こんにちは ピパーチです




前に 神社と寺を分けるべし、という記事を

書きましたが

http://ameblo.jp/2014kosoha/entry-11855721990.html





この中の 住吉大社 について書いている時に



住吉。。。住吉の神 聞いたことがある(-"-;A

住吉の神に祈る」ってどこかで聞いたセリフ。。。



と思いつつ その時は思いだせなかったので^^;

それはスルーしたまま 記事に書いていました



そしたら今日 ふと思い出しました(°∀°)b !




住吉の神に祈る」って源氏物語だ!!



光源氏が 須磨にいる時 嵐にあった時に

「住吉の神よ。。。」と祈ったんだった!



とそのシーンが 浮かんできました



。。。源氏物語を文字で読んだ訳ではなく

正確には 大和和紀の「あさきゆめみし」という漫画で

読んだのですが^^;






右大臣の姫君(朧月夜)と密会、
源氏は流罪になるよりも前に、野心のないことを示すため、
みずから須磨に引退することにした


須磨は激しい嵐が続き、光源氏は住吉の神に祈ったが
ついには落雷で邸が火事に見舞われた。


嵐が収まった明け方、

源氏の夢に故桐壺帝が現れ、
住吉の神の導きに従い須磨を離れるように告げる。

その予言どおり、

翌朝明石入道が迎えの舟に乗って現れ、
源氏一行は明石へと移った。


。。。。。読んだことのない人には なんのこっちゃ?ですが^^;




須磨(すま)は摂津国の地名で

現在の兵庫県神戸市須磨区にあたるそうなので




この中に出てくる 

源氏が祈った「住吉の神」は

住吉大社(大阪府)ですね(°∀°)b




住吉神社、で調べてみると。。。



住吉神社は、住吉三神を祀る神社で、

日本に600社ほどあるΣ(・ω・ノ)ノ!と言われていて



それらは


住吉三神(住吉大神)と呼ばれている


伊邪那岐尊と伊邪那美命の子で海から生まれ出た
底筒男命(そこつつのおのみこと)、
中筒男命(なかつつのおのみこと)、
表筒男命(うわつつのおのみこと)の


三人の神を祭っていて

海の神、航海の神とされているそうです



。。。。。なるほどー( ̄□ ̄;)



海の神、だから 光源氏は

海が荒れ狂った時に「住吉の神」に祈ったんですね!



そして その「住吉三神」は

日本書紀の中で重要な役割を果たしたそうで


神功皇后が新羅に出征の折、住吉大神に祈り

勝利をおさめたため
住吉大神の信仰が広まったそうです



その中で、三大住吉神社と言われるのが


大阪にある住吉大社、
山口県下関市にある住吉神社、
福岡市にある住吉神社


なんですねー( ̄□ ̄;)

知らなんだ。。。





神社  住吉大社 - 大阪府






住吉造り、なんですが。。。


正面になにやら建っていてわかりにくいのですが

こうして書いてくれているものがありました^^;






↑後ろは こうです


御本殿は全部で4殿あって
全て西の大阪湾に向いている


通常、神社の本殿は

南か東に向いているそうなのですが


ここの御祭神が西を向いているのは、

海の神様だからでしょうね。。。



という表記がありました



住吉大社は 和歌の神でもあるそうです

光源氏にゆかりがある、というのも

うなずける気がします。。。



でも 



○切妻・妻入り

○前後に内陣・外陣と分かれている

○建物周囲に回縁・高欄が無い

○倉から発達した造り



という「住吉造り」の特徴は


三大住吉神社の中では 住吉大社だけ、

のような気がします



神社 住吉神社―山口県








神社 住吉神社―福岡県







。。。やっぱり「住吉造り」には見えません^^;





。。。。。。。。。。。。。。




引っかかっていた「住吉の神に祈る」が

解決してスッキリ(´∀`)



さっ 他の項目の復習に戻ろ~ε=ヾ(*~▽~)ノ