「人生とは旅であり、旅とは人生である」
言わずもがな、中田英寿が現役引退時に残した言葉である。
僕、WATAは、彼の生き様に多大なる影響を受けている。
2006年6月22日。ドイツ・ドルトムントの地。
そう、引退試合となった日本vsブラジル戦をスタジアム。
そしてその数週間後、衝撃の引退発表。
2006年秋に僕が会社をやめ、イタリアへ
彼の現役引退という事実が、ひとつのトリガーとなったといっても過言ではない。
今回の「世界、アジアの旅」における3軸、旅・サッカー・ブログについて、「それって中田英寿と一緒じゃん」と突っ込まれても致し方ない。
ここでひとつ、僕なりの解釈に基づいた、中田英寿のライフスタイルについて触れてみたい。
彼はTAKE ACTION FOUNDATIONという財団法人設立に関する記者会見を開いた。
記者会見の動画を含めた記事はこちら。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/other/text/kaiken/200901220018-spnavi.html
動画を見てみると、時折緊張からか、微妙な笑みを浮かべるシーンもあったが、それ以外には聴衆を前に堂々とプレゼンを行い、良い意味でビジネスマンとして完全に変貌したことが窺える。
こんな沈着冷静に、新規事業のビジネスモデルをテーマにして、プレゼンテーションができるサッカー選手は他にいるだろうか。
Life After Footballという標語についても、僕は非常に共感するものがある。
僕も現場で死に物狂いで働く経営コンサルタントにとって、次なるセカンドキャリアをどう描くかという命題について、この世界、アジア旅の経験を経て、ひとつの結論を導き出したいと考えている。
彼の生き様を見ていて、人それぞれ色々な捉え方・感じ方をすると思われるが、僕が感じる中田英寿の凄さは、彼独特の「人生のバランス感覚」にあると考えている。
ある分野においてプロフェッショナルの域に達した人間は、得てしてその領域に没頭する傾向にある。いや、プロの世界の厳しさ故に没頭せざるを得ない、という表現の方が妥当かもしれない。
しかし、彼、中田英寿は、2006年7月、まだまだ現役を続けられる年齢にて、あっさりと「プロ」という肩書きを捨てた。
様々な著書で彼の人生観が描かれているが、それらの中でもひときわ目立つ彼の価値観、それは「サッカーが全てではない」という考え方。(金子達人著の28年目のハーフタイムの文面においても、当時19歳だった中田英寿は「サッカーが全てではない」と断言している)
最終的にはサッカーに紐付いたビジネスモデルに彼は辿り着いたわけだが、プロサッカー選手という枠に留まらず、サッカーとビジネスを融合させた新しい「スタイル」を生み出そうとしている彼の姿勢は、人として学ぶべきところが多大にあると感じている。
僕はプロでも何でもないが、僕も僕なりに「プロ」を目指し続けるのではなく、半生を終えるのではなく、「半年旅人・半年傭兵」という自遊人ライフスタイルの確立に向け、世界アジアの旅を通して、ひとつの答えを得ることができれば本望である。
TAKE ACTION +1(PLUS ONE)
最初はまた、ベタなキャッチフレーズで攻めるねーと感じていたが、彼の今日のプレゼンを動画で見て、なにかできること、ひとつ。という標語こそ、僕らの人生に心底響いてくるメッセージ性が込められているように感じた。
さて、僕らも行動を起こしますか。
WATA
iPhoneからの投稿
