今回のヘルパーさんのコロナ感染で事業所の所長さんとお話しした時、微熱と言う症状を軽くみている事に驚いた



「こちらの考え方が甘くてすみませんでした」…所長さんからはそんな言葉が返ってきた



今後のヘルパーさんたちの体調管理について話し合って頂いて、方針を教えて欲しいと伝えたが果たしてしっかり返答があるだろうか…



たとえ返答があったとしても、今の私の心境としては信頼できないと言うのが本心だ



それだったら、息子に関してヘルパーさんの体調管理をこれこれこうして欲しいと書面にして、しっかりと確認を取った方が良いかもしれないと考えた



しかし、雛形も何もなくどんな内容にしたら良いかパッと文章も浮かばないため、今日の午前中、お世話になっている訪看さんに電話で相談してみる



訪看さんはこの所、他の事業所の感染対策を目にする機会があり、それぞれの事業所でその対応や考え方の違いや、感染について理解の程度も様々な事をまさに肌身で感じているらしい



それに加え、今回の息子の身に起きたトラブルについても真剣に受け取って頂いているのが有り難かった



訪看さんは「体調が悪い時には訪問を控えて下さいと言う内容で、お互いに協力し合って在宅でのこうちゃんの生活を大切にしていきたいと言う想いを入れて、相手側に悪い印象を与えない文面でないといけないですね…それ、私がたたき台を作るので、ママはそれを雛形にして仕上げてみてはどうですか?」と言ってくれた



そして私が2年前、コロナ禍の始まりの頃に数カ月間、自宅でのケアを全てキャンセルし、一人で息子の介護をしていた事を話す訪看さんのお声には電話越しに涙なさっているのを感じられ、私も思わず泣いてしまった…



最近、コロナ感染への恐怖に追い込まれていたので泣くのを忘れていたような気がして、電話を切った後、本当に久しぶりに嗚咽が止まらなかった



泣くのはストレス発散になると友人が言っていたが、その通りで泣き終わるとそれまでヘルパーさんを再開する不安でいっぱいだったのが、何とか安全にケアをしてもらえるように頑張ろうと思えてきた



午後になり息子の体を拭き、パジャマの着替えをしていると息子の頬に顔を寄せたくなる



お互いマスクをして、出来るだけソーシャルディスタンスを保つ生活をしているため、息子の体に寄り添えないのが寂しい



息子にくっつくのはもう少し我慢しなくちゃと思いながら、新しいパジャマを着せようと息子の体を横向きにしてパジャマを手前へ送る時、かなり息子と密着する



その瞬間、何とも言えぬ満ち足りた想いで心が溢れてきた



今まで何度も繰り返してきた、こんな動作に感動するなんて…



涙を潤ませながら息子の背中を擦り、そのひとときに感謝した






コロナ禍が過ぎ去り、世の中の人たちが皆、何の不安もなく大切な人を抱きしめる事ができますように…





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