昨日までに支払いたい会社の税金があった。
昨日の午前中の時点でそのことを伝えたのに、何も反応してくれなかった。
「あんた達(彼と私)がこの会社を、やれるもんなら、やってみればいい。
その代わり来年の決算に赤字を出したら、即会社は閉める。」
と、言っていた。
通帳も印鑑も現金も渡してもらえなかったら、どう会社の入出金を管理して行けばいいのか。
今日のお昼休みに母から、
「銀行はいつ行くの!昨日までの支払いもしないで。代表者はまだ私なんだから、払うもん払わないと恥ずかしい。仕事って言うもんは、こう言う事をきっちりやるって事。わかる?」
と、従業員や彼のいる前で言われた。
その時、従業員と目が合って、目で慰めてくれた。それはありがたかった。
「昨日の時点から通帳も印鑑も渡してくれなかったら、どうしようもないよね。」
と、いうのが精一杯だった。
それでも母は、娘に対して罵倒し続けた。
前日、彼と少しでも頑張ろうと、一時間だけ残業した。
その事を、
「遅くまでやったって大してかわりやーしない。」など、もっといろんな言葉で罵倒され続けた。
銀行の話はどこへ行っちゃったのか。
と、あっけに取られていると、
机の上に.大事な、通帳と印鑑を乱暴に差し出してきた。
その後、私は抑えきれない感情を、事務所のドアをバタン!と、きつめに閉めて抑えた。
銀行へ行く途中、泣けてきた。
どうして、こんな親の元に生まれてきたんだろうか…
