はいなー❤️
中学に上がるときに親は離婚して
母親にくっついて
兄弟3人、大阪にきたわけですが
離婚の原因は一方的に親父さまが悪いんだけども
僕は小さな頃から可愛がってくれた
親父さまが好きです。
なので、少し親父さまの紹介をしたいと思います(^^)
母親は11人兄弟の末っ子。
気が強く言いたいことはズバズバ言う性格。
貧しい家庭でしたが
自分で奉公に出て、自由奔放に暮らしてました(^^)
親父さまは姉、長男で次男の末っ子。
気は優しいけど見栄っ張りな性格でした。
親父の兄が母親の姉と結婚するとのことで
親父は親父の兄と一緒に母親の家に。
そこで母親を見て一目惚れ。
母親は調度、駆け落ちが見つかって幽閉中で
どうにでもなれ!と結婚(笑)
で、母親はマイペース。
好きでもない男と結婚させられた。が口癖。
父親は大好きな母に
なんとか いいところを見せようと
豪放磊落、お金の散財。
結局、お金が回らなくなり
昔からギャンブル好きとお酒も好き。
で、結局、そこに 溺れていったわけです。
親父さまは ある日、
母にプレゼントをしようと
少しのお金で仕入れに行きました。
親父さまは魚屋さんです。
この魚を刺身にでもして
少しはお金に変えれるかも。
そしたら、なんぞ、嫁さんに買ってやれるかも。
と。
で、僕はそれに付き合わされるわけです。
陽が登ってからの姫路の卸し市場。
いい魚は見当たりません。
それでも、なんとか良いものを2~3匹仕入れます。
そして、お得意さんに刺身にして持っていきます。
「嫌、ありがと。今晩、頂くわ。おいくら?」
親父さまは首を降ります。
「いつも世話になって迷惑かけてますから。お礼と詫びです。」
ぼくは え??
「ほんまにええのん?大丈夫?」
お客さんが気にしてくれてますが
親父さまは お代を貰おうとしません。
僕は袖をひっぱりながら
親父さまの顔を見ようとするけども
見れませんでした。
車に戻って ポツリと親父さま。
「釣り銭もないしな・・」
帰ると文無し。
申し訳なさそうに
母親に仕入れの金をせびる。
母は なけなしのお金を出してくる。
「もう、これだけしかないからな!」
次の日に仕入れに向かう。
車の中で親父さま
「これでは釣り銭にもならん・・」
と、
で、市場を通りすぎてスロットへ。
親父さまが悪いのは よく分かります。
母親も、渡しても博打で擦ってしまうと
あまり渡さないのも分かります。
でも、商売ですもの。
ある程度のお金がないと成り立ちません。
そりゃ、親父さまが悪いんです。
でもでも・・って、気持ちが今でも残っています。
離婚後は兄も弟も
こぞって父親の悪口ばかり。
父親に似ていたし、
父の事も知っていた僕は
父をかばうことが多く
家族から孤立していきました。
それが中学で独り暮らしを始める事に繋がったわけです。
母親からは小遣いも貰えなかったり
学費やなんやら
必要なお金を貰うだけでも
「親父とそっくりや」
とか言われるし、
だから、自分で生活をすることにしてました。
お陰さまで自由は手に入れていたわけです(^^)
昔の親父さまには
子供の僕は何も出来なかったけども
もう少し、何か出来ていたような気もします。
親父さまかぁー・・
ホンマにおかんのこと
好きやったんやろな(^^)
もう亡くなってしまいましたが
僕の父親は紛れもなく
あの親父さまで
やはり、僕は親父さまに
よく似ていると思います🍀