嗚咽が出るくらい、

大号泣しました。


数日前から、

心がずっとザワザワしていて、

どこか不安定でした。


湯船に浸かりながら、

いつもの 

「欠点さがし」が始まる。


まだ起きてもいない未来への不安。

正解のわからない問い。 

相手は、私のことをどう思っているんだろう」


次から次へと浮かぶ妄想で、

頭の中はフルマラソン状態。


気づけば、

お風呂の中で涙が止まらなくなっていました。


なんとか気持ちを整えて

リビングへ行くと、

携帯を触っている夫の姿。


「ねえ、なんか…」


その一言を発した瞬間、

涙と嗚咽が一気にあふれました。


驚く夫。 

「どうしたの?」 


肩から背中を、

優しく摩ってくれる手。


その温かさに触れた瞬間、

私はただ、ただ泣きました。



 ——私は誰からも必要とされていない。

 ——生きている価値はあるのだろうか。



そんなことを、

いつも心のどこかで考えていた。


私は、

ずっと孤独を感じていたのです。 


辛いとき、苛立つとき、

夫に八つ当たりしてしまったことも

何度もありました。


「別れる」 

「出ていく」


何度この言葉を投げつけてきただろう。 


「私の話なんて、聞いてくれない」 

「大切にされていない」


そう思い込んで、 

孤独を深めていた。 


たしかに、 

“わかりやすく大切にされている”と

感じる瞬間は多くない。 


でも、

夫の方から「別れよう」と

言われたことは、一度もない。


私は、

不要な存在ではないのかもしれない。


ここには、

ちゃんと私の居場所がある。


そう思えた日でした。


背中を摩ってくれたときの

あの手の温かさを、

忘れずに生きていこう。


ふと見ると、

お風呂のドアの前で待っていた愛犬。


どこか寂しげな表情で、

じっと座っていました。





私の悲しみ、

きっと伝わっていたのかな。


私は、

夫にしてもらったように、

愛犬の背中を優しく摩りました。


この子にも、

私の手の温もりが届いていたらいいな。 



 今日も、気にしながら生きました。