仕事がらみで出会う人々は、
個人事業主のような立場の方が多くなりますが、
やはり、みなさん、社長さんという立場にあるので、
お金の流れにはとても敏感です。
うちの職場にしばしば遊びに来ている、元信者のAさんも、
その内、うちの会社の取引先の某社長と知り合いになりました。
その後、某社長が、Aさんの不在の場所で、Aさんの性格について話をしていましたが、
ほぼ面識のない某社長が、Aさんのことをよく言い当てていたので、驚きました。
身なりやら、お金の使い方などから、Aさんのことをよく観ていたようでした。
Aさんは、信者時代は、一般信者よりは立場がある人物だったので、
教会員ならば、色眼鏡をかけてみて、
無条件に、立派な人、と言ってしまうかも?と内心想像してしまいました。
さて、その某社長ですが、
お酒を飲むと豪快になり、口も悪く、少々ちゃらんぽらんに見えますが、
何度か行動を共にしましたが、
抑えるところはしっかり抑えているようです。
より、自分で自分の生計を支えていかなくてはならない事業主の性なのかもしれませんが、
商売がらみなどの、ポイントとなるべき事柄に出合うと、
目付きがさっと鋭くなります。
他国のことはよくわからないのですが、
日本では、お金に関する教育や、お金の話をオープンにすることを
恥ずかしいと思う風潮があるように思います。
また教会内でも、
お金にこだわる人や良い物を買う人を、
お金に主管されている(振り回されている)などと表現して、
一般信者の間では、お金がないことを美徳としている傾向もあるようです。
しかし
国家や教会などの団体におけるお金の流れや、
個人のお金の使い方から、
その団体や個人が、更にもっと理解できるとも言えると思います。
私も、勉強不足の立場で、多少知った程度で書くのは気が引けますが、
それでも、
会社あるいは個人事業主とのやり取りで、
お金の支払い方にクセのある企業、
~例えば代金の一部を別の品物と交換など~は、
財政状況が思わしくないとか、
まぁ、言葉で書いてしまえば、
「当たり前ジャン!」という内容ですが、
そんな経理関係の本から得た知識が、
結構、現場でのやり取りを見ていてもそうみたいです。
そして、なあなあになり易いケースというのは、
得てして、人との付き合いにも問題が生じやすい傾向があるという、
ケースに数件出合いました。
お金の使い方というのは、
論より証拠みたいなもので、
浪費している、
倹約している、
だけではなく、
もっと細かく観ていけば、
その人物や団体を理解するのに、
有効なツールとなりそうです。
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