お久しぶりの投稿は、ラーメンのこと。
きぃさん。の耳鼻科受診のため、父母娘でガン首そろえてS医療研究センターに出かけてきました。
エレベータを待っていると、掲示されている「患者様の声」に目が行きました。
患者として大きな病院を利用していると、すごく待たされたり、ユニバーサルトイレが少なくて空いていないとか、夏場クーラー効いてなくて暑いとか、予約の電話たらい回しになる、などなど いろいろ要望があるものだと思います。そういうものを投書?により集めて、掲示してオープンに回答する場のようです。
俺の性格が悪いので、ついつい「病院への無理難題」とか「面白リクエスト」を探してしまいます・・・
キタっ!!
「レストランの ラーメン が無くなってしまい愕然としています。復活してほしいです。」
俺は、(おそらく)外注先の企業が運営しているであろうレストランのメニューにまで投書できるなんて、なかなか良いぞ、なんて軽い気持ちでそれを眺めていました。
俺「愕然って。」
思わずその語気というか、絶対にもう一度あのラーメンを食べたいんだという気迫みたいなものを感じていました。
そのレストランには何度か行ったことはあるけど、前回はカツ丼を食べたっけかな。ラーメンは食べたことはないけど、そんなに美味しいのかな?
そして次の瞬間、わが目を疑いました。
「ラーメン、復活してください!!」
一人だけでなく、ほかにもこのラーメンを求める投書が・・・! 熱い、熱すぎる!!
他にもラーメンを求める投書が複数あり、それを読んだら、そのラーメンの魔法の理由がわかり、面白半分に読んでいた俺はハッとしました。
「子どもがここのラーメンが大好きで、これを食べることを楽しみに、辛い治療や手術にも耐えてきました」
ここは国立の小児専門病院です。
駐車場には、全国各地のナンバープレートがついた車が停められており、遠くから子どもの病気を治すためにここにやってくる、小児医療の最後の砦なのです。遠くまで治療に来たり、入院したり、知らない土地で手術をすることは大きな不安がついてまわることでしょう。
子どもはラーメン大好きですよね。
治療をがんばっている子どもたちが、ラーメンをすすって頑張っている姿が目に浮かびます。
ハンバーグとかステーキとかお寿司とかじゃなく、病院のレストランで食べるラーメンのスープがハラワタに染み渡るのが楽しみなんて、素敵じゃないですか。
治療をがんばって、家族とたべるレストランのラーメン。普通っぽいけど、きっと大切な思い出の味になっているはずです。
しかしながら、レストラン運営もビジネスです。理由があってメニューから外しているのです。
レストランの回答は、
「このラーメンの麺は特別な麺を使用していたのですが、仕入れ価格の関係でご用意できなくなってしまいました。これからは、ちゃんぽんをお楽しみください」
「うああああ!こんなに復活を望むファンがいるんだから、ラーメン出してあげてよぉぉぉ!!」
熱くなっている俺の頭の中に叫び声がこだまします。
(もしかしたら、子どもたちが頑張るのには、ちゃんぽんでも良いのかもしれませんが)
「復活したら、俺もそのラーメン食べてみたいよぉぉぉ!!」
自分の欲望に嘘をつくことはできません。
正直に。俺も食べてみたい。
病院には多くの人が関わっているのは知ったつもりでしたが、レストランでラーメン作ってくださるかたも、子どもたちが回復する力になっているのですね。
ありがとうございます。
(きぃ父。拝)