前回のブログのあと、18回目の採卵をしました。

我が家は夫婦の年齢や私の卵巣の状態からも子供が一人できれば万々歳!
一人目もまだなのに、二人目なんて夢のまた夢。
だから採卵して移植できるようであれば卵を貯めることなく移植してきました。


が、前回科学流産後、2周期お休み期間がありました。
39歳の私には2周期でも大切なのです。
できるだけ早く1日でも若いときの卵を採ったほうがいいんじゃないか?
とやはり考えてしまいます。


もちろんお金の問題もあります。
私の卵巣は採卵できて1~3個、胚盤胞凍結できて1個です。
1回の採卵で2個以上凍結できたことはありません。
1回の採卵で何個も凍結できる方々が心の底から羨ましい!!


なので、17回目の採卵後に続けて2周期連続で18回目の採卵をすることにしました。
せめてあと一つ凍結卵ができて、卵が二つになれば
ちょっとは気楽に移植にのぞめるんじゃないかと思いまして。



DAY 3のFSH = 14.5 (私にしては低いFSH!)
DAY 8の時点でなんと、卵胞が7個も育っている!!!
DAY 12の時点で、卵胞が2個減って5個に。まだ小さいので注射。
DAY 14の時点で卵胞は5個。一番大きい卵胞が1.85cmでE2=290で採卵決定。
DAY 16に採卵で成熟卵2個、未成熟卵が2個の計4個採卵できました。


培養の結果

未成熟卵1→採卵当日に成熟→顕微授精→コンパクション後変性が見れれて培養中止。
未成熟卵2→採卵当日に成熟→顕微授精→
         6日目の朝胚盤胞になるも7日目で規定の大きさまで育たず凍結不可。
成熟卵1→ふりかけ→10細胞で変性して培養中止。
成熟卵2→ふりかけ→7日目朝胚盤胞になるも小さいままで凍結不可。


と全滅でした。残念。さよなら、諭吉様~。


採卵決定時点で卵5個に対してE2=290という低さ。
先生にこんなE2でいいのか確認したところ、

「確かに低いが、前回から上がっていることが大切。
 E2あがるのを待つとさらに注射が追加になって体に負担がかかる。」



と言われました。
1個当たり200~300のE2がなければ採卵しない!って心に決めてたのに、
当たり前のように採卵するでしょという流れになり、その流れに抗えなかった。
小心者の私(笑)
勇気を出して採卵を断れば良かったとかウジウジ考えたりしていました。

先日、今回の卵の話を培養士さんに聞いた時に
E2についても聞いてみました。先生にはなんとなく聞きにくくて(笑)


E2は1個当たり200~300あるのが理想であるといわれてはいる。
でも、1個当たり200~300あっても空砲、未成熟、変性卵、
成熟卵であっても受精しないということはよくある。
今回はスピードは遅いけれども、凍結サイズまで至らなかったけれども
胚盤胞までは育ったのでE2の数値だけが全てではない。


と教えてくれました。
卵の個性ですよね。卵の質。

でも、E2の数値すら目安にならないなら、
ほんと、不妊治療ってギャンブルすぎると思ってしまうのは私だけなのでしょうか?


今回は凍結できなかったけど、
成熟卵1つ、未成熟卵も1つ胚盤胞までは育ってくれた。
KLCでは胚盤胞チャレンジしたのが8回。
そのうち胚盤胞になったのは1回だけ。(7日目胚盤胞→科学流産)
それ以外の7回は初期胚盤胞にも育たなかった。
現在のクリニックの先生の差配&培養技術の賜物ですね。


やはり私は今のクリニックを信じてこのままいくしかないようです。


ということで、貯卵ならずでした。