イタズラされた思い出 | SORA~空模様は心模様~桑田さんに二度ぼれ

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玄関付近にイタズラされた方のブログを読んで思い出したことがあります。


ちょっと長い話になります。





これは、私の新婚時代のお話です。



私は、6月に結婚して、8月に妊婦になりました。

事件が起きたのは、息子が生まれてもおかしくない、妊娠8ヶ月くらいのころ。



その頃は、家庭の電話に、まだナンバーディスプレイ機能がなかった。

毎晩のように、夜中の2時~3時に無言電話がかかってきたりのイタズラ電話がありました。




私は、逆探知をしている演技をしたり(どんな演技や?(笑))


旦那が電話に出たりしていたけど、


何をやっても、毎晩かかってくる。



だから、留守電のメッセージをこんな風に入れました


おまえ、なん考えとっとか、暇かなー!
○○して死ね!






その後、かかってこなくなりました…(笑)








そんなある日、




あれ?




私は臨月まで仕事をしていたんだけどね



夜、帰宅するときに…



うちの表札がない?



表札…って言ってもね、アパートの玄関口の、プレートみたいなとこに挟む、名字だけの紙切れなんだけどね。



あれ?とれちゃったのかなぁ?



もう一度作り直して、玄関口につけました。




そして、翌日の夜…



またもや自宅に入るときに気づいた



わたくしの表札がない!?



旦那に話しました。



イタズラ??




その時、恨まれた覚えがないか考えました


無言電話のことも頭をよぎりましたよ




私か旦那に恨みを持つものの犯行?


結局、イタズラ電話とは関係なかったんだけどね




もう一度、名字を紙にプリントして、玄関口に。








翌日…




旦那が朝から出ていくときに




ハッと表札を見て


なか!



なんと…新しい表札をつけての翌朝に、

もう表札がなくなっていたのです!!




早朝に無くなっていることが判明…





私と旦那は、作戦を立てました



今日の晩は、二時間おきに表札がなくなってないか、外に出て点検する(冬ですよ冬!妊婦ですよ妊婦!)





そして、明け方まで犯人は現れず



予測をたてた



新聞配達??


私は、妊婦ながら、戦う決意をした



お腹に、沢山のバスタオルを巻いて、その上に、厚手のコートを着た


包丁で刺されても貫通しないぐらいの固さに着込んだ(マジで)



そして、片手に各社の新聞社の電話番号、家庭電話の子機(まだ携帯は使ってなかった)




片手に、大きなハサミ…(笑)

↑いざとなったときに戦うため





そして、その時は来た!



階段をのぼってくる足音がして、

ピタリ…とうちの前で止まった



来た!



旦那がドアの穴から外を覗いた



表札ば取ったばい!」



現行犯!





旦那がドアを少し開けて冷静に聞いた



旦那「なんしよっと?」

犯人………




私、ドアをガバッと開けた



見るからに中学生?だった




あんた!なんでうちの表札取ると?


新聞社の名前ば言いなさい!
どこね!
どこの新聞ね??


私は、ハサミと受話器と電話帳を握って

怒鳴り散らした




さっきから黙っている隣の旦那を見たら、




ブルブルと震えていた…




ますますヒートアップした私は、


犯人が、うちが取っている新聞ではなく



お隣さんや、上階に届けているA新聞だと突き止めた



犯人は、毎朝、うちの前を通るときに表札を抜き取って、4階から焼却炉につながる地面に捨てていたのだ



さらに、見つかっても全然反省してないような顔つき!


ムカつくー!!!!




朝の5時前に私がアパートの階段で声を響かせて怒鳴り散らしているのに

住民誰一人出てこなかった…(笑)




最後に旦那が犯人に一言



たかが表札でこんなに怒る人がいることを忘れないでね




って、なんなんだ???



後で旦那に聞いた


何故、震えていたのかと


そうしたら、




私が怖かった



んだって…(笑)



旦那は、かつて新聞配達少年だったので、犯人と自分を重ね合わせたのかもしれません。


それと、母となる私が
めっちゃ怖く見えたのやろね。(笑)




元々こんな私、なんやけど…

知らなかったのかもね(笑)





その後、表札は、取られなくなりました。