6月に望遠鏡を譲ってくれる話を頂いて、テスト撮影など行いF12で暗い望遠鏡なので、何を対象に撮影するかなども含めてようやく結論を出しました。

焦点距離は1824mm、系外銀河でも明るいものが中心となりそうです。また、惑星状星雲なども比較的明るいので良いのではないかと思います。

120mmのガイドスコープでもガイドは問題なく使えていたので時間をかけて撮影するのが前提になりますが、何とか扱えそうです。

使っている機材、AM３赤道儀の耐荷重など色々考えたら大きい望遠鏡は難しいし移動にも体力的に厳しくなってくるのでこの辺りで手を打ちます。

テスト撮影していてこの望遠鏡標の準フォーカサーはやはり納得いかないので、交換することにしました。

手に入れた部品は望遠鏡より高いのはどういう事？

強化されたフォーカサーをいろいろ探したのですが、中古品は中々出回っていないですね。

そこで、仕方なく強化フォーカサーを注文しました。

笠井トレーディング　「MRP接眼部（S）+GS-RC2インチ用アダプター（MRP接眼部（S）用）」のセットです。

今日到着したので早速取り付けてみます。

現在付いている標準フォカサーは、見た目はしっかりしているようですが、クレイフォード式で耐荷重があまり大きくないようです。

固定ネジを強めに締めながらフォカサーのテンションネジも強めに締めておかないとカメラの重みでストンとズレてしまいます。

固定ネジを締めすぎるとピントノブが空回りしてしまうのでピントがとても合わせづらいし微動することが問題でした。

クレイフォード式が問題なのではなくGSのフォーカサーの設計に問題があるのでは？

それともこの個体だけなのか？などと思います。

「ボスケのレンキンTV」を見ても同じようなことを言われていました。

現在は改良されているのかもしれないですが。

標準フォーカサー

左が、標準フォーカサー　右が強化フォーカサーです。

違いは、クレイフォード式からラックピニオン式になってカメラの回転装置も付いています。

カメラの耐荷重は5㎏となっていますのでフィルターホイールを付けても心配する必要がなくなりました。

望遠鏡に取り付けしました。

フォーカサーのガタも全くなくスムーズに動きます。

フォーカサーから覗いたところです。

光軸は合っているのだろうか？

これで安心して撮影できそうです。

もし、これから笠井のGS-***CCやGS-***RCを購入しようと検討している方は標準フォーカサーでなく値段が高くなりますが、強化フォーカサーを選択すべきだと思います。

撮影準備はできていたのですが、結局晴れませんでした。(^^;)

GS-150CCがやってきた！