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びっくりするくらいの寒さ!
暖冬になるって聞いてたんですけどね…
でも、服屋にとっては嬉しい季節です。



こんにちは。kowです。



アウターやニットを探しに
来る人も随分増えたんではないでしょうか。
お店ではこぞって試着をする人で
溢れかえっていることでしょう。



今回はそんな試着のお話。
最近周りでホットな話題だったので
僕も便乗してみました。


まずはこのブログから
「お客様も人。販売員であるあなたも人。」


普段こう言った話題で話をする機会が
なかったので僕としても非常に気なる
内容でした。




服や服飾品を買うとき、 
「似合っているか?」
「サイズは大丈夫か?」
試着して確認することは当然あって
然るべきです。


webショップが増える昨今では
試着が
できることはリアル店舗の大きな強みと
言っていいでしょう。



ポイントは、
その試着(もしくは取り扱い)のマナーが
よろしくない時にどうしましょう?
と言うこと。


マナーはルールと違って守らなければなら
ないものでなく、本人の自由なわけですが、
より良好な関係性や楽しい買い物を
するには必要なものです。


そして、勘違いしてはいけないのは、
販売員だけがマナーを持てば
良いものではありません。



買い物をするお客様にも必要なものです。



例えば、電車に乗る時。
お金を払って電車に乗っているわけだから、
自分本位に立ち振る舞って良いってことは
ありませんよね?



ましてや、ショップでの試着はまだお金を
払っていない商品ですし、自分が
購入しなくても他の人が購入する可能性も
あります。


そんな商品を自分本位に扱って良いはずが
ありません。


世の中にそう言った取り扱いをする人
ばかりになれば、ぞんざいに扱われた商品を
自分が購入することになります。


これはとっても悲しいことですよね。




でもね、
僕の経験上だと商品を乱雑に扱う方は
実は悪意はなく試着の仕方や取り扱い方を
知らない方が多いんです。




過去にこんな経験があります。


ドレスシューズを試着してもらう時、
手元に靴べらがなかったので
すぐに取りに行く旨を伝えましたが、
お客様は
「靴べらいつも使ってないしいらないよ」
と返答されました。


ドレスシューズを履く際に靴べらを
使わないと踵が潰れてしまい、
見た目にも悪くだらしない印象になります。
さらに、ドレスシューズはソールを
張り替えることができても
踵は修復することはできません。


このことをお客様に伝え、普段から靴べらを
使うことを提案しました。
そうすると
「知らなかった」
「教えてくれてありがとう」
「今度から家でも靴べらを使うよ」と
快く靴べらを使用していただけました。



靴以外でもプルオーバーの着方や脱ぎ方、
ボタンの外し方やハンガーにかかった服の
持ち方、などなど。


乱雑に扱う人の多くは悪意はなく、
ただ「知らなかった」
そんなケースが結構多いです。




僕はショップ販売員はそういったことを
伝えていく役割もあると思います。


お客様にとっても
自分の間違いに気づいてもらうことは
とても喜ばしいことなんです。


その方が自分の持ち物をより綺麗な状態で
着用できますし、他のショップでも
楽しいお買い物ができるでしょう。
(海外の高級ブティックだと、
マナーの
   悪い方は店員に相手にされません笑)




もちろん!
伝え方は大事ですがね!