とっても美味しい
ジビエラーメンの記事は
こちら
この食材となる
猪と鹿の入手ルートについて
今回はお話します
このラーメン屋さんの
所在地は
県下3番目の都市で
都会では無いけれど
田舎。。。
という程でもありません
それでも車で5分も走れば
そこはもう山
山の斜面をうまく利用して
お百姓さんが
農作物を作っています
スイ夫の相続した畑も
こんな山の中にあります
でもサツマイモや
実のなる木など
収穫期になると
猪や鹿に荒されてしまいます
そこで猟友会の方々が出動！
普段は様々な仕事を
されている方達が
鉄砲を担いで山に入り
あたりに気を付けて
猪や鹿を
駆除してくださいます
でね、その後は
解体してそれぞれの方が
持ち帰るのだけど
このお肉。。。
許可を受けた人しか
売ったりしては
いけないんですよ
確か、食品衛生法だったかな？
だけどね
解体しない丸ごとなら
取引をしても良いんですって
もう半世紀近くの
お付き合いのあるレストランの
マスターが
猟友会のメンバーの
鉄砲撃ちで
年に何回か
山に入るのだけれど
レストランの壁に
ペット用
鹿肉ジャーキー有ります
なんて張り紙がしてあって
「私達が食べちゃ駄目なの？」
と聞いたら
「人間が食べるジビエを
売るには
特別な許可が必要なので
僕は売る事は
出来ないんです。」
と断られてしまいました。
「丸ごと
なら
売る事が出来るんですけれど
持って行きます？」
「無理です！」
「笑！！
だけど加工したお肉を
友達から友達へ
無料で譲る分には
問題無いんですよ
」
と言いながら
マスターは隣接する自宅から
冷凍された鹿肉を
持って来てくれました
「鹿肉は全身筋肉だから
調理する時には
中火で焼き過ぎないように
してくださいね
でないと
とても固いお肉になって
食べられません。」
と料理の仕方まで
教えてくれました
家で言われた通りに
中火でジックリ
焼きましたとも
美味しかった～っ！！
(*^_^*)
焼いている時には
レバーを焼いているような
感じで
でも口に入れると
柔らかい赤味のお肉の
味がしました。
今はコロナ禍で
レストランも時短営業なので
マスターは
緊急事態宣言が終わるまで
山で鉄砲を撃つそうです
でね、その収獲を
ジビエラーメン屋さんに
卸すらしいです
えっと…
解体した肉の売買は
禁止されているから
丸ごと…だよね
ハッ
という事は
あのラーメン屋さんの
いつも閉まっている
ガレージの中は
。
。
。
まぁ
あまり深く考えないように
いたしましょう
こちらは
ただ今、山で狩猟中の
マスターのレストランの
ランチと
デザートです
早く緊急事態宣言が
解除されて
通常営業が
始まらないかなぁ？