとりとしたシナトラのバラードで踊る
なぜか、ビシニョーワがゴメスの上着を脱がし、チューイングガムを
あげて、ゴメスがガムを噛みながら踊るという、リラックスなジャズスタイルが
オシャレだった
ゴメスは女性のサポートとリフトが名人芸及の
腕前で、いまや殿堂入りなのです・・
それがっ、このNumberでは、サポートとリフトの連続で、見放題っ、
ゴメスのビシニョーワを優しく力強くだきしめ、見つめる優しく情熱的な瞳、
それに情熱的に答えるビシニョーワ、最高っ♡
いやほんと、ビシニョーワがフィッシュダイブでそれをサポートするゴメスの力強さ、
ビシニョーワを持ち上げるゴメスはドラマチックで、
二人が手をつないで、引き合って踊るのも、キレキレで
二人の愛の盛り上がって、素晴らしかった♡
二人のパートナーシップ、情熱でもって
軽妙洒脱で大人なアメリカンジャズナンバーを
見事に踊りこなしていた。
トップバッターのブラウンとフィゲレドも
フレッシュで良かった( ´艸`)
みんな良かったっ( ´艸`)
いや~面白かったっ
また三年後っ