おはようございます。
「なないろ」 の溝上 寿子(みぞかみ ひさこ)です。
ヴァッカイという人を知りました。「ヴァッカイ」という題名の、声楽の練習曲集を作った人です。
趣味で声楽を学んでいるのですが、最近つくようになった先生に薦められて入手したんです
「長々とした退屈な練習をみんな嫌がるので、少しでも楽しいものを作ろうと思い至った」
巻頭にこんな言葉が。日本語版の編者の何てことない挨拶文と思いきや、最後の署名を見たらヴァッカイ本人の言じゃないですか。1833年のロンドン。思わず私がロンドンにいて、乗り物でほんの10分行けば彼の書斎に着けるような、そんな身近な感覚になりました
次に編者の上浪明子先生の言葉。戦後に学生だった先生の、日本の声楽教育の現状への悩み(『「歌は内容が大切で、声はどうでもよい」というような粗削りな教授法』)から、イタリア人の先生の元で得た爽快感を信じて、周りにバカにされようとも発声法を研究し、50年後の日本の状況に「私の夢はかなえられました」と感慨を持つまでを語っておられます。
ヴァッカイ、上浪明子先生それぞれの「私はこれをやりたい!」が形となり、私の元へと届いたことに、感激しました。
じゃあ私たちが(例えば20歳の頃に)周りがどうであろうと信じたことって何で、その50年後に自分自身が創り上げた何を見て感慨にふけるのでしょうね。
皆さんの、自分自身にとっての真実がわかり、決断・実行・収穫の喜びが実現できることを願っています。
私は今とは違う人生で、ヴァッカイとともにロンドンで過ごしていたかもしれません
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