【 2016 】経営学
 
 
 

【 点 数 】

 

 < 結 果 >

 

第1問 素点16.5 → 換算後19.9(39.8%)

第2問 素点29.0 → 換算後26.9(53.8%)

 

合  計 素点45.5 → 換算後46.8(46.8%)

 
 
 < 得点比率52%予想ボーダー と結果 >
※括弧書は参考値、大原&TACは合格発表前公開の概ねの予想値
 
______大原予想_TAC予想_(2015年)_2016年予想_(自己採点)__結果
第1問_素点__30____25___(19)____25_____(19)____16.5
第2問_素点__28____30___(33)____27_____(31)____29.0
 
合_計__素点__58____55___(52)____52_____(50)____45.5
 
 
【 総 評 】
 
1-1 マネジメント関係(監査等委員会設置会社など)、 
1-2 イノベーションの変遷(フォード、人間モデルなど)
2-1 設備投資の計算問題、ポートフォリオの計算問題、MM理論の〇×問題
2-2 純粋期待仮説や為替予約の計算問題
 
昨年と比べ、第一問の理論は易化、第二問の計算が難化したので、全体的に昨年と同じ程度の回だった。
1-1は、英語で解答すべき問題や会社法の知識が問われる問題が出るなど、解きづらい問題ではあったものの、解けないこともないといったレベルの問題だった。
1-2は、典型問題も多く、こちらで点数を稼いでおけば、ボーダーは取れたといった感じか。
2-1は、設備投資問題は解きにくかったが、ポートフォリオやMM理論は簡単な問題だった。
2-2は、全体的に難しかったため、ある程度点数を稼げればといった感じか。
理論と計算ともに、満遍なく典型問題を取ればボーダーには届いたと思われる。
ボーダー予想対決はTACに軍配が上がった。
 
 

【 感 想 】

 
昨年の統計学のグダグダな出来を受けて、2016年から経営学選択に変更。
変更したわりに、経営学の答練成績ではA判定も結構出ていたので、経営学はそれなりに自信があった。
しかしながら、第一問の理論については、本番では大原テキストや答練の内容があまり出題されないということで、散々な出来だった。
また、会社法でやった改正論点の「指名委員会等設置会社」の単語が出てこなくて、痛手となり、第一問は40%を切る結果となった。
 
第二問では、計算ミスをしないように気を付けて、典型問題を取れたことと、応用か直前答練でさらっとやった為替の問題が出たので、そこが少し出来たことが若干プラスになったと思う。
 
総じて、第一問が大きく足を引っ張ったため、平均以下のパフォーマンスだった。
自己採点との乖離は、1-1の論述で2点ぐらいくるかと思ったが、来なかったためだと思われる。
概ね予想通りの点数で、平均ぐらいは行ってると思ったが、想像以上にボーダーが高かった。
大原は結構外したわりに強気で第一問を予想している辺りが気に食わなかった。
 
経営学はある程度詰めれば、答練の成績はすぐ上がる科目であるようだったが、答練はテキストベースで作っているので、理論に関していえば、本番の出来とリンクするわけではないようだった。
理論で取るつもりなら、他校のテキストや日経新聞などに目を通しておけば良いかもしれないが、実際やる気にならないと思うので、理論より計算でしっかりとって、理論はケアレスミスしないようにするという感じで、ボーダーを狙うのが王道だと思った。
昨年の理論も没問が多かったようなので、計算メインでやっておけばなんとかなる科目な気がする。
そもそも、計算に比べて、理論は1問の単語の得点比重が重すぎてギャンブル性が強いのが問題で、単語問題で出すのならもっと理論の問題数を増やすべき。
作問者が楽したいのかもしれないが、改善してほしいところであると思う。

 

 
【 過年度のデータ 】
 
参考になるかは不明だが、不合格時の過年度答案も開示する。
ただし、自分の場合、過年度は統計学選択だったので、そちらを載せる。
世に出回るのは合格答案だけだと思うので、参考にしたい方は見てください。
落ちたときの答案を採点する余力も気力もないので、採点は省略。
他の合格者の答案と見比べて嘲笑でもしてください。
2年分をざっくり考察して終わります。
 
 
≪ 2015 ≫
 
 

第1問 素点26.5 → 換算後19.3(38.6%)

第2問 素点32.0 → 換算後20.4(40.8%)

 

合  計 素点58.5 → 換算後39.7(39.7%)

 
 
 < 得点比率52%ボーダーと結果 >
※括弧書は参考値
 
_______2015年_(自己採点)___結果
第1問_素点___38____(34)_____26.5
第2問_素点___40____(23)_____32.0
 
合_計__素点___78____(57)_____58.5

 

 

< 総評と感想 >

 
2015年は、例年に比べ、典型証明問題が出なかったので、難しく感じた。
もうしばらく触ってないので、問題詳細は割愛。
 
第一問はローレンツ曲線という典型問題が出たのだが、数字が複雑すぎて混乱したのと、図がよくわからないのだが上下反転した形になり、この問題だけに30分ぐらいかけてテンパっていた。
席が一番前だったので、試験官が集計中の時に他の人の答案もチラ見していたが、出来てない人も結構いたので、典型のわりに没問だったかもしれない。
それと、計算問題で小数点の掛け算で、0を1つ付け忘れてしまい、芋蔓半壊してしまい爆死した。
 
第二問は、最後の問題以外、取りやすいように感じた。
これ出るのかなぁみたいな箱髭図が出てオッっと思ったが、初見でもできるぐらいな簡単な問題だった。
例年、典型証明問題が出るのだが、この回はそれが出なかったため、得点源となりえた証明問題が没問になった。
最後の問題はPC得意そうな人が稼ぐような話でさっぱりだった。
 
統計学は勉強したわりに、ケアレスミスと問題が勉強とマッチしなかったせいで、ひどい出来だった。
それでも、ある程度点は取れたので、平均ぐらいかと思ったら、40%を割ってしまってこれにはさすがに参ってしまった。
 
 
≪ 2014 ≫
 
 

第1問 素点26.0 → 換算後20.25(40.5%)

第2問 素点19.0 → 換算後19.75(39.5%)

 

合  計 素点45.0 → 換算後40.00(40.0%)

 
 
2014年は、あまり勉強してなかったので不明だが、典型論点が多く出た回だと思う。
第一問では、作図問題が出てしまい、定規がなくて仕方なく受験票を定規代わりに書いた(笑)
頑張って書いたわりに汚いし、更に、ヒストグラムなので、棒と棒の間はスペースがいらないというグダグダな作図。
定規は試験会場に持っていきましょう。
典型証明問題が2問とも書けず、散々な出来だった。