子どもの塾から配布される冊子に、子育てのQ&Aが載っていました。
忘れ物が多い子はどうしたらよいか、という項目内に、
親が考えた対処法では、
忘れたり、失敗した場合に、
「お母さんが言った通りにしたのに(-з-)」となりがちですが、
自分で考え、
それでも勘違いして別の物を持っていってしまったり、
忘れ物をしたならば、
自分自身で反省して、考え直す、ということです。
また、なぜ忘れ物をしてしまうのか?
その原因を探り、
対策も、
紙に書いて玄関に貼る、
前日準備を終える、など、実践しやすい方法を、
子ども自身が決めるのがよい、とありました。
そして最後に一言、
親が先回りして準備したり、「○○は持った?」と声をかけていても、忘れ物は減りませんよ。
(青字=原文)
と、書いてありました。
その最後の一文を読んで、
「どんな人が書いた文章なんだろう?」と思い、
確認したら、尾木ママさんでした。
最近、とりわけ体罰問題がマスコミで取り上げられるようになってから、
よくTVや新聞などに出ているのを見ていましたが、
あまり話の内容などは聞いたことがありませんでした。
でも、子育ての現場のことをよく知っておられるんだな!と、
その一文から、
特に、忘れ物は減りませんよ、という言葉から感じられて、
ちょっと見る目が変わりました。
怒っても、注意しても、叩き込んでも、よく見てあげていたとしても、
子どもに関わらず、
人間は、自分が気付かなければ、
変われないことが往々にしてあるように思います。
発破をかけて、本人が変われるということは、
変わりたい要素が、その人自身の中にあるためではないかと思います。