200年ほど前に、

①   大多数の目から見て異質

②   社会的に好ましくない

 

「病気である」という認識はなかったが、面倒くさい人達ということで、「変人」「狂人」と

言われていた人達を、差別し、迫害し、隔離していた。

それを「ビジネス化」して儲けようという考え方が、「変人」「狂人」扱いされて人達を精神患者という病名をつけ「精神医学」として発展。

 

支配する者に都合のいいように診断基準ができ、人権無視した治療が堂々と行われた

 

・「鎮静いす」   ひたすら拘束し、つるし上げられた

 

・「水攻め」    一日中、頭以外水の中

 

「回転ベッド」   頭に血を集めて治療する

 

あまりにも、醜い拷問で死亡率が高かったので、精神科医の評判はガタ落ち。

 

しかし、このシステムを権威者や権力者、独裁者にとつては、非常に都合のいいもので

自分達へ反撃する者達を「精神患者」にし、堂々と、精神医学の名の下で、治療と正当化し、拷問する事ができたのである。

 

精神科医にとっても正当化は大事。

治療を医学的に見せようと一生懸命考え、作り上げた案が下記の通り

 

ベンジャミン・ラッシュ

「瀉血(しゃけつ)療法」

狂気を治療する為に、頭に溜まった悪い血を抜けばいいのではないか、

短絡的としか言いようのない治療に、多くの精神科医たちが賛同し、実践した。

 

それは、精神患者がおとなしくなったためだ。

精神医学者や心理学者たちは「人々コントロールする」ということに、命がけで取り組んでいたのである。