前回の記事は掃除の話でしたが、
今日も、少々、掃除の話です。
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私の子どもが幼稚園を卒園した後の頃の話です。
幼稚園で知り合った母親(Eさん)と、親しくなりましたが、
ちょっとした行き違いが、子どもの卒園後に生じました。
中々地域に打ち解けられないという思いがあったので、
当時の私は、結構、被害妄想が強くなっていました。
そんな折、何度かの偶然が重なり、Eさんからの連絡が途絶えてしまい、
私は、意図的に連絡をもらえないのだと思い込んでしまいました。
その時に、Eさんとの共通の知人、幼稚園のF先生を訪ねました。
F先生は、とても地味な先生です。
3年の付き合いがあればこそ、なおかつ、
私の子どもの中に、一筋縄でいかず、非常に手のかかる子どもがF先生のクラスとなった経緯があり、
そのゆえ、通常より多く、先生とのやり取りをしてきたため、
F先生をすばらしい人だと思うようになったのですが、
そうでなかったら、
特にこのような感想を持つことはなかったと思います。
F先生に、Eさんとの経緯を話すと、
「Eさんならそんなことないよ、パープルさん」と明るく言われ、
次の話題に移っていきました。
しかしすっきりしない私は、更にEさんの件を繰り返そうとしました。
するとF先生は、
「パープルさんは、今、引越しをしてしまって、
周囲にかつての知り合いがいなくなってしまい、
1人になっちゃったから余計そんな風に思ってしまうのよ。
何か行き違いがあったはずだってば」と言い、
それでもグチグチしている私に、
「パープルさん、そんな風に考えちゃダメ!」と言って、
いきなり例え話を始めました。
「車の中が汚いのがイヤだから、ポイッと窓から道路にゴミを捨てる人もいる。
街が汚れたらイヤだから、
外のゴミを拾って、自分の場所にゴミを持ってくる(拾う)人もいる。
でも“きれいにしたい”というのは、どっちも一緒なんだよね」と言いました。
「外にゴミを捨てたら、外はゴミだらけになるよね。
外のゴミを自分の所へ持ってきたら、自分の所が汚くなるよね」
そして、
「でもどっちも一緒でしょう?
自分の車をきれいにしたいか、
街をきれいにしたいか。
どっちもきれいになる行為なんだから」と、続けました。
それから、
それまでにも親同士の付き合いの話が出ていた関係から、
「私やパープルさんみたいに、
お母さん同士、(一個人として)仲良くしたい人もいるけど、
子ども同士が友達だからという理由だけで、そのお母さんと仲良くしたい人もいる。
でも、どっちもいいのよ。そんなに限定して考える必要ないし、
全の面で一致して、友達にならなくてはいけないっていうわけでもないしね」と言いました。
Eさんの話をしていたところに、
突然、ゴミの話が出てきたので、
私は、「はあ??」と内心思いました。
(※はあ?は呆れた意味ではなくて、頭が切り替えられなかった意味です)
帰宅後、F先生は、さて、一体何が言いたかったのだろう、と考えてしまいました。
多分、私はEさんのことで、結構凹んでいたので、
頭が簡単に切り替えられなかったのでした。
少し時間が経つと、
ようやくF先生の意図とする内容が理解できました。
文章が長くなりそうなので、
続きは次回にします。
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