モテるために努力し続けた小中高大。そして現在,大学院生のひでとの記録
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お葬式に行ってきた.

 

ひいおばあちゃんの.

 

いつもニコニコしていて,とても優しかった大好きなひいおばあちゃん.

 

私が大人になり,感受性が豊かになってから初めて直面した人の死.

 

かなり高齢ではあったため,大養生ではあるが,

 

やはり死に直面すると悲しいものだ.

 

火葬直前におばあちゃんの周りに花を供えた後,

 

棺の蓋を閉められた.

 

あまりにも安らかな寝顔で,

 

もしかしたら,生き返ってくれるのではないか

 

と,その時まで内心思っていた.

 

しかしながら,棺に蓋をされたあの瞬間に,

 

もう戻れないところまで来てしまったのだと感じた.

 

涙が我慢できなかった.

 

私よりも身内な方もいらっしゃって,

 

その方ですら泣くのをこらえているようで,

 

私が泣くわけにもいかないと我慢していたが,

 

我慢できなかった.

 

もともと私は泣き虫で,中学生くらいの頃に,母に

 

「男の子が泣いていいのは人が亡くなったときだけだよ.」

 

と言われたことを今でも覚えている.

 

この言葉を意識したわけではないが,

 

その後自然と泣き虫ではなくなった.

 

泣き虫を克服したはずなのに,私は今日,泣いた.

 

そして以前母に言われた言葉を身に染みて感じた.

 

もう簡単には泣けない.

 

泣いてしまうと,この悲しみと同等以上のものに値してしまうから.