【 2016 】監査論
【 点 数 】
< 結 果 >
第1問 素点27.5 → 換算後31.5(63.0%)
第2問 素点17.5 → 換算後27.8(55.6%)
合 計 素点45.0 → 換算後59.3(59.3%)
< 得点比率52%予想ボーダー と結果 >
※括弧書は参考値、大原&TACは合格発表前公開の概ねの予想値
______大原予想_TAC予想_(2015年)_2016年予想_(自己採点)__結果
第1問_素点__25____20___(25)____22_____(35)____27.5
第2問_素点__18____20___(17)____15_____(20)____17.5
合_計__素点__43____40___(42)____37_____(55)____45.0
【 総 評 】
第一問 リスクアプローチ
第二問 監査報告書
個人的に難易度は昨年と同等だと思ったが、点数を見るとやや難化したといえる。
第一問のリスクアプローチの方が典型問題も多く書きやすかった印象を受けた。
問題2では、昨年に続き改定前文を引用するような問題がでた。
問題4は、リスクアプローチの本質を問う問題が出され、本質を理解していないと間違える良い問題だった。
第二問の監査報告書は、問題1も改定前文を踏まえたような解答が求められる問題だった。問題2以降は、事例問題で実務感の強い難しい問題が出題された。
問題2では、昨年に続き改定前文を引用するような問題がでた。
問題4は、リスクアプローチの本質を問う問題が出され、本質を理解していないと間違える良い問題だった。
第二問の監査報告書は、問題1も改定前文を踏まえたような解答が求められる問題だった。問題2以降は、事例問題で実務感の強い難しい問題が出題された。
監査意見の問題では去年とほぼ同じような論点が出題された。
第一問と第二問の前半で得点を稼ぎ、残りの難しい論点を無難に書けば、十分ボーダー圏に入ったと思われる。
ボーダー予想はTACの方が近かった。
第一問と第二問の前半で得点を稼ぎ、残りの難しい論点を無難に書けば、十分ボーダー圏に入ったと思われる。
ボーダー予想はTACの方が近かった。
【 感 想 】
監査論はどんな勉強をすればいいのか、いまいちわかりにくい科目ということで、昨年に引き続き、典型論点を中心にテキスト暗記するといった感じで勉強した。
昨年に加えたことは、改定前文を暗記しに行ったことぐらいである。
そのおかげか、今年は改定前文の記載内容からの論点が2問出たので、勉強したかいがあった。
解答の順番は、始めにざっと問題の難易度を確認して、書ける問題からどんどん埋めて、残った時間で難しいところを埋めるようにした。
1時間で必ず半分は埋めるという感じで時間を決めて白紙を作らないようにした。
昨年に加えたことは、改定前文を暗記しに行ったことぐらいである。
そのおかげか、今年は改定前文の記載内容からの論点が2問出たので、勉強したかいがあった。
解答の順番は、始めにざっと問題の難易度を確認して、書ける問題からどんどん埋めて、残った時間で難しいところを埋めるようにした。
1時間で必ず半分は埋めるという感じで時間を決めて白紙を作らないようにした。
第一問では、リスクアプローチの典型問題中心だったので、そこまで苦労はしなかった。
問題3が若干書きづらかった気もしたが、リスクアプローチの基本的な内容を混ぜて論述した。
問題4も一瞬迷ったが、リスクアプローチを考えれば当然否だろうと考えて、効果効率性の話を書いた感じ。
第一問は大原の解答と比べても、7割は来るような出来だったので、それなりに自信はあったが、素点を見ると結構点数が来ていなかった。
大原の解答で書いても8割程度で、その7割ぐらいの点数みたいな感じか、企業法みたいに80点満点+裁量点とかなのだろうか。
素点は低かったものの、得点比率がかなり高かったので、出来がよかったのは間違いなく、監査論は予備校の答練ほど素点が来ない傾向にあるみたいだった。
第二問では、問題1で改定前文の若干手薄にしていたところが出たが、思い出しながらなんとなく書いた。
問題2の非上場債券の問題もよくわからなかったが、財務の計算で債券にも引当金を計上する計算問題を思い出したので、引当金の話を適当に書いた。
監査意見の出題は2年連続ないだろうと思って手薄にしていたが、去年の自己採点のとき、間違えて頭に残っていたので、またここかと思いながら、その点に触れながら、数値を交えて書いた。
訂正の話はよくわからんのでいいとして、問題3の追記の話ももやっとしていて、何書いていいのやらで、それっぽいことを広く浅く書いて点数もらえればいいやといった感じで、さらっと書いた。
出来は第一問より悪い感じだったので、平均行っていればというところだったが、得点比率は高かった。
問題2の非上場債券の問題もよくわからなかったが、財務の計算で債券にも引当金を計上する計算問題を思い出したので、引当金の話を適当に書いた。
監査意見の出題は2年連続ないだろうと思って手薄にしていたが、去年の自己採点のとき、間違えて頭に残っていたので、またここかと思いながら、その点に触れながら、数値を交えて書いた。
訂正の話はよくわからんのでいいとして、問題3の追記の話ももやっとしていて、何書いていいのやらで、それっぽいことを広く浅く書いて点数もらえればいいやといった感じで、さらっと書いた。
出来は第一問より悪い感じだったので、平均行っていればというところだったが、得点比率は高かった。
素点自体は低かったものの、成績はかなりよかった。
改定前文を使った問題や去年の問題を踏まえた監査意見の問題など、昨年の失敗を受けてやったことが直接生きたのが、今回高得点につながったのかもしれない。
監査論は、
① 白紙を作らない
② 改定前文の大事なところを暗記する
③ 典型論点や基礎を理解する
といった感じで書けば、ボーダーには届くと思われる。
【 過年度のデータ 】
参考になるかは不明だが、不合格時の過年度答案も開示する。
世に出回るのは合格答案だけだと思うので、参考にしたい方は見てください。
落ちたときの答案を採点する余力も気力もないので、採点は省略。
他の合格者の答案と見比べて嘲笑でもしてください。
2年分をざっくり考察して終わります。
≪ 2015 ≫
第1問 素点29.0 → 換算後28.75(57.5%)
第2問 素点12.5 → 換算後22.85(45.7%)
合 計 素点41.5 → 換算後51.60(51.6%)
< 得点比率52%ボーダーと結果 >
※括弧書は参考値
_______2015年_(自己採点)___結果
第1問_素点___25____(40)_____29.0
第2問_素点___17____(21)_____12.5
合_計__素点___42____(61)_____41.5
< 総評と感想 >
2015年は、第一問が四半期、監査証拠、監査意見、第二問が重要性の基準値、会計上の見積と出題分野が散らばった。
第一問は、監査意見のところ以外は典型、第二問は実務感が強く細かい論点で書きづらかった。
第一問の典型を押さえて、第二問をざっくり書ければボーダーに届く感じか。
2014年の問題で平均以上取れていたので、監査論はそんなにやりこんで勉強した記憶がない。
答練でもわりとA判定が出ていたので、この程度でいいのかなといった印象。
というより、何をやれば、点数が上がるのかよくわからない科目という位置づけだったので、典型的なテキスト論点覚えて、あとはざっくり理解しておいた程度で受験した。
第一問は、問題4で直近の改定前文が出て、さすがに急にここは出ないだろうと手薄にしてたところが出て、うまく書けなかった。
大原の答練で出た問題だったので差がついたと思う。
問題3は、解答が割れる人もいたような問題で、自分は間違った方に流れてしまった。
「広範性」という言葉は暗記していたが、その意味までよく考えていなかったので、間違えて解釈してしまった。
どこかの零細予備校1つが自分と同じ解答を出していたので、希望的楽観予想をしたが、点は来なかったようだ。
第二問は、細かい内容だったので、うまく書けなかったが、なんとか埋めたし、点来るだろうといった感じで終えた。
結果、あまり点が来なかったようで、自己採点と想像以上に乖離したうえ、平均をかなり下回ってちょっとショックだった。
それでも、第一問の点数が意外と高かったので、ほぼボーダーだった。
≪ 2014 ≫
第1問 素点14.0 → 換算後24.85(49.70%)
第2問 素点26.0 → 換算後25.80(51.60%)
合 計 素点40.0 → 換算後50.65(50.65%)
2014年の問題は正直あんまり記憶がない。
答練を受けた感じだと、だいたいそれっぽいこと書いて埋めれば、毎回ボーダーは超えていたので、本試験でもそんな感じだったと思う。
わりと満足して書けたが、点数は平均ちょい上ぐらいとあまり伸びなかった。
短答合格レベルの上辺知識だけだと、答案の内容が浅いのかもしれない。












