紫陽花の観劇日記帳

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10月7日の東京千穐楽を観劇しました。
2階席下手からの観劇。2階のキャストボード。
6列目サイドは5列目と通路を挟んでいる為前の人の座高を気にすることはない。ただし前に手すりならぬ壁があるので160センチ以下だと舞台前方が少し見切れるかもしれない。
以下万里生くんの感想中心。

グレブ、とっても良い役。
これはファンが推し役者に演じて欲しい役では。幅広い年齢でできそうな役です。
グレブには聴かせどころのナンバーが2つもあり、万里生くんの良さが生かされる役でした。CHESSでアナトリーが歌いそうな曲だ。オーブが万里生くんの歌声で溢れていて終始カタルシスを感じていました。
声量だけでなく、押したり引いたり観客を飽きさせないように歌の技術を総動員してた印象。  
やっぱり万里生くんの歌は素晴らしい。グレブという役をどんな風に演じようとも軍の高官という威厳や一定の品格が歌唱で担保されているのは強い。
めちゃ怖いと評判の万里生グレブでしたが、私は怖いというより愛おしく感じてしまった。色々間違ってはいるけれどアーニャに親切な気持ちを持ってるとは思う。アナスタシアとも知らずに初対面からアーニャに好感を持つグレブ。因縁なのか、アーニャの皇女としての資質ですね。それにしても武骨で融通が利かなさそうな男です。パリのナイトクラブで田舎者扱いされるのも納得。なーんとなくあか抜けない。(かっこいいんだけど)せかせか歩いたり少し前傾姿勢だったりするところ、余裕が感じられず。父親の任務を引き継いだ形となってしまい彼も平常心ではないんだろうな、と思いました。威圧的に接してるけどアーニャのオーラに押され気味。アーニャ強い。

ヴラドの出番が思った以上に多い。禅さんの歌はミュージカル歌唱かくあるべし、の見本のよう。詐欺師というより二人の守護天使。  

相葉ディミトリは長身のはるかーニャとの並びも美しくお芝居が自然体。ディミトリが青ドレスのアーニャにひざまずく姿も絵になる。詐欺師ではなく「食べる為に詐欺まがいのこともしている、ただし騙す相手はお上か金持ち」って感じ。隠しきれない誠実さよ。王子様。  

はるかアーニャ。実力派。安心して見ていられます。落ち着きがあって凄い。強いアーニャでした。好き。
凛とした雰囲気が素敵だった。   

一幕最後のパリに着いてピンクの花が満開になってる場面。桜?アーニャもディミトリもヴラドも生き生きしてた。
ディミトリとヴラドが舞台裏から「こっちにおいで、丘の上からパリの街が見えるよ」って呼んでるところ。舞台上にはアーニャしかいないんだけど、ディミトリとヴラドが眼下に広がるパリを眺めてる様子が見えるようだった。お二人の声の演技が素晴らしかった!その後のはるかちゃんの歌唱も目がさめるような鮮やかさだった。