クラウド vs セフィロス

人間の多様性を巡る対決。

クラウドは弱い人間である。仲間たちに助けられ、弱い人間の中の強さ。強い人間の弱さ、それらを肯定した。ライフストリームの循環の中で、人間に対して希望を持つことができた。

セフィロスは強い人間である。その強い精神は、ジェノバすら手なずける。自分の呪われたルーツを知ることで、世界を呪い滅ぼそうとする。それはジェノバのリユニオンという性質と合致し、すべてのものを一つの"正しい"ものにしようとする。あらゆる可能性を考えたが、個人的動機が世界を呪うことしかなくなった場合、セフィロスのようになることは、誰も否定できないのではないか。知性のあるミルトン的悪である。そういう意味ではダークナイトのジョーカーに似ている。

 

 

神羅カンパニー vs 星合学

思想なき科学技術と思想の対決。

神羅カンパニーは、科学、哲学等思考の枠組みを無視し、科学技術一辺倒。その場しのぎの利益を甘受し、結果的に生命を徐々に弱らせる。思想がなくなった今の世の中のメタファーでもある。(魔晄炉)

星合学は、ライフストリームの循環という、科学、哲学をもち、謙虚にその思想を利用し、科学技術を使う。(マテリア)

 

 

リメイク版のトレーラー。エアリスが漏れ出る魔晄、光の粒を見つめるシーンは胸が熱くなった。

科学者は、人間のルーツを知りたいという好奇心のもと、すべての物質は粒子でできていることを発見した。

同じように、FFⅦは、クラウド、セフィロスが人間とは何か、我々は何処から来たのか、ルーツを知りたいという探求の物語である。

リメイクに対し、思い、期待するのは、ストーリーは変えないでほしいということ。現代の技術でどのような演出を見せてくれるかということ。