こんばんは
帰ってきましたけども、相変わらず羽生さん以外のお話です
ごめんね

○月✕日
時間があったのでAmazonプライムで無料の映画を観ようと思い、興味がありそうなものを探したら…
松坂桃李くん主演「娼年」がありました。
そういえば、公開時ハードなシーンを宣伝していて、「わぁ…桃李くん、体当たり演技!すごっ
」と思ったのでした。

あら?
だったの?

石田衣良さんの作品か…(読んだことない)
それくらいしか知らなかったので、先入観なく見ました。
端的に言います。
桃李くん演じるリョウくんが、切なくて哀しいミステリアスな男の子で、魅力されてしまった。
濡れ場も多いけれど(長過ぎともいうw)、内容は官能映画ではない。
無気力だったリョウくんが女性を通し成長し、理解し、自己を肯定でき、自信をつけていく…はじめと終わりのリョウくんの表情は全く違う。
ひんやりとしたリョウくんの心と、激しい行為の後の汗ばんだ体。
都会の昼と夜。
対比がクール
流れるジャズがオシャレか!と思うとこもあるけど、笑えるシーンもあったり。
差し込まれる都会の地名は、どこも知っている所で私もそこにいるようだけどいない、白昼夢のようだった。
見終われば、登場する女性達を癒したリョウくんにすっかり心を奪われ、小説を読んでみたくて仕方なくなった
調べてみたら、なんとリョウくん主人公の「娼年」は
「娼年」「逝年」「爽年」の三部作だったの。
とりあえず「娼年」と「逝年」の2冊買ったんだよね。
(まだリョウくんとお別れしたくないから最後の「爽年」は読まない。)
小説「娼年」。
石田衣良さんの文章は読みやすく、一気に読んだ。
やはり映画を先に見てしまうと映像のイメージって強いのね…桃李くんでしか想像できなくなって、自分で妄想してリョウくん像を作り上げる楽しみはない…

でも小説と映画を比べてみるともちろん違う設定もあるのだけど乖離しすぎる所もなく良かったのではないかな
たいがい原作を映像化するとファンは不満なのだが(笑)この作品はどうだったのかしらね?
当時のインタビューを見ると、桃李くんは心身ともに疲弊したみたい…そりゃそーだ。
ねぇ?桃李くんはじめ俳優さんに聞きたい。
いくら仕事で撮影とはいえ、こんな物理的な刺激…!
女性は心理的な部分が大きいから平気だと思うけど、男性は大丈夫なの?

ズバリ、私は観てよかった。
登場する女性には共通点ありそうでないけど、中年女性の寂しさや孤独は理解できる。
桃李くん好きならぜひ。
梅ちゃん先生や、ゆとりの桃李くんしか知らないけど良かったわー。ファンになりそう。
これ、綺麗な人じゃないとできない役ね
映画ナタリー
https://natalie.mu/eiga/pp/shonen-movie
アンダーグラウンドの世界を少し覗き見…
クラブパッションのようなお店は実際にあると思うよ
さ、見てみたくなったら!
YouTubeで有料で見られるのかな?
プライム会員は無料!


イヤホンした方がいいかもです。濡れ場シーン多いです。
エロ映画ととるか、それだけでないと思うか、評価が別れるかな~