Netflixで見つけた、
筆者の実体験を基につづられた新書「フィリピンパブ嬢の社会学」(著:中島弘象)を映画化し、日本で働く外国人女性労働者の実態をリアルに描いたラブストーリー。
フィリピンパブを研究対象にしている大学院生・中島翔太は、パブで出会ったフィリピン人女性ミカと交際することに。
ミカは月給6万円で休みは月2回だけという過酷な環境で働かされており、偽装結婚までしていた。
そんな状況に負けることなくミカは前向きに働き続け、フィリピンの両親のもとに翔太を連れて行く。
ミカを大切に思う気持ちを次第に強めていった翔太は、彼女に頼まれてヤクザのもとへ乗り込むことになるが……。
「奇跡」の前田航基が主人公・翔太、本作が女優デビュー作となる一宮レイゼルがミカを演じ、津田寛治、近藤芳正、田中美里らが脇を固める。監督は「能登の花ヨメ」「あしやのきゅうしょく」の白羽弥仁。
この映画を知ったのは、公開日前日2024年2月16日のラジオ番組
「フィリッピンパブの元締めのヤクザ」を演じた津田寛治が本作の宣伝で出演しました
実際にはポッドキャストで時間が経ってからその番組を聴いたので、公開規模の小さかった本作の劇場鑑賞は出来ませんでした
それが2年経ってNetflixで配信を発見
Huluでも見放題配信が始まったようです
原作はこちら
雇主はヤクザ、ゴキブリ部屋暮らし──フィリピンパブ嬢の彼氏になったらみえてきた驚きの世界。前代未聞、異色のノンフィクション系社会学。
“フィリピンパブを研究対象にしている大学院生・中島翔太“とありますが、
翔太は向学心に燃えて大学院に進んだ訳ではありません
「就職が面倒くさい」みたいな消極的理由で大学院に進みます
どうやら一人っ子らしく、両親も甘やかし気味です
2013年、彼は、愛知県の春日井駅前で見かけたフィリピン人の若い女性たちと、迎えに来た怪しげな黒のミニバンに違和感を持ったようです
そこから修士論文のテーマを決め、翔太のフィリピンパブ通いが始まりました
妙に羽振りのいい客、シバタに紹介され、
若いミカを指名するようになり、
翔太の研究?パブ通いは、
フィリピン人の客引きに心配されるほどに
見るからに金の無さそうな翔太です
この翔太役の前田航基がいいんです
イケメンでは無いけれど、ズングリ、フックラとした体型と人好きのする顔だちが、誰にでも愛される主人公にピッタリです
客とパブ嬢の関係はいつしか恋人に変わり、
パブ嬢仲間にも応援され、
2人の仲は元締めからも黙認されていた
そんな翔太も、フィリピンのミカの実家を訪れ、
ミカに寄生するような家族や親戚の姿を知って、
結婚を躊躇うが・・・
そして2022年現在
結婚したあとの二人の様子はこちら
フィリピンパブ嬢との出会いと交際は、すったもんだの末に見事ゴールイン。これで平穏な日々が訪れるかと思いきや、妻が妊娠。 新たな生命の誕生とともに二人の人生は新たな局面に突入する。初めての育児、言葉の壁、親族縁者の無心と綱渡りの家計……それ でも「大丈夫、何とかなるよ」。異文化の中で奮闘する妻と支える夫の運命は? 話題作『フィリピンパブ嬢の社会学』に続く、抱腹絶倒のドキュメント第二弾!!
本作は、かつては「興行ビザ」、2005年以降は“偽装結婚“による「結婚ビザ」で来日し、低賃金と劣悪な住環境で働かされている「フィリピンパブ嬢」の実態を手際よく見せてくれます
彼女たちは、売上ノルマに追われ、時には望まない妊娠(カトリックなので堕胎はしない)といったリスクまで負いながら、それでも明るく逞しく生活し、故郷に送金して家族の生活を支え続けています
パブ嬢の稼ぐお金に甘え、フィリピンで結構立派な家に住みながら、仕事もせずあれこれとお金をせびる一家や親戚の様子も描かれます
それでも、コミカルなラブストーリーに仕立てられた本作は、観終わったあとにホッとするような、ちょっと不思議な映画でした
ノルマ未達で6万円の手取りから2万円の罰金です











































































































