私、前の仕事辞めたんですが、もう仕事せずノンビリ過ごそうかとちょっと考えていたのに、、気づいたら何やらやってる(笑)
この歳にして(どの歳?)初めての試みをするんです
で、5時間くらい準備、練習をやって、
さっ!気が済んだ。帰るぞ。
ずっと気になっていた、美味しいと評判のクレープ屋さんのクレープをテイクアウトして、
最寄りの駅へ。
そこは無人駅です。
待ってる人は7~8人はいたかな?
空いている椅子に腰かけて、私はひたすらメルカリ検索・・
今日のお目当ては「月桂樹 苗」です!
目をつけて「いいね」していた安価な月桂樹がいつの間にかSOLD OUTしていて、
新たな商品を探していたんです。
と、私の隣の空いてる椅子に男性が腰かけてきました。
高齢のご婦人と、私の間にひとつ空いていた椅子にです。
でも、なんの気にもならず、メルカリってました。
すると、、
隣から
「すみません、、、、
あの、すみませんっ」
ん?私?
二度言われて振り向いた私。
声をかけてきたのは、隣の椅子に座ったおにいちゃん。
年齢にして二十歳前後でしょうか?
可愛い感じの男の子です。
なんだろー??
「ちょっと質問していいですか?」
思い詰めたようなすがるような表情、、、
宗教か??
ちょっと答えをためらっていると
「お子さんいらっしゃいますか?」
「はい」
おっと!即答してしまった(^-^;)
彼は確信したかのように真剣な眼差しで
「あの、これは決してセクハラとかではなくて真面目な話なんですけど、、いいですか?」
は?なんだなんだなんだ?
セクハラ?
セクハラかと思われるような真面目な質問?
ちょっとどんな話か予想した
例えば、、
『こどもいるくせにセクシーな服着てますね。いいとでも思ってるんですか』
とか?
いやいや、全然健全な服装だからあり得ない。
胸元も開いてないしスカートでもありません。
私は警戒心より好奇心が増してきた。
「はい、どうぞ」
「あのー、
女性ってー、、、
排卵日っていつあるんですか?」
は?
排卵日???(‘д‘ )
・・・・・
「いやぁー、、ごめん、全くわからん」
排卵日って、なんだっけ?
危険日のことだっけ?
そういえば、そんなワードあったような、、
でもマジでなんも思い出せない(笑)(笑)(笑)
「で、なんに困っとると?(こまってるの?)」
「彼女が、、生理が来ないって、、排卵日ってどうやってわかるんですかね」
「ごめん、わからん。(@_@)
そもそも個人個人で違うんじゃない?私は排卵日のことなんか生まれてから一回も考えたことなかったから全然わからん」
↑なんちゅー回答じゃ、、
「はぁ、、ぼく、産婦人科に行って、もらってきたんです」
って、彼はまだ引き下がらずにパンフレットをひろげた。
コウノトリとか書いてあるから、これは赤ちゃんが欲しい夫婦のためのパンフレットなんじゃないか?
「このグラフは何ですか?」
「体温じゃない?」
「じゃ、この月経期というのは?」
「生理でしょ?、、」
って、君はなんなんだ?
そんなこともわからんのか?
と思っている間に電車が近づいてきた。
「彼女は病院に行ったと?」
「いや、まだです。」
「妊娠検査薬は?やってみた?」
「いや、してません」
「薬局に売ってるから。それで分かるよ。」
と説明したところで、電車到着、、
って、一緒の車両に乗るのか(^_^;)
若干混んでる列車の中で、彼はまだ続けた。
「僕が産婦人科に何回か行ったんですが、教えてくれなかったんです」
な、な、な、な、な、
なんなんだ?
ここから聞いた人は私をなんだと思うだろうか。
「彼女と一緒に病院に行けば教えてくれるんじゃない?」
「それが土日が休みなんですよね」
・・・・
し・・知るか!(心の声)(ーー;)
そこからはもう背を向けて他人のふり
をしているうちに下車する駅に到着。
まさか、、一緒に降りてこないよね?
振り返ると
軽くお辞儀をする彼のシルエット、、、、、
私、あのときメルカリで「月桂樹」を検索していたら
彼に声をかけられたんだけど、、
まさかそれが目に入ったわけじゃないよね?
しかし、なぜ私に尋ねたのか?
ちょっと驚いた出来事でした(^_^;)