地方と都会のアルバイトの時給について
アルバイトやパートの時給について 地方と都会の格差って結構ありますよね。。例えば、都内の場合 スーパーのレジ打ちやコンビニスタッフの時給を調べてみると・・・新宿歌舞伎町の条件のよいコンビニだと時給1,200円。ドン・キホーテのレジ打ちでは時間により時給1,200 ~1,500円。一方で、地方の秋田市で調べてみると・・・秋田駅周辺のコンビニの場合、時給790円。秋田のドン・キホーテのレジ打ちでは時間により時給850 ~1,063円となります。(Indeedより)同じコンビニで働いても、新宿歌舞伎町だと時給1,200円。地方の秋田で働くと時給790円。その差は時給410円(1,200円ー790円)都会と地方の稼ぎの差をさらに分析しましょう!月収の違いを計算してみると・・・1日5時間、週4日の場合 20時間/週( 5時間×4日 )4週間(1か月)で80時間( 20時間×4週 )80時間×時給1,200円=96,000円(新宿歌舞伎町の場合の月収)80時間×時給790円=63,200円(秋田の場合の月収)労働時間は全く同じですが、都会と地方の月収の差は32,800円ですね。( 96,000円-63,200円 )但し、都会の仕事の方が人が多い分 大変ではあります。地方の学生は「 都会は時給が高くてうらやましい! 」などとよく つぶやいてますね(笑)たしかに、時給だけしか考えなくてよいなら(?)その通りだと思います。同じ時間働いて月に約3万円差がつくのですから。。しかしこれは、学生という立場がゆえの発想かもしれません。。なぜなら、学生は通常(勤労学生や奨学金を受けていない)の場合居住費、光熱費、食費などの生活費は親が負担しております。中でも一番負担の大きい「 居住費 」は・・・新宿区のマンション家賃の場合12,4000円( 新宿駅徒歩14分 1K 25.5㎡ 管理費1万円含む )この家賃だと、時給1,200円のアルバイトでは暮らすのが難しいですね。。ちなみにこの家賃を稼ぐのには104時間働く必要があります。時給1,200円×104時間=12,4800円正規社員の月の労働時間が約160時間(8時間/日×20日)ですからアルバイトで104時間働くってなかなかの労働ですね。。しかも104時間働いて住居費しか稼げてないのでこれでは暮らせません!!では。地方の秋田の場合だと家賃は・・・59,800円( 秋田駅徒歩3分 25㎡ 共益費6千円含む )ちなみにこの家賃を稼ぐのには76時間働く必要があります。時給790円×76時間=60,040円新宿の場合は 104時間 秋田の場合は 76時間その差 実に 28時間 ! 一日以上の差ですね。。時給は410円も違うのに 居住費のための労働時間は地方の秋田の方が 28時間も少なく済むのです!上記の計算から、特に社会人の場合 居住費を低く抑えることが生活の豊かさに つながるとも考えられますかね。。これから社会人になる諸君は、このことも鑑みて住む場所や仕事を考えても良いかもですね。但し、これは個人事業主やフリーランス、福利厚生が充実していない企業に勤めている方には当てはまりますが 大企業のサラリーマンには当てはまらない場合が多いです。たとえば、ある上場企業の社員の独身寮、社宅制度の場合市中のマンションを借り上げる制度がありますので、会社の仲介によりマンションを借り上げ、自己負担は独身寮の場合1万円台、家族持ちの社宅の場合3万円台が相場らしいです。(都会でも地方でも個人負担はほぼほぼ一緒。)会社を通すので面倒な部分もあり、広さや、家賃の上限はあります。借り上げ独身寮の場合、40㎡以下で地方は家賃7万まで、都内は9万円までで家賃枠を超えた分は自己負担・・・などなど。。住むところによって 属性のレベルが分かれるので物件選びは真剣になりますよね。良い気の流れる場所に導かれたいものですなぁ。。