青森県の廃棄(はいき)りんごや搾りかすなどを原料とした
合成皮革を使用したシートカバーにしたバスが運行している
とのことです。青森県弘前市内を走っているバスです。
従来の合成皮革と比較して石油由来のポリウレタンの使用や、
開発・製造、加工、廃棄など各工程でのCO2排出量が少ない
ことが特徴ということです。
質感は既存(きぞん)の合成皮革と変わらず、香りや色も
無く加工がしやすいとのことです。
なお弘前市は、2024年2月に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、
「SDGs未来都市」として環境負荷低減への取り組みを積極的に
推進しているとのことで、この考えに基づいてこの座席シート
カバーが使われているとのことです。
私は弘前市に行ったことはありませんが、行く機会があれば
このバスの座席シートカバーに座ってみたいと思います。
