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お茶大オペラ 2014 Hänsel und Gretel

お茶の水女子大学 文教育学部芸術・表現行動学科 音楽表現コースによるオペラ公演『Hänsel und Gretel』の公演情報などなど...

こんにちは!編曲のかんちゃんです!o(^▽^)o


今日は私のお仕事、編曲について紹介してみたいと思います。




世界中で愛されるオペラ《ヘンゼルとグレーテル》ですがその最大の魅力のひとつは何といっても音楽!

みんなどんなに忙しくてもオペラ漬けの毎日に情熱を持ち続けられる理由とし、「ヘングレだから!」と口々に言うんですよね。

すっかりその素晴らしいオーケストレーションのとりこなんです。




魔法の仕掛け人は作曲家フンパーディンク。

もともと妹のアデルハイト・ヴェッテがグリム童話をもっとやさしいものに書きかえて、子供たちのために上演しようと考えた際に、兄のフンパーディンクが作曲を依頼されました。



私はその楽曲を、オーケストラ用のスコアからピアノの連弾譜に直す、という作業をしています。




分かったことは、編曲は【常に『感動』と『ガッカリ』に付きまとわれる】ということです。


このオペラの編成は、フルート3、(ピッコロ1)、オーボエ2、クラリネット2、(バスクラ1)、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、チューバ、パーカッション、ティンパニ、ハープ、弦5部、他にも面白い音を出すいろんな楽器で構成されています。





しかしお茶大オペラにはオケがありません。

あるのはピアノ1台とせいぜい自分たちで用意出来る範囲の…打楽器とか。

どんなに工夫してもオーケストラの音を再現することは難しいです。





「2人で弾けること…4本の手で弾けること…1台のピアノで弾けること…」




ひとつひとつのパートを確認しながら、ピアノの鍵盤に当てはめていき、時には音程を上下させたり、“兼ねる”“省く”“追加する”の判断をしなければなりません。


たまに自分の手にかかることによって、こんなにもドリーミーな音楽がどんどんどんどん…という恐怖にさいなまれます!!!





それでももちろん嬉しいことはあります。

やっぱり制限がある中で原曲に近いものが出来たときの幸福感は、編曲をした本人しか味わえない感覚なのではないでしょうか?

本番は演奏を聴いて泣いてるかもしれないですね!笑




さて!ちょろっと面白い楽器の紹介!これなんだと思いますか?



「Cuckoo」。別名 「Kuckkuck-Instrument」

そう。これは“かっこう”の鳴き声を表現する楽器!

でも私はこの楽器を持ってないので、お茶大オペラでは何かで代用しますよ~♪

ヘンゼルとグレーテルが森へ行ったときに、この音が聴こえてくるかも?


では、もうひとつだけ!


「Thunder Machine」

え!サンダーマシン?

これは雷の擬音を出すのに用いる楽器で、鉄板のような形になっているようです。現代音楽とかでは意外と出てきたりしますね!

お茶大オペラではこれを…どうしましょう?これからちゃんと考えなくてはなりません。








長々と自分の仕事を紹介しましたが、

お茶大オペラではひとりひとりが大事な役割を持ち、いろんな思いを抱えながら日々の作業に追われていることと思います。

こうして1年間楽しいこと苦しいことを経験して、それぞれが成長できることもお茶大オペラの魅力です!



オペラ準備は佳境に入りますが、みなさんここまで応援して下さって本当にありがとうございます。

私たちは最後の力を振り絞って頑張りますので、どうぞ本番楽しみにしていてください!