妊娠が発覚し、手術をするまでの丸5日間、色んな方のブログの記事を読みました。
中絶するにあたりとっても悩んで仕方なく堕ろす事になった方、望んだ妊娠ではなかったけどパートナーもいて産むことを決意した矢先に中絶という選択をせざるおえなくなった方、残念ながらあらゆる理由で産む事が出来なくなった方…
私の5wの赤ちゃんはもしかしたら産んであげられる命なのに、それを私は自分の都合で産まないのか。
ある記事で、このような事が書いてありました。
あくまで私の解釈ですが
『産まれる前から赤ちゃんは自分の人生を分かった上でお母さんのお腹にやって来る。まだ何の感情もない中でお母さんの幸せを祈ってお腹にやって来る。輪廻転生という考え方から生きてる内にもう一度同じ命に会うことは出来ない。どんな形でもいいから供養しましょう。そうすれば赤ちゃんたちも一人ぼっちにならずに済む。』
と。
私はこの1週間、赤ちゃんに私の生活はこんなだよーとか、私の食べている食べ物はおいしいかな?など、短いお母さん期間を過ごしました。
1cmにも満たないエコー写真で見た赤ちゃん。
私は赤ちゃんに何の楽しみも経験させてあげられない。
そんな自分を悔みました。
早く見つけてあげられたことだけが良かったと思っています。
金銭的にも相手の方との関係的にも、今産んで幸せにしてあげられる自信がありませんでした。
お金は何とかなったとしても、今無理をして彼と結婚して一緒に育てていく中で、やはり別れてしまう結果になったとしたら…
その可能性が高いのに、産んであげたいとはならなかったのです。
もしかしたら、途中で流産していたかもしれない。
色んな理由から後日中絶という選択をしたかもしれない。
今は産むという選択でもよかったのでは…
とも思います。
普段明るく振舞っている性格です。
この話は1人の友人にしかしていませんが、その彼女に自分を肯定してもらうことで、明るさを保つ事が出来、エコー写真の"ミニわたし"を可愛くて愛おしいと思える感情が芽生えました。
その友人は昔から仲が良いというわけではなく、最近よく一緒に夜遊びをしていた友達で、わたしの汚い部分を全て受け入れて遊んでくれる子です。
もし、私と同じような経験をされた方がいれば、誰でも構いません。
周りの誰かに全てを話してみてください。
中絶という選択は必ずしも良い選択ではありません。
でも、そうせざるおえない時もあります。
そんな時、否定の意見を聞く余裕はないですよね。
誰でもいい、自分を肯定してくれる友人に話してください。自分1人で抱えこんだら術後に残された人生を楽しむ時間がなくなるかもしれません。
楽しくない人生を送るお母さんを、赤ちゃんは望まないと思います。
私は赤ちゃんの為にも、この事実を絶対に忘れませんし信頼がおけると思うお寺で永代供養(お寺で代々毎年供養してくださる)をお願いしようと考えています。
私が亡くなった後も、ひとりぼっちにならず、嫌な気持ちになる事なく幸せであってほしい。
そう願っています。
これからは術後の経過・供養までの経験を書いていきます。