「シビル・ウォー アメリカ最後の日」のアレックス・ガーランド監督が、同作の軍事アドバイザーを務め、米軍特殊部隊(ネイビーシールズ)として従軍経験を持つレイ・メンドーサを共同監督に迎えて手がけた戦争アクション。

メンドーサのイラク戦争での実体験をもとに、最前線の極限状態を可能な限りリアルに再現した。

2006年、イラクの危険地帯ラマディ。

アメリカ軍特殊部隊の8人の小隊が、アルカイダ幹部の監視と狙撃任務に就いていた。

ところが、想定よりも早く事態を察知した敵が先制攻撃を仕掛け、市街地での全面衝突が勃発。

退路を断たれた小隊は完全に包囲され、重傷者が続出する。

部隊の指揮を執ることを諦める者、本部との通信を断つ者、悲鳴を上げる者など、現場は混迷を極めていく。

そして負傷した仲間をひきずり、放心状態の隊員たちに、さらなる銃弾が降り注ぐ。
 

 

 

 

 

観るなら「“ドルビー・アトモス“で」だそうなので、TOHOシネマズ日比谷の最終日に出かけました

 

 

いやあ、確かに迫力は凄かった

はじめM2ブラッドレー1両が救援にやって来て、

 

そこにドカン!とやられてからの阿鼻叫喚の図は、

観ている私の顔も変な具合に捩れていたと思います

 

そこからエンドクレジットまでは何分ぐらいだったんでしょう

 

普段の私は耳が遠くてね、でも聞こえないんじゃあ無い、聞き取れないだけなんで、あの超暴力的な音響は、安全なところで眺めているだけの私にも悪影響を及ぼします

 

人の精神が段々壊れていく、そうなって当然でしょう

だから仲間が助けに来た、そのシーンでは確かに私もホッとしました

 

 

 

 

恐怖を誤魔化しているのか、単なる高揚感なのか、エロいミュージックビデオで嬌声をあげ大騒ぎして見せる完全武装の若者たち

若干のアジア系や南米系はいますが、黒人兵はほぼいないエリート特殊部隊

 

 

彼らはそのらんちき騒ぎの雰囲気を残しながら、イラクのどこか住宅街に真夜中現れ、とある一軒家に忍び込む

その建物の内壁を壊して2世帯の住民を一部屋に監禁して、

そこを作戦基地として使う、という

2階の外壁にもでっかい「銃眼」というにはあまりに無様な穴を開けてそこから狙撃銃のスコープを通して敵の様子を窺う

 

 

これで「隠密作戦」のつもりだったのか?

案の定、明くる日にはバレちゃって、アルカイダの民兵たちに手榴弾を投げ込まれ、一斉攻撃を受け無様に逃げ出すネイビーシールズ

二人のイラク正規兵を「俺たちの警護」と称して盾に使い、真っ先に殺されたのはイラク兵

 

最後にその家の絨毯を担架代わりに重傷の兵を担ぎ出して、2台のM2ブラッドレーで逃げおおせた

 

どんな重症者でも見捨てない

そんな姿勢の米兵の姿には変な感動まで覚えます

 

 

その家の主婦でしょう、イラク人女性に“Why?“と罵られても、エリック隊長は、ゴメン、と言って逃げるしかない

パニックになり、指揮権を手放すエリック

 

 

酷いもんです

米兵たちは、よその国に入り込んで勝手に深夜襲って来て、

銃撃、爆撃で我が家をズタボロにし、多分高価なペルシャ絨毯を盗んでいくんです

イラク兵は身体がちぎれて即死でしたが、米兵に戦死者はいなかった模様

 

戦闘機で威嚇し、戦車で逃げる彼らを見送るしかないアルカイダの民兵たち

 

 

多分、そのあとは映画冒頭に使われた写真

ボロボロの家の前で無邪気に遊ぶ子供の姿、に続くんでしょう

 

 

このまま暗転、エンドクレジット、終映、だったら、良かったんですが・・・

 

 

 

あのイラク戦争の片隅に起きた、誰も責任を取らない、家を破壊されたイラク人一家に何の補償もない、無駄でクソみたいな作戦

ネイビーシールズの8人の記憶から紡ぎ出された酷過ぎて惨めなその作戦の顛末の物語

 

本作は、戦争の惨さを、普遍的に、正邪は語らずに、ただ描いた作品なのでしょうが、

 

土足で他人の家に入り込み、家を破壊し、物を盗んでいくネイビーシールズ、彼らを通してその後ろにいる国家としてのアメリカの傲慢さが、感じとれます

 

 

きっと、その反米的な雰囲気にマズいとなったのでしょうか

 

エンドクレジットとともに、この作品の記憶を語ってくれた特殊部隊員(その多くは顔を隠していますが)と演じた俳優の写真が並んで映されていきます

 

そして、両足を失った本物のエリオット(狙撃手)が電動車椅子でセットを訪れて記念撮影をする

 

彼らも普通の人間だ、犠牲も払った

そう言い訳して見せているんでしょうか

 

 

 

このエンドクレジットは如何なものか

 

 

彼らネイビーシールズは、志願兵です

 

徴兵されてどこか知らないアジアの河の上、「サティスファクション」を哨戒艇で踊る若いローレンス・フィッシュバーンとは訳が違います

「地獄の黙示録」(1979年)より

 

「マトリックス」(1999年)のローレンス・フィッシュバーン

 

 

 

命令一つで、他国に侵入して要人暗殺もするような殺人部隊に自ら志願した連中です

 

 

そんな彼らも戦争の犠牲者だよね、と言わんばかりに映されても

 

 

 

 

本作は特殊部隊員たちののリアルを徹底的に描写した、その一点だけが評価される、そんな映画です

 

そして、映画館で観ないとこの映画(特に音響)の良さはまるで伝わらない

そんな映画でもあったでしょうか

 

 

だから、未見の方は劇場へ、

 

とお勧めしたい、とはならないかな?

 

昨年6月、本国アメリカでの大ヒットを受けて緊急公開された「罪人たち」

 

 

アカデミー賞史上最多16部門ノミネートだそうです

 

Professorsさんのブログには、米版4Kソフトの話まで詳しく書かれています

 

私には、昨年一番面白かった作品なんですが、

何しろ、全国でわずか50館2週間ほどの公開で、評価がどうこう以前に、知る人ぞ、みたいな作品になってしまいました

 

 

この劇場が好きな方?は結構集まったようですが

グランドシネマサンシャイン池袋IMAXレーザーGTテクノロジー

 

 

貴重なIMAXフィルムで撮影された作品でした

 

 

監督自身が語る映像解説も面白いです

 

 

 

まあ、普通にこの予告編を観た方は、

 

「ヴァンパイアがブルースにノって襲ってくるホラー映画?」

って、誤解されそう(半分そうだけど)

 

 

 

3月15日のアカデミー賞授賞式では、多くの賞を取りまくり、是非とも日本での凱旋公開を実現してほしいです

 

 

そうしたら、私はいそいそと観に出かけていきます

 

そして映画が終わったら拍手して大満足で帰ってきます

 

 

いつもの勝手な妄想でした

1月24日、三重ホンダヒートは見事今季初勝利を飾りました

 

得点経過はこちら、ホンダヒート32−23浦安D-Rocks

6トライをあげなら、コンバージョンはわずか1で32得点

簡単な角度のゴールキックも次々と外し、

2T2G3PGで23得点の浦安にヒヤヒヤの勝利

それでも、3T差のBP付きで最大の勝ち点「5」を取れ、

ライバル(やや格上?)の浦安には7点差以内の敗戦のBP、勝ち点「1」を与えずに済みました

 

入場者数は5945人

現役の海外代表選手、ホンダにはマテーラ、モスタート、浦安にはヴィーセといった超弩級のFWがいつも通りの暴れっぷりを見せます

それに怯まず、真っ向から立ち向かう小柄な日本人選手も凄い

 

テレビ観戦でしたが、本当に面白いゲームでした

 

 

その試合会場は、ホンダヒート初お目見えとなった、

栃木県宇都宮市の「ホンダヒート・グリーンスタジアム」

 

 

これはキレイなスタジアムだな、と思って調べてみました

 

栃木県の県都宇都宮市、JR宇都宮駅東口から2023年開業した「宇都宮LRT」に乗って30分、「グリーンスタジアム前」下車、そこから徒歩7分

 

 

2025年、

栃木県宇都宮周辺の自治体に研究所、関連工場を持つ本田技研工業が、栃木県に15億円の「企業版ふるさと納税」の寄付

(2025年1月の記事)

 

「ホンダ(東京都)は、自治体の地方創生事業を支援する「企業版ふるさと納税」として、制度史上過去最高の15億円を栃木県に寄付した。」

「ホンダが所有するラグビー・リーグワン1部の三重ホンダヒート(三重県鈴鹿市)は、昨年9月、2026~27年シーズンをめどに活動拠点を宇都宮市に移転することを発表した。これに伴い、県とホンダは同年11月、スポーツ振興に向けた協定を締結していた。」

 

 

栃木県は7.5億円をかけて「栃木県グリーンスタジアム」、通称「グリスタ」を改修

 

このくすんだベンチシートの「グリスタ」が、

 

黒を基調とした美しいスタジアムに

カップホルダー付きの個別シート

 

本田技研工業は2025年12月より10年間、「グリスタ」のネーミングライツも獲得、「ホンダヒート・グリーンスタジアム」と命名しました

 

 

 

1993年、高校総体の会場として作られた栃木県営「栃木県グリーンスタジアム」

 

2000年代までは、バックスタンド、ゴール裏は芝生席

 

その後、栃木県が一部Jリーグ基準に合うよう改修して、

現在J3の栃木SCが、2023年までJリーグにホームスタジアムとして登録していました(トイレの数と観客席の屋根なしがJ基準を満たしていないようです)

 

 

現在は、栃木県が総工費194億円をかけて2022年の国体会場として新設した、J1基準の「カンセキスタジアムとちぎ」(収容人数2万5千人、全席屋根つき)を、栃木SCがホームスタジアムとして登録しています

 

 

 

 

 

このゲームのために、黒いシートに赤いカバーをかけ、赤黒のチームカラーになった「ホンダヒート・グリーンスタジアム」

ゲーム終了後のバックスタンド

 

 

本当は、2025年6月から半年ほどかけたスタジアム改修(防水工事)時にスタンドをホンダカラーにする予定でしたが、

 

チームカラーが「黄色」の栃木SCが反発(2024年11月の記事)

 

既にホームスタジアムとして登録していない、そもそも黄色いスタンドにしたこともない、栃木SCが言い出したのが、

「赤色に変えるとは聞いていなかった。改修工事があれば、どの程度が試合で使えるかも分からない」という謎の不安

 

「色」が不満なのか、「工事期間」が問題なのか、曖昧な話を書く朝日新聞の記者も記者です

 

 

因みに、栃木SCの公式HPの2025年試合日程を確認すると、

 

当然ですが、2025年6月以降のホームゲームは全て「カンセキスタジアムとちぎ」で開催されています

「グリーンスタジアム」が工事中だから、主催試合を他地域の競技場を借りて行うしかなかった、ということでもないです

今季、2026年2月からの予定も全部「カンセキ」です

 

それでも本田技研工業は大人の対応したんでしょう

黒いスタンドになりました

 

 

そしてまた、こんなふざけた記事がサッカー専門メディアに

(1月24日の記事)

 

「明治安田J2・J3百年構想リーグを戦う栃木SCの本拠地である栃木県グリーンスタジアムが、赤と黒に染まって話題となっている。」

 

これですね

 

いやいや、栃木SCの公式HPに「栃木県グリーンスタジアム」とスタジアム案内があるだけで本拠地ですか?

 

繰り返しになりますが、

2023年には「運用上のメリット」などを理由に、栃木SCはJリーグの登録上の本拠地を「カンセキ」に変更してます

 

また、記事にある「明治安田J2・J3百年構想リーグ」では「グリスタ」でゲームを開催する予定はありません

そんなことはサッカー専門メディアなら当然承知のことでしょう

 

 

 

二つの競技場は直線距離でわずか12kmほど

車で移動しても30分足らず

 

こんな近くに立派な新スタジアムがあり、使用予定もない過去のスタジアムを、未だ「本拠地」と言い張る

そのくせ、「ホンダヒート・グリーンスタジアム」という名称は使わない

失礼なJリーグクラブ・栃木SC、サッカー専門メディアです

 

 

こうなったら「ホンダヒート・グリーンスタジアム」の芝生を、もうちょっとお金をかけて釜石シーウェイブスのホストスタジアムの「釜石鵜住居復興(かまいしうのすまいふっこう)スタジアム」と同じ「ハイブリット芝」にしましょう

 

ハイブリッド芝(ハイブリッドしば、Hybrid grass)とは、天然芝の生育基盤に人工芝や人工繊維を一定割合で混ぜて補強した「強化型天然芝」のことで、天然芝の「プレー感」と人工芝の「耐久性・強度」を両立し、欧州の主要サッカー・ラグビー会場などで採用され、芝生のメンテナンス負担軽減と高クオリティなピッチ維持を実現します。 

 

そうすれば、

天然芝とその養生に拘り、公設スタジアムなのにグラウンドを独占し市民の利用を排除したがるJリーグとは縁が切れます

一般の方々も利用出来る地域に開かれたフットボール競技場にしましょう

 

 

いささか、怒りと妄想が過ぎたようなのでブログはここまで

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました

 

 

 

2019年W杯会場でもあった釜石鵜住居復興スタジアム

 

公開日は未定ですが、楽しみなのが「黒牢城」

 

日本を代表する映画監督・黒沢清が、米澤穂信の直木賞受賞作を映画化する「黒牢城」で初めて時代劇を手がけることがわかった。主人公・荒木村重に扮する本木雅弘をはじめ、菅田将暉、吉高由里子、青木崇高、宮館涼太、柄本佑、オダギリジョーという主演級キャストがずらり結集。既に撮影は終えており、今年全国で公開される。

 

 

「スパイの妻」で第77回ベネチア国際映画祭銀獅子賞に輝くなど、国内外がその動向を気にする黒沢監督にとって初の時代劇となる「黒牢城」は、直木賞に加え第12回山田風太郎賞、「このミステリーがすごい!」第1位ほか史上初となる4大ミステリー大賞(「週刊文春ミステリーベスト10」「ミステリが読みたい!」「2022本格ミステリ・ベスト10」)を制した、傑作ミステリーである。

 

 

[ストーリー]

荒木村重(本木)は暴虐な織田信長のやり方に反発し、籠城作戦を決行する。城は織田軍に囲まれ孤立無援に。城内の血気盛んな家臣たちを抑えながら、村重は妻・千代保(吉高由里子)を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心していた。

そんな時、城内である少年が殺される事件が発生。

その後も怪事件が次々と起こる。

容疑者は、密室と化した城内に居る家臣や身内の誰か。

城外は敵軍。城内は裏切り者。

誰もが疑心暗鬼になっていく中、村重は牢屋に囚われた危険な天才軍師・黒田官兵衛(菅田)と共に謎の解決に挑む。

事件の驚きの真相とは―。

 

 

 

 

 

最近読了したばかりです

 

と言っても、図書館からメールが届くまで「貸出予約」していたことを忘れていた、だけでなく、

本を手にしても、著者もタイトルも思い出せない

「どうしてこの本を予約したんだっけ?」

 

取りあえず戦国時代小説を読み始めたつもりでしたが、

「うん?これってミステリー?」

 

こんな面白い本を全く「無」の状態で読めたことは、本当にラッキーでした

 

 

荒木村重の謀反は史実だそうです

そこに黒田官兵衛という、これまた有名な歴史上の人物をぶつけてきます

しかも、黒田は城の奥深い地下牢に閉じ込められたまま

 

そんな状況で、黒田は荒木に協力して籠城の最中に起こった、いわば密室ミステリーを解き明かしていく

 

そして更に、黒田官兵衛の思惑は別のところにあり・・・

 

 

 

 

ネタバレしまくりでミステリー映画を観にいく訳ですが、それでもこれは観たい!

 

 

私は黒沢清監督作品の一部しか知りませんが、

少なくとも鑑賞した作品はどれも面白かったです

黒沢清監督作品というのも当然期待値を上げるポイントです

 

 

私が過去に繰り返し観た黒沢清監督作品です

 

 

そのほか「ドレミファ娘の血が騒ぐ」「地獄の警備員」なんかもちょっと変な映画なんですが、面白い

 

 

逆になんか気味悪い、痛そう、って観られていないのが、

 

「Cloud クラウド」はチャレンジしようかな

 

 

この出演陣も魅力的です

 

Snow Manの宮舘涼太は・・・?ですが

 

 

とにかく、公開が待ち遠しい「黒牢城」

 

お勧めします

 

こちらのブログに書いたように、

 

17日に観戦したキヤノンvsパナソニックのゲーム

 

 

帰宅して直ぐJSPORTSでおさらいしてブログも書いたのですが、後日もう一度このゲームを見直すと、

「あれ、ボールを目で追い過ぎていたようだな」

そんな気がしてきます

 

JSPORTSを観ている時は、カメラ近過ぎ、もっとワイドに見せて、とかいつも文句言っているのに、どうしたんだろう

 

これまでは、グラウンド全体を観ることを意識していたつもりでした

それが、ゲームを思い出すと、

テレビカメラ(メインスタンド側から撮っているので、私からみると全部裏側)よりも、私の現地の記憶の方がもっとボールがアップになっている印象です

 

 

 

久々の現地観戦に興奮してボール追っかけちゃった?

 

それとも、年齢による何がしかの劣化?

 

 

 

一つ言い訳するとしたら、このバックスタンドの低さ?

バックスタンドは日当たりがいい、と勘違いしました

12時KOならば、メインスタンドの方が良かった

 

三ツ沢球技場はフットボール専用だけあって、ピッチが近くて、臨場感をたっぷり味わえます

タックルの生々しいぶつかり合う音もよく聞こえて、スタンドが度々どよめいたりもします

 

 

但し、スタンドの傾斜はありますが、座席は18段しかありません(秩父宮のバックスタンドは前段は傾斜が緩いですが、38段)

今回、私が座ったのは16段目(秩父宮なら30段目以降が好きです)

 

バックスタンド寄りでボールの争奪戦なんかがあると、目が吸い寄せられます

スクラムにしてもそう

 

どうしても、全体を見る、よりは近場に・・・

 

 

そういえば帰ってから、テレビで観ても大して変わりないな、なんて変な感想になった瞬間もありました

 

 

この俯瞰映像は、

 

メインスタンド放送室の屋根の上、ほぼ30段目ぐらいの高さから撮っています

 

 

 

まあ、こういう楽しみ方も当然ありですので、

今回は良しとしておきますが、

次回はどうしよう?

 

 

今季の三ツ沢球技場開催は、多分今週末が最後でしょう

こう寒くては多分行けないですね

 

 

だけどいい陽気になって、秩父宮の上の方に座って、それでもボールばっかり追っかけていたら

まあ、そうなったら、歳だから、で諦めましょう

 

 

 

因みに、

サポーターや通好みの「ゴール裏観戦」というのもあります

 

キヤノンサポーターが詰めかけたゴール裏の東スタンド

多分、ゲーム開始2時間前からこんな状態なんでしょう

 

 

横幅70m(縦は100m)を目一杯使ってボールが移動していく

「これをゴール裏から観たら面白そう」

とは、花園で某高校のワイドなアタックを褒めた元日本代表の野澤武史さんの解説でした

 

 

海外のテストマッチの放送では、後ろの高い位置から(スパイダーカムで頭の上から)そういうアタックを映してくれます

 

スパイダーカム

 

デコイを配し、スペースにボールを運ぶ、巧みなオフロードパスも見せる

オーストラリアのそんな速い計算し尽くしたようなアタックが決まり、トライまで行くシーン、最高です

 

 

ただ、これはカメラで寄ってくれるから面白く見えるんで、

そんな高い位置のバックスタンドで、そのアタックを後ろから肉眼で見るとしたら百数十メートルも向こうの話

私には遠過ぎます

そんな大きな試合会場は、横浜の日産スタジアム、調布の味の素スタジアム、国立競技場ぐらいです

 

そもそも、そんなプレーからのトライは、なかなかお目にかかれません

 

 

 

むしろ危惧するのは、

このゲームのキヤノンサポーターのような状態

 

前半、パナに3トライ取られる様子を間近で観てガッカリし、キヤノンの2トライは反対サイド

後半は、パナが反対サイドで4トライ

目の前で後半キヤノン唯一のトライで大歓声を上げられただけでもラッキーなのかもしれません

 

 

でも、判官贔屓ラグビーファンとしての私ならそれは辛いかな

 

 

 

それでも、こんなシーンを目の前で観られたら

 

 

例によって、観る人を選ぶ映画「28ホニャララ…」シリーズ

 

今作は、更に評価が分かれそう・・・

 

 

ホーリーアイランドで生まれ育った少年スパイクは、本土で生き延びたドクター・ケルソンと出会い、そして病気の母親を看取った。

その後、ウイルスに覆われたイギリス本土で生きる道を選んだスパイクは、感染者に襲われかけたところを、ジミー・クリスタル率いる全員金髪の暴力的なカルト集団「ジミーズ」に救われる。

しかし、彼を待っていたのは救済ではなく、救いのない世界で味わうさらなる絶望だった。

 

 

 

 

 

 

昨年6月に公開された「28年後…」の続編です

 

 

 

 

「28年後…」の公開に合わせて、

旧作の「28日後…」(2002年)、

 

「28週後…」(2008年)の、

 

あちこちで見放題配信が再開されました

 

そこで一気見して、「成程、このシリーズはホラー味を楽しむゾンビ映画では無いわけだな」と一応理解?したつもりでしたが、

 

 

今作は、

 

そんな理解を斜め上から裏切ってくれる、ある種「珍作」と言ってもいいような作品です

 

 

そもそも「28年後…」シリーズが全3部作と知っていれば、今作はあくまでもツナギ

そこは覚悟していたのですが、

「え〜?そんな方法で“アルファ“を手なづけた?」とか、

「エッ!〇〇でゾンビが✖️✖️しちゃう?」みたいな話に、

ちょっと方向性が分かんなくなります

 

 

おまけに、「テレタビーズ」みたいな若者たち

 

 

彼らは、ドクター・ケルソンに対置された存在なんだろうが、

 

私の理解を越える、行動、思考が、私にとってはノイズ過ぎる

 

そのくせ、彼らの結末は私の予想(希望)通りで、ついついカタルシスを感じてしまう

それでいいのか?

 

 

これ以上はネタバレ過ぎるので書けませんが、

 

 

このレイフ・ファインズのシャウトする姿

 

最高にイケています

 

こちらを超えました

 

 

 

「ツナギ」とは書きましたが、私にはとっても面白かった

 

 

完結編はいつ公開されるんだろう

 

本作の「あの設定」、「この人物」、取りこぼし無くきちんと回収してくれる?

そこは期待していい?

 

 

取り敢えず、今から待ち遠しくて仕方がありません

 

 

 

 

「KT」とは、金大中の韓国語読み、「キム・テジュン」の頭文字

佐藤浩市と香川照之がKCIAを見張るポスタービジュアル

 

 

1971年4月に行われた韓国大統領選挙において、

僅差で朴正煕の三選が決まった。

 

敗れた野党候補の金大中は、朴大統領の地位を脅かすことが明らかとなった。

 

1970年当時の金大中

 

金大中は日本を訪れるが、その時朴大統領は非常戒厳令を宣言し、反対勢力の弾圧に乗り出した。

 

 

1973年6月、日本。

駐日韓国大使館員、実はKCIAの金車雲たちは、

亡命中の韓国野党リーダー・金大中の暗殺作戦を開始した。

自衛隊員の富田は、この作戦に協力するよう命じられる。

新聞記者や金大中側も作戦を嗅ぎつけ、三つ巴四つ巴の暗闘がはじまった…。

 

 

 

 

 

佐藤浩市演じる自衛官富田は、朴大統領と陸軍士官学校時代から繋がりを持つ自衛隊陸上幕僚二部部長・塚田にKCIAの手助けをするよう命じられる

 

 

富田は、表向きは自衛隊を退官、興信所所長を装い金大中の行方を追う

夕刊トーキョーの記者・神川(原田芳雄)に接近し、金大中の居場所を探る富田

 

やがて、自衛隊上層部はこの件に深入りすることを恐れ、冨田にも手を引くように命令

 

しかし、富田は金東雲との友情や在日韓国人女性李政美に渡す金欲しさに命令を無視、金大中拉致の手助けを続ける

 

 

 

第15代韓国大統領(1998~2003)、金大中(1924~2009)

 

 

金大中拉致事件(1973年)

 

現職の朴大統領が政敵を暗殺しようとした事件

KCIAや自衛隊「別班」OB?が東京都内のホテルから金大中を拉致し、日本海に沈めようとするも、米国に中止を求められ、金大中はソウルの自宅に戻された

 

 

ほぼ史実をベースにした映画です

主人公の佐藤浩市が演じた「別班」の富田にはモデルがいて、その本名もわかっています

その名は、坪山晃三三佐(少佐)、2018年に亡くなりました

坪山晃三氏(つぼやま・こうぞう=元ミリオン資料サービス社長、元陸上自衛官)2月28日、肺炎のため死去、83歳。通夜は7日午後6時半、葬儀・告別式は8日午前10時半、さいたま市浦和区東岸町18の5、やすらぎホール南浦和で。喪主は長男、奉弘(ともひろ)氏。

 

 

韓国は日本国内で好き勝手に犯罪を犯しました

主権侵害も甚だしい

飯田橋にあったホテルグランドパレスからは金東雲一等書記官の指紋も検出されたにも関わらず、時の内閣総理大臣、田中角栄は

曖昧な政治決着でこの事件を終わらせました

 

また、坪山氏本人の話では、

後藤田正晴内閣官房副長官から指示されて、

警察庁長官から政治家に転身した後藤田正晴

 

事件後3ヶ月ほど身を隠していた、そうです

別の記事では、官房機密費から逃走資金が出た、ともあります

 

 

さて、今年セカンドシーズンが放送予定の「VIVANT」

 

自衛隊「別班」を題材にしたテレビドラマ

 

その「別班」の存在が明るみになったきっかけが、この金大中事件でした

 

政府の全く預かり知らないところで、

自衛隊二部別班が海外諜報機関の要人暗殺に手を貸していた

 

金大中事件は国会でも問題とされました

この事件は、シビリアンコントロールが全く機能していない、ことを意味します

シビリアンコントロール(文民統制)とは、文民(軍人ではない政治家)が軍隊を指揮・統制し、軍の独走を防ぐための、民主主義国家の基本原則です

 

 

坪山氏は、金大中の居場所を探っただけで、本作の冨田のように直接拉致事件には手を出していない、と証言しています

 

その坪山氏が「別班」のことならこれに詳しく書いてある、と記者に差し出したのがこの本

1978年出版

「赤旗」恐るべし、ですね

 

まあ、「スパイ防止法」が成立したら、こんな調査報道も「スパイ活動」になっちゃうのか

 

 

 

「KT」公開後の2007年には、韓国政府は公にKCIAによる組織的犯行と認め、朴大統領の暗黙的な指示もあったと認めています

そして、同年日本国にも陳謝しています

 

 

映画終盤、米国の指示のもと、自衛隊のヘリコプターが韓国船の上空に現れ牽制します

KCIAは金大中を海に投棄することを諦め、ソウルの自宅に返しました

 

富田はそのまま自衛隊を退官

自身の安全の保障のために、マスコミに情報を流しましたが、

李政美と田舎に帰ったところで撃たれた?

そこで映画は終わります

 

 

本作はなかなかに骨太なポリティカル・サスペンスです

韓国映画とか洋画ではこんな感じの作品をみますが、邦画では珍しい

 

私が覚えているのは、

「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」(1981年)くらいでしょうか

 

こちらも面白かったですね

 

 

楽しい映画が好きな私ですが、たまにはこんな映画も観てみたい

 

そんなことも思った「KT」でした

1月20日は「大寒」だそうですが、

 

「17日は4月上旬並の暖かさ」と知ったら、ラグビー観戦に出かけるしかないでしょう

しかも、パナソニック戦です

 

 

いそいそと出かけた横浜市のニッパツ三ツ沢球技場

何年ぶりだろう、リーグワンになってからは初めてです

自分で写真を撮る、という発想がなかったので、JSPORTSさんから拝借しました

 

観客数は「8101人」、よく入っています

 

 

さて、三ツ沢球技場(横浜市営三ツ沢公園)はちょっと不便なところにあります

横浜駅から徒歩で30分弱(1.8km)、しかも横浜駅との高低差が42m、途中結構な傾斜の坂があります

 

私は歩きません、市営バスを昔から使っています

そのころは、カンタベリーのリュックを背負った高齢者が、三ツ沢公園行きのバス停に溢れそうでした

 

混んだら嫌だな、ということで、KO2時間前、10時に横浜駅に着きました

横浜駅西口地下街中程からバスターミナルに上がろうとしたら、何と「ラグビー場直行バスはあちら」と看板を持った方がいます

そのまま地下街を通り抜けて地上に上がると市営バスが3〜4台待っていて、ピストン輸送中でした

凄い、真冬なのに、こんなにラグビーにお客さんが行くんだ!

 

 

キヤノンの営業努力に感動しながら試合会場に到着

その賑わいにまた感動して球技場内へ

 

あの殺風景だった三ツ沢球技場にこんなに出店が

 

KOの1時間半前に着いてしまって、本は忘れたし、どうやって時間を潰そうか、なんて思っていたのですが、

あちこち覗いて買い物して、日向ぼっこしながらキッチンカーで買ったサーターアンダギーを齧り、アップ中の選手を眺めていたら、それだけで十分楽しめました

 

 

さて、12時KOです

いつも通り、バックスタンド中央上段、と言ってもここはプレーがすぐ目の前で見られます

 

パナが20分までに3T3Gで一方的ゲームかと思われましたが、

やはりそうはいかない、中だるみタイムです

キヤノンに2T2Gを取り返され、前半1PGを入れて終了

パナ24−14キヤノン

 

後半もキヤノン健闘します

しかし、62分、8点差まで追い縋ったところで、68分から76分までに3T3Gを取ったパナが突き放しノーサイド

最終盤に力を発揮するパナ、いつも通り、でしょう

 

それなら、もう少し早く決着つけてよ、は勝手な願望ですが、

他のチームとのこの差は何が違うんでしょうか

 

 

得点経過はこちら、パナ50-21キヤノン

 

私の勝手な想像ですが、パナは3〜40分ぐらいしか力一杯(という表現が正しいかはわかりませんが)プレーしていないのでは?

 

その代わり、要所要所、例えばキヤノンボールのセットプレーなんかには全力で圧を掛けてくる

キヤノンのラインアウト、何本スティールされたことか

 

キヤノン田村選手の動きは相変わらずいいし、あのロングキックも効きました

スピード豊かでワイドにボールが動くアタックも嵌るとトライを奪えます

 

それだけに2枚のイエローカードが勿体無かった

 

 

こちらで、キャプテンを務める外国人選手を紹介しました

 

 

静岡ブルーレヴズ共同キャプテン、クワッガ・スミス

現役南アフリカ代表(cap数50いくつだっけ?)

 

リコーブラックラムズ東京キャプテン、TJ・ペレナラ

元オールブラックス(89cap)

 

もう一人この選手も忘れてはいけない

キヤノンイーグルス、ジェシー・クリエル

現役南アフリカ代表(cap数86)

 

日本語もよく勉強しているそうで、上のハイライト動画の5分40秒あたりからのレフリーとの遣り取り

 

あの続きがありまして、田村選手がクリッピング(タックルをかわした選手に故意に足を出して引っ掛けた危険なプレー)でイエローカードを貰ったのに、何故自分が押されたプレーにカードが出ないの?と、日本語で抗議をする様子

 

笑っちゃいけないんでしょうが、英語を使いがちなレフリーに日本語で返す、そこがまたいい

 

 

 

 

キヤノンは開幕から5連敗、パナは5連勝

 

パナファン(正確には三洋ファン)で判官贔屓ラグビーファンとしては、喜んでいいのか、残念がるべきなのか

 

とりあえず、ラグビーが堪能できた

それで良しとしましょうか

 

 

プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)は、この選手

M・ナイトシャマラン監督作品

「ノック 終末の訪問者」(2023年4月7日公開)

 

「シックス・センス」「オールド」のM・ナイト・シャマラン監督が、ポール・トレンブレイの小説「終末の訪問者」を原作に、世界の終末と家族の命を天秤にかけた非情な決断を迫られる一家の危機を描いたスリラー。

ゲイのカップルであるエリックとアンドリュー、そして養女のウェンの家族が山小屋で穏やかな休日を過ごしていると、突如として武装した見知らぬ謎の男女4人が訪れ、家族は訳も分からぬまま囚われの身となってしまう。

そして謎の男女たちは家族に、「いつの世も選ばれた家族が決断を迫られた」「家族のうちの誰か1人が犠牲になることで世界の終末を止めることができる」「拒絶することは何十万もの命を奪うことになる」と告げ、エリックとアンドリューらに想像を絶する選択を迫ってくる。

テレビでは世界各国で起こり始めた甚大な災害が報じられるが、訪問者の言うことをにわかに信じることができない家族は、なんとか山小屋からの脱出を試みるが……。

 

 

 

ゲイのカップルにアジア系の幼女とは、世の中進んだなぁ、とか、どうせなら家族3人が拒否して終末が来ちゃう、みたいなエンディングがいいなぁ、とか能天気な感想を持った私でした

 

 

さて、図書館で偶然見つけた原作、

ポール・トレンブレイ著「終末の訪問者」

 

本作は、ある家族、四十前後の白人ゲイカップル、アンドリューとエリック、中国人の養女ウェイの3人の視点でほぼ描かれています

しかも、時には同じシーンを3人の視点で繰り返します

更には、

「あっという間に舞台転換を終わらせる舞台係のようだ」とか、

「高速道路を走るトラクター・トレーラーのような騒々しい振動音」とか、

鬱陶しいほどの比喩表現が多くなかなかに読みづらい文章でもあります

「振動音」とは、縛りつけたアンドリューごと引き摺った椅子の脚のたてる音に過ぎないんですが・・・

 

 

 

一家は、ニュー・ハンプシャー州のカナダ国境近くのど田舎にある、携帯も繋がらない貸別荘で休暇を過ごしていました

 

そこに世界の終末のビジョンを共有した4人組が襲ってきます

リーダーのレナードは原作では若者です

 

 

彼らは、世界の終末を防ぐためにやって来たと言い、家族のなかから自分たちで1人を選び自分たちで殺す(選択し犠牲を払う)よう、要請?懇願?脅し?をします

 

更にその願いが聞き入れられないと知ると、

仲間を1人儀式のように手作りの武器で惨殺し、

テレビニュースで今起きているハワイとアメリカ北西部に押し寄せる大津波の様子を見せます

「これはお前たちのせいだぞ」

 

そんな場面が克明に描かれていきます

 

 

大災害や惨殺の惨たらしさ、その背後にいる?ある?「神」と呼ばれるモノの目的は?

何故ゲイカップルと中国人養女が生贄に選ばれたのか?

などと私は考えざるを得なくなります

 

 

アンドリューとエリックは一流大学出です

現在アンドリューは大学教授、エリックはマーケット・アナリスト、典型的なホワイトカラーです

カミングアウトした2人のそれぞれの両親との関係は、決して良好ではないようです

 

ウェイはもうすぐ8歳

口唇裂の手術痕があり、そのために実の親から捨てられたのではないか、そんなことも考える、周りの大人の言葉の裏の意味まで読み取ってしまう、そんな聡い少女です

 

一方、共通のビジョンに導かれてやって来た男女4人組、全米各地からやってきた彼らは直前まで互いを知らなかった、そう言います

 

リーダーのレナードは大男で教員補助兼フリーター

彼が啓示に従って掲示板を作成し、同じビジョンを持った者達を集めました

最初に掲示板にやって来たレドモンド、彼は下ネタ好きな前科持ちのガス会社の労働者、もしかすると同性愛嫌悪者か?

サブリナは資格勉強中の看護師、エイドリアンはシェフ

ブルーカラー、グレーカラーたちです

 

初め、アンドリューとエリックは、同性愛嫌悪者たちに襲われた、と勘違いします

過去にどれほど嫌な思いをし、酷い暴行を受けたことか

そんな過去から、アンドリューはこっそり拳銃をこのキャンプ地にも持って来ていました(但し、銃は車の中に置いたまま)

その銃がのちに悲劇を生みます

 

 

 

ゲイの一家も4人組も、彼ら7人全員食事の前に祈りを捧げるような生活はしていません

襲撃者たちがそれまで神を信じていたかすらも怪しいもんです

むしろ、エリックの方がカトリック教徒であり、時に日曜日に教会に出かけ、この危機に神に助けを求め、祈るような人物です

(本当は、ウェンにも洗礼を受けさせたかった)

 

 

初日、

一人目のレドモンドは自ら白頭巾を被り仲間達に惨殺されました

 

ここから、原作と映画は大きく異なっていきます

 

映画では、最終的にエリックが「アンドリューとウェンの幸せな未来が見える」と言って死を受け入れ、終末は回避されたように見えます

残されたアンドリューとウェンは呆然としていますが

 

 

しかし原作では、

翌日、二人目に死ぬ予定のエイドリアンが一家を拷問しよう、そうすれば話は早い、私だって死にたくないし、と言い出します

ウェンはパニックを起こし、それをきっかけに縛めから逃れたアンドリューは車に銃を取りに飛び出し、同じくエリックはウェンを救い出そうと格闘を始める

 

気がつけば、エイドリアンは撃ち殺され、もっと酷いことにウェンも銃の奪い合いから撃たれ、死んでしまいます

しかも顔の下半分を撃ち抜かれて

 

エリックもアンドリューもそしてレナードも精神的にも肉体的にも壊れました

エリックは飛び回るハエの大群のイメージと神の啓示は正しいのでは、という思いに取り憑かれたようです

 

レナードに請われてつけたテレビには、香港で大量発生する鳥インフルエンザのニュースが流れます

これは次の災厄、「疫病の蔓延」

(選択と犠牲)がない場合には、4人組の誰かが死に、新たな災厄が起きる、そして世界の終末は近付いている

という訳です
ウェンの偶然の死は(選択と犠牲)に値しない、ということ

レナードはそう告げました

 

 

サブリナは「こんなことはやめる」と宣言します

自分たちのやってきたことは「野蛮で下劣で邪悪」

「数十億の命のために多少の苦しみは・・・」とレナード

サブリナは「それでも正しくない。どこまでも気まぐれで残酷」

 

サブリナは自身の啓示を受けてからの体験を話し、二人を逃すと言い出します

現象は信じるがこんなことをする神はもう信じない

そして、レナードを撲殺してテレビで世界中の飛行機が墜落を始めたことを確認します

 

サブリナは自分たちが乗ってきたピックアップトラックの鍵の隠し場所まで二人を案内します

そこには彼女も知らないうちに大型の拳銃も隠してありました

 

半ば操られるように、エリックにまだ世界を救うチャンスはあると囁くと、彼女はその銃で自分の頭を撃ち抜きます

 

 

世界を救わねば

エリックはその銃を手にし自殺しようとしますが、アンドリューに自分を一人残さないでくれ、代わりに自分を撃ってくれ、と懇願されます

残ることも残されることも出来ない

ならば二人ともに・・・

 

結局、エリックとアンドリューは銃を捨て終末のような嵐の中、ピックアップトラックを目指して歩き続けます

 

最後の文章は「われらは前に進んでいくのだ。」です

 

 

 

この結末、最高です

 

シャマランは、皆のために誰かが犠牲になる、という考え方に賛意を示しているらしい

そう聞いたことがありますが、

どうせそこに自分はいないんでしょう

 

 

「人身御供」ではなく、あくまでも「自己犠牲」を他人に求める

絶望的な災厄で脅しながら

 

イヤラしいですね

「神」は何がしたいのか

ただの気まぐれ変態サディストか

 

シャマランの映画を観ている時には、まあ彼の映画だからそんなモンだろう、で楽しめましたが、

原作小説となるとそうはいきません

腹立たしさを抱えながら、違うラストを願い、読み進めました

 

 

そもそもなぜゲイのカップルなのでしょうか?

神の教えに背いた罰なのか

せめて神の許しを得られるようチャンスを与えられた?

 

これがウチだったら、お母さんに残って欲しいって子供に言われて必然的に自分が犠牲になるのか

それはそれで腹が立つ

 

だからゲイカップル?

 

ゲイはゲイでも、これが女性となると話は違います

中年女性ふたりに少女の家に大男が押し入ろうとしたら、それは誰の賛同も得られないでしょう

 

神は神なりに気を使った、ということか

 

冗談はさておき、カトリック教徒のエリックが我が身を犠牲にしようとして留まるところがホント最高です

 

宗教心?マインドコントロール?

 

危ういところで立ち止まれた、と言っていいのかな?

 

エリックは、レドモンドの惨殺の時に「神」らしきモノ、光を見たような気がしています

それは脳震盪のせい、アンドリューは否定します

4人組は狂信的なカルト集団、奴らの終末論を真面目に聞いても無駄

 

ハワイの津波も鳥インフルエンザも彼らの襲撃前から起きていた事象だった

では、アメリカ北東部の大津波は?飛行機の墜落は?

 

確かに終末は近付いているのかもしれない

でも、自分たちが死んでそれが収まる保証は?

 

 

この葛藤もいいです

なんで自分たちやウェンなんだ?

しかもウェンは惨たらしく死んでしまった

そしてそれは無駄死にと言われてしまった

 

 

4人組も気の毒です

 

「神は自分の手を汚さな過ぎ」

 

訳の分からない啓示に命をかけ、仲間を惨殺する

 

サブリナは進学のために金を貯め、職場の推薦状を貰うため休みも取らず、仕事と勉強に明け暮れる生活を送って来ました

それなのに、訳の分からない啓示に突き動かされ、貯めた金を旅費にし、職場を欠勤したままここまでやって来ました

例え、映画のようにエリックが犠牲になっても、彼女の将来は無いも同然でしょう

 

 

「神」はエリックとアンドリューの縛り方まで指示していたようです

ダクトテープを使えば、逃げられることもなかった

そんな愚痴も出てきます

となると、「神」は全てを仕組んでいた

最初から終末を止めるつもりは無かった・・・?

 

4人組の無駄な奮闘も可哀想なウェイの死も、エリックとアンドリューの生き残る選択も、全て「気まぐれ変態サディスト」の手のひらの上の出来事?

 

それは考え過ぎ?

 

 

さて、この原作小説は何を伝えようとしているのでしょうか

著者は自分もカトリック系の学校で学び、今はカトリック学校の

現役数学教師とのことですが、

宗教というものに思うところがあるのか、それとも、もっと身近な権力みたいなものに対する警戒心なのか

 

 

まあ、そこまではないのかな

 

 

最後に、ウェイが死んだことは酷くないのか、という話です

 

私は、ウェイの死も、下衆なレドモンドの死も、同等に考えます

付け加えれば、災厄で命を落とした方々も一緒です

 

全ては「神」の勝手な都合です

 

そこは関係ありません

 

 

強制された「自己犠牲」をどう評価するか

その一点です

 

 

「プッツン明治」と「インケン早稲田」ってご存知ですか?

 

昔々、

一説には、両校の学生気質を指していた、そうですが、

 

「両大学のラグビーを表している」

私はそう聞きました

 

 

「インケン早稲田」

タレントでもフィジカルでも劣る早稲田が、猛練習と考え抜いた戦術で勝ちにいく

時には、ルールの隙間、グレーゾーンも利用する

 

元祖ヘラクレス軍団、大阪体育大学が1989年度2度目の大学選手権準決勝に進出します

ゲーム終盤、自陣ゴール前でペナルティを犯す早稲田

スクラムを選択し、ひたすらスクラムトライを狙う大体大に対して、コラプシングを繰り返しトライを阻止する早稲田

大体大は認定トライを一つ取りますが、あまりにも時間が掛かり過ぎました

早稲田は19-12で勝利しました

 

今なら、反則の繰り返しでイエローカード&ペナルティトライであっさり7点を失っています

 

1996年、世界のラグビーはプロ化し、ゲームは興行となります

レフリーは3人に、更にTMOを採用

アタック有利、遅滞のないゲームを目指し、ルール変更(もしくは解釈の変更)も頻繁に行われるようになりました

ルールの隙間もどんどん埋められます

 

そして、今の早稲田はタレントを揃え体格でも見劣りしないチームに変貌、スポンサーもつけて強化に日々勤しんでいます

あの頃の小柄な早稲田はもういません

 

 

「プッツン明治」

明治といえば「前へ」です

フィジカルに優れたFWがボールを持ち愚直に前へ突進する

まさに「プッツン」ですが、BKの主将がそのFWをうまくコントロールできた時、明治は強い、と言われました

 

例えば、この方、日本代表としても活躍した吉田義人選手

ポジションはウィング

 

大きくて走れないフロントローにも妥協を許さず全てのポジションの選手に同じ練習を課し、一方で「4年生は神様」と言われていた明大を理不尽な上下関係のないチームに作り替えるなどの改革も行った

1990年度優勝 明治16-13早稲田

 

 

体育会の理不尽で暴力そのもののような体質

大学生とは思えないその幼稚な思考

明治と言えば、この方がその象徴でしょうか

星野仙一投手、のちに監督

 

それを改革しようとした、と知った私は吉田選手のファンになりました

 

 

さて、昨日の大学選手権決勝は、明治22-10早稲田、でした

明治の主将は、センターの平翔太選手

 

このゲーム、判官贔屓ラグビーファンの私は早稲田を応援していたのですが、2~30分くらい観ていたところで「ああ、ダメだな」と諦めました

タブレットを開き、音量を絞ったテレビを時々チラ見することに

 

明治と早稲田では圧が違う

セットプレーで圧倒され、自分たちのやりたい、自陣からの速くてワイドなアタックで明治に3トライ目を奪われる早稲田

 

残り10分、ようやく早稲田が反撃を見せますが、あまりにも遅過ぎました

 

「プッツン明治」なんて影も形もない

FW、BK一体となったアタック

強固で隙のないディフェンス

 

12点差のゲーム

結果だけ見ればそれなりのゲームのようですが、

どうでしょうか?

 

 

昨夜はYouTubeなどで、いろんな方のゲーム評論を聞き、コメントも見てみました

相変わらず「レフリーがぁ」と言う方、そこじゃないです

「服部(SO)、矢崎(FB)が勝手なことをした」

これは早稲田ファン?それともアンチ?

何を馬鹿なことを

チーム力が違い過ぎて、終盤は個で行くしかなかった

縦に突破しようとしても跳ね返され、

BKにまわしアタックを続けてもズルズルとゲインラインを下げられるだけ

 

ハイパントの多用は間違いではないでしょうが、

明治のハイパントキャッチが上手かった

日本代表の矢崎選手がいても早稲田は手放したボールを再獲得出来ません

服部選手のキックも上手いが、明治のキックも負けていない

明治のSO伊藤選手の仕掛けも凄い

 

どっちの応援とかは考えず、純粋にラグビーを観れば、このゲームは最高に面白かった

今日2度目を観てしみじみそう思いました

 

 

最後に明治の神鳥監督(元リコー監督)に私は言いたい

 

おめでとうございます

 

そして、ブラックラムズに戻ってきてください

お待ちしております

 

 

 

リーグワンの監督・HCに外国人が多過ぎます

 

日本人HCだと外国人選手に睨みが効かない?

 

それなら、キャプテンを任せられるような一流の選手を連れてきた方がいいのではないかな

 

静岡ブルーレヴズ共同キャプテン、クワッガ・スミス

現役南アフリカ代表(cap数50いくつだっけ?)

 

リコーブラックラムズ東京キャプテン、TJ・ペレナラ

元オールブラックス(89cap)

 

 

 

 

誰とは言いませんが、高給貰ってるだろうに成果を出せてない方も多いし

 

 

 

 

 

トヨタヴェルブリッツ、スティーブ・ハンセンHC

2015年W杯オールブラックス優勝監督

 

トヨタヴェルブリッツ、イアン・フォスター共同コーチ

2023年W杯オールブラックス準優勝監督