人間はあまりに一つのことに集中してしまうと、

視野に入るくらいのものも、失念してしまうそうです。

速読のビデオで見ましたが、

読むべき文字に集中すると、

横の文字さえ目に入らなくなるそうです。



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親しい統一教会員の中で、

お子さんが既に教会内で結婚をされているケースがないため

よく分かりませんが、

未婚のお子さんをお持ちの教会員の方は、

結婚問題について、少なからず気を揉んだり、思い悩むことがあるのではないかと思います。

私もかつてそうでした。


自分の場合は、

教会内において教祖を仲人として結婚すると、

私自身が決めていたので、結婚自体に問題はありませんでした。

しかし私の子どもとなると、また話は別です。

教会では、会員同士以外での結婚はあり得ない、となっていますが、

それは教理を受け入れた上で成り立つ話です。

私の子どもだからと言って、自分の所有物ではなく、

本人が選択した上で、教会での結婚が成り立つと思ってきました。


とにかく純潔教育がなされている教会ですので、

ともすれば祝福=結婚をすることがゴールと思われる節もあります。


現に、

つい最近ですが、

「パープルさんも教会に行ってなかったとしても、

2世(教会で結婚をした夫婦の子ども)のことは考えてあげてね。

ある意味、私たちはもう終わっている・・・というか、

どうでもいい立場だけど、

2世はこれからだからね」と、信者さんに言われました。


でも信仰は、生涯をかけていくものですし、

魂の修練も、それこそ生涯学習です。


なので、話を聞きながら、

そういう風に受け止めている信者さんが、

意外に多いのではないかと、思いました。


なぜなら夫婦仲が大変なカップルの問題はおざなりになりがちであり、

というか、ほとんど自己責任みたいになりがちですが、

青少年の祝福に対しては、躍起になっている、

そんな印象が、正直ぬぐえません。


・・・結婚式や新婚時代は、

長い結婚生活から見たら、ある意味、一瞬だとも考えられます。




そんな大事な、一大イベントの教会の結婚式ですが、

結婚をした場合、世間一般に漏れず、配偶者側の家庭と親戚付き合いが始まります。


同じ思想を持った家族同士なので、

うまくいくのかもしれません。


しかし信仰観や教会に傾ける情熱の温度差が両家にあった場合、

結婚をする本人たちも大変でしょうが、

親族関係となった人たちにとり、

これまた大問題になるんだろうなぁと、

思わざるを得ません。

特に教祖亡き今、

分派が生じてしまっており、

同じ分派同士結婚すればよいかと言えば、

それはどうか分かりません。

なぜなら今の分裂状態が最終段階ではなく、

まだ過程であると、十分に考えられるからです。









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