201411yenのブログ

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★人を動かす  
人間は自分ひとりの力でできることは限られ、どうしても他人の協力が必要になります。
人を動かす秘訣は?

♪感謝の気持ちを口にする

...

仲の悪い嫁と姑がいました。


姑は、病気がちで事あるごとに嫁をいびります。
「うちの嫁は、要領が悪くて、怠け者で…」と近所や親戚に言いふらします。


嫁はいくら努力しても、いじめをやめない姑に次第に憎しみを募らせていきます。


そこで、信頼できる僧に自分の悩みを打ち明けます。
するとその僧は、言いました。


「そうか、ではお前の望みをかなえてやろう。この薬を姑の食事に少しずつ混ぜるのだ。
すると、姑の体は弱まっていき、一月もすると消えてなくなるじゃろう」


嫁は驚きました。

「…つまり、一月で死ぬということですか?」


僧は平然として言いました。

「人は皆、死に向かっておる。ただそれを早めるだけのことじゃ。
ただし、この薬を使うにあたって一つ条件がある。
食事を出すごとに、何でもいいから感謝の言葉を述べるのだ」


嫁は食事に薬を混ぜるより、姑に感謝の言葉を口にする方がずっと難しいような気がしました。


家に帰ると、良心の呵責を覚えながらも、薬を混ぜて姑に出しました。


「お母さん……ありがとうございます」


「何?なんだって……どういうことだ」


「私は、お母さんが私の下手な料理でも食べてくださるだけで、ありがたく思うんです」


姑はちょっと不思議そうな顔をしましたが、黙って料理に箸をつけました。
そして、食べると一言つぶやきました。
「今日の料理、ちっとはうまかったぞ」


嫁は驚きました。
それでも、これまで積もりに積もった憎しみが消えるはずはありません。


嫁は料理に薬を混ぜ、姑に毎回必ず感謝の言葉を言いました。


お母さんに、味噌汁の作り方を教えてもらったこと。
お母さんに、掃除の仕方を教えてもらったこと。
自分はまだできないが感謝していると繰り返し伝えました。


嫁は、始めは心にもない言葉を並べているように思えました。
しかし、感謝の言葉を口にするたびに、自分の心が次第にほぐれていくのが不思議でした。


そうしているうちに、姑の嫁に対する態度が明らかに変わっていきました。

近所や親戚に「うちの嫁は息子が選んだだけあって、できた女だ」と自慢するようになったのです。


それに応じて、嫁は姑に対する憎しみが薄らいでいきます。
嫁の心に次第に激しい後悔の念が湧き上がります。


私は、あの姑を毒殺しようとしている。
なんという恐ろしいことだ。

いたたまれなくなった嫁は、僧のところへ駆け込み、泣きながら訴えます。


「お坊さま、私の間違いでした。どうかお許しください。
どうかあの毒を消す薬をください。お願いいたします」


泣いて頼む嫁に、僧は言いました。


「案じるな。あれはただ海草を粉にしたものだ。毒ではない。
覚えておきなさい。
心の毒は、感謝することで消えるものじゃ。
どうやらお前の心にあった毒は、もうすっかり消えてしまったようだな」


心から感謝の気持ちが伝われば相手もそれに応じてくれる。
できそうでできていない「ありがとう」のことば。
感謝の気持ちを口にすることから始めましょう。

★人を動かす  
人間は自分ひとりの力でできることは限られ、どうしても他人の協力が必要になります。
人を動かす秘訣は?

♪感謝の気持ちを口にする

仲の悪い嫁と姑がいました。

姑は、病気がちで事あるごとに嫁をいびります。
「うちの嫁は、要領が悪くて、怠け者で…」と近所や親戚に言いふらします。

嫁はいくら努力しても、いじめをやめない姑に次第に憎しみを募らせていきます。

そこで、信頼できる僧に自分の悩みを打ち明けます。
するとその僧は、言いました。

「そうか、ではお前の望みをかなえてやろう。この薬を姑の食事に少しずつ混ぜるのだ。
すると、姑の体は弱まっていき、一月もすると消えてなくなるじゃろう」

嫁は驚きました。
「…つまり、一月で死ぬということですか?」

僧は平然として言いました。
「人は皆、死に向かっておる。ただそれを早めるだけのことじゃ。
ただし、この薬を使うにあたって一つ条件がある。
食事を出すごとに、何でもいいから感謝の言葉を述べるのだ」

嫁は食事に薬を混ぜるより、姑に感謝の言葉を口にする方がずっと難しいような気がしました。

家に帰ると、良心の呵責を覚えながらも、薬を混ぜて姑に出しました。

「お母さん……ありがとうございます」

「何?なんだって……どういうことだ」

「私は、お母さんが私の下手な料理でも食べてくださるだけで、ありがたく思うんです」

姑はちょっと不思議そうな顔をしましたが、黙って料理に箸をつけました。
そして、食べると一言つぶやきました。
「今日の料理、ちっとはうまかったぞ」

嫁は驚きました。
それでも、これまで積もりに積もった憎しみが消えるはずはありません。

嫁は料理に薬を混ぜ、姑に毎回必ず感謝の言葉を言いました。

お母さんに、味噌汁の作り方を教えてもらったこと。
お母さんに、掃除の仕方を教えてもらったこと。
自分はまだできないが感謝していると繰り返し伝えました。

嫁は、始めは心にもない言葉を並べているように思えました。
しかし、感謝の言葉を口にするたびに、自分の心が次第にほぐれていくのが不思議でした。

そうしているうちに、姑の嫁に対する態度が明らかに変わっていきました。

近所や親戚に「うちの嫁は息子が選んだだけあって、できた女だ」と自慢するようになったのです。

それに応じて、嫁は姑に対する憎しみが薄らいでいきます。
嫁の心に次第に激しい後悔の念が湧き上がります。

私は、あの姑を毒殺しようとしている。
なんという恐ろしいことだ。
いたたまれなくなった嫁は、僧のところへ駆け込み、泣きながら訴えます。

「お坊さま、私の間違いでした。どうかお許しください。
どうかあの毒を消す薬をください。お願いいたします」

泣いて頼む嫁に、僧は言いました。

「案じるな。あれはただ海草を粉にしたものだ。毒ではない。
覚えておきなさい。
心の毒は、感謝することで消えるものじゃ。
どうやらお前の心にあった毒は、もうすっかり消えてしまったようだな」

心から感謝の気持ちが伝われば相手もそれに応じてくれる。
できそうでできていない「ありがとう」のことば。
感謝の気持ちを口にすることから始めましょう。