「ティーガー工房跡-seki-」の価格設定について話します。


少し長めですが読んでいただけたら嬉しいです。


開業前は自信もなく材料費程度の価格設定で販売したこともあります。

「安ければ売れる」と思い込んでいたのかも知れません😓

価格を抑えるために安い素材を探し、設備も家にあるものだけしか使わない、自分の労力は計算しない·····当然、満足できる仕上がりにもならず作れば作るほど嫌気がさしてしまうような状況。





そんな時にたまたま出逢ったのが三線製作/販売/教室ASOVIVAの代表の山崎さん。

価格設定について相談すると「もっと商品と自分に価値をつけろ」「高くするべき。それだけの価値があるし、それでも必ず売れる」と·····目からウロコです😳


その言葉に勇気をもらい、思い切って価格を上げました。





工業用ミシンを2台と効率が良くなる道具の数々を揃え、素材も自分自身が「欲しい!」と思えるものを···更には自分の労力を計上。

そうして今の価格になりました。


市販のティーガーと比べて「高い」とおっしゃる方もいます。

ですが、触って見比べて私の暑苦しいティーガー話にお付き合いくださった後には「これが欲しい」「あなたの作ったものが良い」と嬉しいことを仰ってくださる方も数しれず😭❤


購入してくれた皆さん、本当にティーガーを大切に使ってくれてます。

ティーガーは消耗品ですが修理して使えるなら使っていただきたい☺

私が作ったものなら可能な限り修理します。

また、それがものづくりをする上での責任だと考えています。



その為にもティーガー工房跡を継続していきますので、今後ともよろしくお願いします。