ジムに行くまで、家の中では
ベッド、ソファー、トイレしか動けず
勝手に涙が出てくる。
なんて過ごし方をしているのに
時間になると
「あ、行かなきゃ」
とダラダラと重いカラダを持ち上げて
用意をしてジムに出かけ
サボることなく、ハードメニューを
きっちりとこなす。
しかもですよ。
大会出場を4月に決めて
11月の日本大会出場する。
という目標を持っており
そのためには、非常にストイックにカラダを作っていかないといけないわけなのです
そんな私が、うつ状態の真っ只中、大会出場を決め、そして、、、
日本大会出場し
もんのすごい笑顔で舞台に立っておりました。
しかし。
やっぱり相変わらず、頭も体もおかしい。
そしてある時、電車に吸い込まれていくような感覚になり。(本当にスーッって感覚)
「あ、これはもうやばいかも」
っていう思いと、
「あんなに抵抗のあった薬だけど
それでも、薬の力を借りないと
いけないのかもしれない。
それに、プロに頼れば
少しでもラクになる道があるのかもしれない」
と生まれてそんな思いになり
初めて、心療内科に行ってみました。
ところがです
そこの先生が、いい感じで
ひとっつも信用できない雰囲気を
醸し出しており
なぜか、ずっと薄ら笑い。
口から出てくる言葉も
いい感じで私の神経を逆撫でするような言葉を
発したのちに、木を描くテストと
筆記の心理テストをやらされ
まだ診断名も出ていない状態で
ウツに効く。という薬を数種類、処方されました。
家に戻った私は、ドキドキしながら手の平に薬を乗せ
そして、水を口に入れて
「コレを飲めば、もう楽になれる!
さぁ、穏やかな時間へ行こう!」
飲もうとするんだけど。。。
どーーーしても飲めない。
やっぱりこれを飲んだら、何か取り返しのつかない世界に行くような気がする。
1回飲んじゃったら
もうやめられないのではないか?
でも、気が落ち着くのなら
今日のところは飲んでおけばいいじゃないか。
口の中に水を含んだまま、そんな自分の中で
問答を30分ほど、繰り広げ。。。。
結局、飲めずに捨てました。
そしてテストの結果を聞きに翌週クリニックに
訪れた私に医師は
「酷いウツ状態です。よくこれで仕事ができていましたね?仕事が休めるように診断書書けますが、どうしますか?」
そんな言葉に私は
ぼんやりした頭の中で
「あー、、、こうしてウツ病というのは誕生していくのだな。」
と思った。
私がなんとか立てているのは
仕事があるからである。私にとっては自分の居場所として支えられていたのだ。
が通り一遍の診断と薬だけで
私のココロの根治はできない。
そう思い、このクリニックに2度と行くことはなくなった。
しかし。
もちろん改善されることもなく。
根本的な問題に向き合えず
治ることもなく、また数ヶ月後
違うクリニックに行くわけなんです。笑。
続く↩️


