先日、科学未来館で開催している
「震災と未来」展
―東日本大震災10年―
を見てきました。
見たくない人は
…その前に一言。
行かれる方は予備のマスク2枚とティッシュを持参した方が良いでしょう…
羽生くんの衣装目当てで、他は興味ない
という方はいいですが、がっつり見たら厳しいです。
少なくとも私はダメでした。
翌日にハレの予定がある人は腫れた目で臨むことになるかもしれません。(ダジャレじゃないのだ)
未来館に入ると、エントランス横の大型ビジョンで映像が流れます。(動画撮影可能)
花は咲く2021の5分Ver.

(展示の多くはwebで見ることができるので、urlなどを貼ってみました。)
ZOONは3つに別れています。
ZONE1ではNHKのアーカイブで振り返り、震災発生当時の状況を追体験できるのですが…
ここは結構辛い映像が流れるので、耐えられない人は右に避けるコースを係の人が案内してくれます。
私は覚悟して来たので、まず初めの9分の動画を見ました。初見の部分もありました。
走る車の車内から撮られた映像では、渋滞の道路がみるみるうちに黒い海水でおおわれ、自車も浮いて漂いだす。町を飲み込む津波を避難した高台から茫然と見る様子、すぐ後ろまで迫っている津波に気づいていない人達に急げと大声で叫ぶ人達の緊迫した様など
我慢したけれど、溢れてくる涙が止まりませんでした。
地震発生後72時間をニュース映像で時系列に振り返ります。
義妹が車で何時間もかけて避難してきた事、車の除染をした事、計画停電の事、 お水がスーパーからなくなった事、地震当日のお風呂の水が茶色く澱んだ事…
そうだった
ここの最後に写し出されるドーモくんといろいろなキャラクターが手をつないでるイラストがとても素敵
どこかで公開されてないかなと探したけど見つからなかった。
ドーモくんを真ん中にして、しまじろう、リラックマ、トロ、モンチッチ、ケアベア、ショーン達が手を繋いでるのよ…胸熱です
「失われた待」再現プロジェクト
全国の建築科の学生さん達が協力して、被災前の宮城県三陸町志津川の街を縮尺1/500の模型で復元したものです。
福島第一原発の事故の記録と影響について
コースに戻ります。
こころフォト
亡くなった家族へあてたメッセージと思い出の写真を、アルバムをめくるようにVR体験が出来ます。
ZOON2
ここではあの日から、東北を中心にした復興への歩みの展示です。
※写真撮影禁止ゾーン
レディガガが寄贈したカップや、まーくん、カズのユニフォームもあるけど、やっぱりコレね!
晴明さまのは特にノーブルで美しい。狩衣の合わせに付いているひときわ大きいスワロがキラッキラ。唐草模様の刺繍がオーロラに輝いていたのは初めて知りましたよ!
帰宅後、伊藤さんの本の晴明様を見返しました。かすかにオーロラだった、見逃してた。
そしてここでも「花は咲く」が!
(ここは動画撮影禁止)
そして前向きになろうと私も落ち着きをとりもどしていくと…
ZOON3
東日本大震災の教訓を生かし、防災アイデアや正しい行動を学ぶコーナー
災害時の様々な選択をVRで体験するコーナーがあるのですが、年齢◯◯代をタブレットで入力するのでここは撤退(だって大画面にそれが写し出されるんだもん😱)
無料なのに、いろいろと考えさせられた。
毎年このような展示を、被災地ではなかった各地で続けていくのもいいかもしれない。
しばらくしたらリンク先はなくなってしまうかもしれないけど、自分の備忘録として記しました。