ドラマの最終回を何気に

見ていたら…目頭が熱くなり

なぜか…大粒の涙が…ポロリ

その感動シーンは…

「人って…死んじゃったら

ほんの わずかな時間だけ

雨を降らすんだって…

大切な人に思いを

届けるために…」


泣きました

忘れていないことが…

黄泉がえりました

それは 亡き息子が

危篤状態になり

亡くなった その夜に

葬儀する会館に

安置させていただき 

病院から すぐに葬儀会館に

行く前に家の近くを通るため

運転手さんと もう1人いた方にお願いをして 家のマンションの前に少しだけ停車していただき顔を少し出してもらい

マンションに着いたよ

息子の名前を呼びながら

せっかく帰ってきたのに

ごめんな…違うところに

これから行くよって

話しかけて…

その時に顔を見た時も

笑顔の息子でした

安置して そして 少し

落ち着いた真夜中に

準備も無く 全く予想も

予定も無く あれよあれよと

まさかね…まさかの

悲しい時間だけが進み出して

一旦 亡き息子から

離れて真夜中に 家に

マンション帰る時に…

会館から外に出たとたん

少し雨が降り出しました

帰る間に雨が…

そしたら…家マンションの

前に着いたら…

ポツリポツリ降り出していた

雨が やみました

明日も雨かな?と

悲しい通夜 葬儀に…

と 雨が余計に悲しいな…と

思っていたら すぐに やんだ

泣きながら家にたどり着く

雨の音にも余計に悲しさが…

だけど すぐに やんだ


次の日は…友引だったので

息子とは もう一夜 一緒に

居られたので

なぜか だんだんと冷静に

感情が現実に息子が

普段とは違う寝方や

寝姿に…しっかりと

目に焼き尽くす


ずうっと息子の死に顔は 

顔が笑顔でした

生きて居た頃は 幻肢痛に

悩まされ 副作用からの

あまり 寝ていない寝れない

寝姿や 顔色は 青白く

痛々しい苦痛すぎる顔を

していたのに…

安らかな死に顔 痛みから

開放されたような 

あどけない息子の笑顔が

忘れずにいる今も…


ドラマの シーンからの

セリフの 「大切な人に

思いを届けるために…」

家族や 友達を 思ったかも

姉弟 友達 思いの息子でした

別れの時間が せまる中

息子の思いが…

雨により 涙を雨に変えて

少し降ったんだと

ドラマの ワンシーンから

思い込み勘違いかもだけど…

私は…そうだったんだと感じた


友引だった日も 本葬の日も

眩しいくらい五月晴れでした

あの少し降った雨

忘れないよ