6年程前、藤井聡太棋士が29連勝して

話題になっていた頃、

元担任の先生がニュースで

藤井さんの宿題にまつわるエピソードを

話されていました。


なぜ宿題をやる必要があるのか


と聞かれて、宿題の意義について話し合った。

というもの。


そのエピソードを聞いた当時の私は…


(へぇー、なぜ宿題をやるか聞くなんて

 やっぱり天才って変わってるな。)


と正直思っていました。

当時の私は


【宿題はやるもの】


以上。


なぜやる必要があるのかかなんて、

10年以上宿題をやってきて、

考えたこともなかったのです。


行動や物事の本質を捉える習慣

全くなかったんですね。



そこからモンテッソーリ教育を知り、

モンテッソーリ教育の学校では

宿題がないことも知り、

教育について、学ぶということについて、

人の心理や脳科学について

学んでいくうちに、

私自身も今


「なぜ宿題があるのか」


と、藤井聡太さんと同じ疑問を持つように

なりました。


やらされたと感じてやっても何も身につかない。

むしろ嫌いになるだけ。


自分が興味関心があることを

知りたい、学びたいと思ったタイミングで

自ら調べて学んで考えていった方がよほど

身につくし、

やるべきことが多いと、

やりたいことに手をつけられず、

逆に宿題が足かせになるんじゃないか、

くらいに思います。



実際、

宿題が学力の向上に関係ない

というデータもあるようです。



あの10年以上かけて費やした時間は何だったのか…(涙)



でも藤井聡太さんのすごい所はここだけで

終わらないところ。



長くなるので続きは次回、


物事の本質を理解した上で

納得して自ら行動する


ことについてお話ししたいと思います。