前回の投稿で、産婦人科医にサジを投げられたって投稿をしたのですが。


実は精神科医にもサジを投げられた経験を持つ私。

私は元々、本気で


「私はウツとは無縁だ」


そう思っており、また、花粉症の薬や痛み止め、風邪薬は平気で飲むし、ワクチンの接種だって全然打っているのですが
精神科が処方する薬だけは、絶対に飲んではいけないもの。
だと思い込んでいました。
(これは完全に私の思い込みであり、私の価値観です)


でも、そんな私のカラダに異変が起きるようになったのです。



カラダが動かない
何もしたくない。

予定のない日は

ベッドの上、ソファーの上、トイレ


この3つしか移動することができず
また不眠ならず過眠の状態で
気付けば、気を失うように眠り
1日の大半を寝て過ごしていました。


しかし


それと同時に、摩訶不思議なことも起きており。


仕事に行くとスイッチが入り、当時、出張だらけの生活だった私は
きちんと飛行機や新幹線に乗り、毎日のように、日本中を飛び回っていました。
仕事の内容は、研修やYouTubeの演者でもあった為、私が休むと何十人という人の予定が狂ってしまう。
私にしかできないことなので、迷惑はかけられない。

仕事に出れば、何事もなかったかのようにシャキッと仕事を仕事をやり切る。


そしてまた、帰りの電車や飛行機に乗ると、勝手に涙が止まらずに、泣き続けて帰る

そんなチグハグな毎日。



でも、これだけではないんですよ。
私の摩訶不思議なことは。



この頃、ベストボディージャパン出場する。
という目標がありまして。
毎日のようにジムに通っては
パーソナルトレーナーと
二人三脚でカラダ作りをしていたんです。



ジムに行くまで、家の中では

ベッド、ソファー、トイレしか動けず

勝手に涙が出てくる。

なんて過ごし方をしているのに

時間になると


「あ、行かなきゃ」

とダラダラと重いカラダを持ち上げて

用意をしてジムに出かけ

サボることなく、ハードメニューを

きっちりとこなす。



しかもですよ。


大会出場を4月に決めて

11月の日本大会出場する。


という目標を持っており

そのためには、非常にストイックにカラダを作っていかないといけないわけなのです

そんな私が、うつ状態の真っ只中、大会出場を決め、そして、、、

日本大会出場し

もんのすごい笑顔で舞台に立っておりました。



ベストボディージャパンの日本大会に1年目に出場できる確率は、10%から15%と言われており(チャットGPT調べ)






しかし。

やっぱり相変わらず、頭も体もおかしい。



そしてある時、電車に吸い込まれていくような感覚になり。(本当にスーッって感覚)




「あ、これはもうやばいかも」

っていう思いと、

「あんなに抵抗のあった薬だけど

それでも、薬の力を借りないと

いけないのかもしれない。

それに、プロに頼れば

少しでもラクになる道があるのかもしれない」


と生まれてそんな思いになり

初めて、心療内科に行ってみました。



ところがです

そこの先生が、いい感じで


ひとっつも信用できない雰囲気を

醸し出しており

なぜか、ずっと薄ら笑い。


口から出てくる言葉も


いい感じで私の神経を逆撫でするような言葉を

発したのちに、木を描くテストと

筆記の心理テストをやらされ

まだ診断名も出ていない状態で


ウツに効く。という薬を数種類、処方されました。


家に戻った私は、ドキドキしながら手の平に薬を乗せ

そして、水を口に入れて

「コレを飲めば、もう楽になれる!

さぁ、穏やかな時間へ行こう!」


飲もうとするんだけど。。。



どーーーしても飲めない。




やっぱりこれを飲んだら、何か取り返しのつかない世界に行くような気がする。

1回飲んじゃったら

もうやめられないのではないか?

でも、気が落ち着くのなら

今日のところは飲んでおけばいいじゃないか。


口の中に水を含んだまま、そんな自分の中で

問答を30分ほど、繰り広げ。。。。




結局、飲めずに捨てました。



そしてテストの結果を聞きに翌週クリニックに

訪れた私に医師は


「酷いウツ状態です。よくこれで仕事ができていましたね?仕事が休めるように診断書書けますが、どうしますか?」


そんな言葉に私は

ぼんやりした頭の中で


「あー、、、こうしてウツ病というのは誕生していくのだな。」


と思った。


私がなんとか立てているのは

仕事があるからである。私にとっては自分の居場所として支えられていたのだ。

が通り一遍の診断と薬だけで

私のココロの根治はできない。


そう思い、このクリニックに2度と行くことはなくなった。




しかし。

もちろん改善されることもなく。

根本的な問題に向き合えず

治ることもなく、また数ヶ月後

違うクリニックに行くわけなんです。笑。


続く↩️