葛飾北斎。「神奈川沖浪裏」


波を富士に見立て、自然の脅威はどれも比較できない程似通っているということを表しているように思える。


富士が、この波のように荒れ狂う時、波は


遠くから静観していることだろう。






人の世は常に己以外に無関心で


時だけは無情に歩みを止めることなく


全てをただ傍観するのみである。























どこかで誰かが死のうとも、

時は止まることなくリズムを刻むように時を刻み続ける。

それは他人事か?

否、明日のあなたの姿かもしれない。