古代ギリシャ人がイタリアにブドウを伝えたのが、紀元前800年。しかし、国家としてのイタリアがはじまったのは、1世紀くらい前の話しなので、古代ローマ時代から19世紀にイタリア統一運動が起こるリソルジメント期までイタリア半島には、幾つもの公国や王立が乱立する状態だったのです![]()
イタリア統一後も、政治的に不安定な時期もあって、イタリア人がよりよい暮らしを求めて他国に移住。こうして、イタリア料理とワインが広がっていきました。
そんなごたごたした状況でも、ワイン造りは行われていたのですが、ワインの質というのが改善されたのは1980年代。品質低下が叫ばれるなか、国内の多くの醸造家が改革に乗り出したのです。
現代のイタリアワインは、最新の技術と3000年に及ぶ伝統を巧みに合体させたものになっています。ワインは、昔からあるから、既に出来あがっているものと思っていたのですが、いつも変わり続けている飲み物、なんですね~。
イタリアは覚えなくてはいけないPDOワインのDOCやDOCGは、非常に盛りだくさんで、げんなりしちゃいますが、何度も見て覚える、これしか方法はないです
新しく加わったものから順に覚えていってくださいね。
そして、その名前も、よくよく見ると、次の3つの形式のどれかに従っています。
産地:例)バローロ、タウラージ、コッリオ
ブドウ+産地:例)ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、バルベーラ・ダスティ
起源:例)キャンティ、ヴァルポリチェッラ(元々のローマあるいはギリシャの名前に由来)
PGIワインであるIGT、フランスでいうところのヴァン・ドゥ・ペイは、注目すべきDOCやDOCGが少ない南部で多く見かけます。
イタリアは、全土に渡ってワインが造られているのですが、北から南までかなり気候が違ってきます。その気候の違いというものは、緯度による違いとうよりも、高度がもたらしているものです。
そして、ブドウの成熟に地中海とアルプス山脈が影響する。イタリアは、緯度にもかかわらず、ヨーロッパでもっとも長いブドウの生育期間と最も遅い収穫時期の恩恵を受ける国です。
だから、ブドウの収穫も10月前に成熟することはめったになく、収穫時期に違いがあります。
3月から9月にかけて雨が降ることは稀で、冬の降雨が重要になります。
イタリアで問題となるのは、雨が降らないということ、これには緊急灌漑システムで対応することはできますが、雹も最大の脅威です。